男爵「さて、話を割ることになるが・・・」
戦闘時間終了、これにて代理戦闘決着です
翔平「ん?」
男爵「今残っている本郷翔平、光炎ユウ、星川玲斗のウォッチは全てセレナチームの物だ」
セレナ「え・・・そうなんですか」
男爵「よってセレナチームの優勝とする、おめでとう」
セレナ「別に誰が勝とうが関係ありませんよ」
男爵「ほぉ」
セレナ「ひとつ頼みがあります」
男爵「頼みか・・・なんだ」
セレナ「まもなく到着する者の話を聞いて頂きたい」
男爵「ふむ・・・お、あれか」
キキーッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼
レイン「雑な止まり方だな」
カチャ
坂城「ゲホッ・・・あほかテメェ‼‼‼‼‼」
磯谷「急げっつったの坂城じゃーん」
エレン「どのチームにも頭おかしい運転するやつは一人はいるのな」
シオン「おいお前ら、待たせてるぞ」
レイン「坂城、完成したか?」
坂城「そうらしいっすよ」
セレナ「らしい?」
カチャ
男爵「意外な奴が来たな」
亜門「お前・・・ラビットか‼‼‼?」
ラビット「もし壊れたらどうしてくれる、何て危険な運転するんだ」
磯谷「しゃーねーじゃーん」
ラビット「久しぶりだな亜門」
亜門「そうだな」
男爵「彼らが・・・なんだ?」
坂城「俺も詳しくは分かんないんだわ、説明頼むよ」
ラビット「なぜ
Vセッテが生まれているか、それは・・・」
レイン「ストップ、学術的な感じで説明されても分からん」
セレナ「要するに分かりやすい感じで説明してもらえると助かります」
ラビット「あぁ分かった、Vセッテによって何が行われるか、それは常時生光を男爵殿に献上しているんだろ?」
疾風「そーね」
ラビット「男爵殿はその生光を私用し使っているわけではなかろう、どうやら世界の地盤に使っているようだ」
男爵「まぁ近年、プレートの地殻変動が激しくてな・・・君たちの生光はそれを動かすのに利用している」
鮫島「んな事に使ってたのか」
彩香「規模が違う・・・」
ラビット「まぁそれは置いといて、金輪際Vセッテを出さないには大量の生光を提供し続ければいいんだな?」
男爵「簡単に言ってくれるな、彼らからどれほどの生光を回収しているか知っているか?」
ズドーーーーーーーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
進也「うわ‼‼‼‼」
レイン「何だこりゃ・・・」
翔平「何つう威力・・・」
男爵「今のは私の呼吸の様なものだ・・・まぁVセッテ全員から5秒で回収している程度だな」
エミ「規模が違うって何度も言ってんじゃん」
ラビット「心配いらない、今から生光循環システムについて説明しよう」
亜門「循環?」
ラビット「本来生光は人の体で常時生産されているものだ、この世に生まれた時点で生光は消費し続ける」
ラビット「そこで貴様らの持つ黒い炎の様な力を利用させていただきたいのだ」
死門「俺らの力で・・・何を?」
ラビット「
SADの瞬間移動は行われた直後に少し速度が上がっていた、エネルギーが増えているという事だろう」
ラビット「それを活用する、多量の生光を瞬間移動させ続けて増やし続けるのだ、それも莫大な量をな」
ラビット「計算上の数値では5分で2倍、10分で4倍になるはず・・・どうだ?」
男爵「ふむ、それがもし本当に可能であれば、採用する価値はある、ただこれには死門たちの協力が必要不可欠だ」
死門「・・・」
レイン「簡単に従うわけねえだろ」
男爵「SADについて少し語ってもらえるか?・・・初代緑のVセッテ・・・ニュートン」
亜門「ニュートンって・・・あのニュートンか‼‼?」
セレナ「まさか・・・万有引力のニュートン‼‼‼‼?」
死門「下手言ってこいつらを混乱させるな・・・確かに俺はそのニュートンだ」
進也「学校で習った・・・そんな有名人がなんで・・・」
死門「なぜ・・・それはレイン達と同じさ・・・こいつの罠に嵌ったんだ」
死門「そしてお前らと同じように代理バトルを行った・・・結果は・・・死んだよ・・・初代Vセッテは全員な」
死門「だが・・・俺は死ななかった・・・男爵への恨みだけでこの力を得て生き長らえたんだ・・・」
