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207話「友好の証」

翌朝、鶴岡公園


男爵「さて、チームの皆さんのお加減はいかがかな?」

レイン「おかげさまで瀕死だった奴ら以外はピンピンしてるが・・・」

セレナ「私たちのブレスレット外れませんね・・・どういうつもりですか?」

男爵「それは誤解を与えたな、君らはもうVセッテの任を解かれているが、そうそう早く元には戻らない」

鮫島「要するに今このブレスレットは拘束具ではないんだな?」

男爵「その通り・・・ほかのHOLDERと同じく生光を大量に射出できるだろう」

疾風「そんで何の用なんだ?」

男爵「君らの経過を聞きに来たんだ、志保姫はいらっしゃってないようだが・・・」

ミナト「まだ気を失ったままだ・・・でも脈は安定してるってさ」

男爵「では私はこれにて」

レイン「礼は言わねえからな」

男爵「結構だ♪」














鶴岡病院


翔平「まだいていいのか?こんなにピンピンしてっけど」

ケイ「らしいぜ」

カチャ


ミナト「たっだいまー」

伝氏「Vセッテも後遺症は無さそうだな」

レイン「ま、そうだな」

ミナト「シン、ナギ、ちょっといいか?」

進也「え・・・あ・・・うん」

ナギ「大体察しはついてますが・・・何ですか?」

ミナト「とりあえず怪我大丈夫か?」

ナギ「男爵のお陰で・・・何とか」

進也「うん・・・俺も」

ミナト「じゃあ本題だ、お前ら裏社会機関同士で今後も戦い続けるか?」

進也「俺は・・・なくしたい・・・」

ナギ「まぁ無い方がいいのは確かですが、成り行き次第でしょう」

ミナト「俺もまだSEASを自由に動かせるわけじゃないんで今すぐとは言わないけどさ」

ナギ「今後3人ともがきちんとボスになったらその時、平和を目指しましょう」

進也「うん」

ナギ「ただし継ぐまでは現ボスの部下、命を受ければ攻撃しますよ」

ミナト「もちろんだ、のぞむところだっつーの」

進也「え・・・」

ミナト「じゃあまあこれはしばらく経ってからってことで・・・俺らは帰るよ」

紫竜「そうだな・・・そろそろ9代目から呼び出されそうだ」

ケイ「まぁ患者はいっぱいいるけど他にも医者はいるからな」

進