翔平「恨みねぇ・・・」
死門「あぁ・・・そして二代目以降のVセッテにも力を注入することで同士を増やした」
死門「だが他人を自分の力で生かすのが案外難しく、死なせてしまった者の方が多かった」
死門「そんな頃だ・・・初めて自ら力を目覚めさせて生き長らえたVセッテがいた・・・それが死千だ」
レイン「あいつか」
死門「死千のお陰で俺は研究に専念することができた、そして瞬間移動と透過を発見、死千は死千でVセッテの残骸を回収してきてくれた」
死門「そして男爵の後を追う為に、世界中の無法者の監視を行おうと考え、
国際連合と提携を結んだ」
華凛「それで大監獄プリズム・フォールの看守を・・・」
死門「それ以降は死千が仲間を増やしつつ男爵を追い続け、俺が研究を続けた・・・ラビットと言ったな」
ラビット「あぁ」
死門「俺が発見出来なかった方法を見つけるとはやりおる・・・俺が天才と呼ばれたのも、遠い昔の話のようだな」
ラビット「おいおい、勘違いすんな・・・・・・モノを開発した者と、それを利用して発展させた者とでは意味が違う・・・あんたはいつの時代も天才さ」
死門「嬉しいねぇ・・・」
ラビット「それより、可能なんだろ、この循環システム」
死門「無論可能だな」
男爵「あっさり引き受けるわけなかろう」
死門「いや・・・やろう」
レイン「‼‼‼?」
亜門「意外だな」
死門「俺の目的はSADの哀しみ・・・すなわちVセッテの哀しみを無くすことだ・・・協力しないハズが無い」
男爵「つまり・・・ここにいる全員の生光を循環装置に込め、死門の力で回転させ、作られた生光を俺が世界中へ回すと」
ラビット「お前の生光は今のVセッテの解放に使ってもらいたい、生光を込めるのはここの人間に任せよう」
男爵「なるほど・・・本来Vセッテを解放するのは俺にも不可能だが、出来る限りやってみよう・・・ただ、急いだ方がいいな」
ラビット「ん?」
亜門「俺らの寿命が・・・近いって事だな」
レイン「今デルタから連絡が入った・・・志保が倒れたらしい」
男爵「やはり彼女は幼すぎた・・・まぁ心配いらない、死んだわけではないからな」
セレナ「私は特に何ともないが・・・確かに苦しそうですね、レイン」
レイン「うるせぇよ」
進也「じゃあ・・・早くやろう‼‼‼」
坂城「あぁ‼‼‼」
翔平「んー、今いち分かんねえけど・・・」
竜「要するにあの装置に生光ぶち込みゃいいんだろ、簡単だ」
ユウ「っし‼‼‼お前ら、裏社会の意地見せたるぞ‼‼‼」
アイ「暑苦しいわ・・・でもやるっきゃない‼‼‼」
ラルク「テメェら、さっさと準備しろ」
冴島「当たり前だ‼‼‼」
玲斗「亜門氏にはまだボックスを頂いてない・・・いったん救います」
華凛「はい」
紫竜「船長死なせるわけにはいかねえからな‼‼‼」
ケイ「ったり前よ‼‼‼」
ナギ「ハァ・・・ハァ・・・何やら楽しそうですね」
デルタ「俺らも混ぜろ」
セレナ「ナギ‼‼‼何をしてるんですか‼‼‼」
ナギ「あなたを救う・・・それだけです」
翔平「デルタ‼‼‼」
デルタ「姫の為ならこの命・・・落としても構わねえ」
男爵「では急ごうか・・・指揮は誰がとる?」
レイン「ラビット、お前がまとめろ」
ラビット「では全員・・・発射‼‼‼」
コオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
男爵「では次は死門、頼む」
死門「あぁ、任せろ」
デス・ゲート‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ラビット「これは逆にまずいな・・・生光量が多すぎてパンクしそうだ」
亜門「問題ない、俺を誰だと思ってる」
ラビット「助かったよ亜門」
男爵「なるほどな・・・確かにこれなら今後Vセッテはいらないかもしれない」
亜門「俺らの件、何とかなるか?」
男爵「何とも言えないな、今からやるが少々時間もかかる、1時間待ってくれ」
男爵「あぁそれと、代理バトルに参加してくれた方々の傷、すべては無理だがある程度回復させてやる、Vの件の後でな」
セレナ「そんなこともできるんですね」
最終更新:2014年05月03日 20:39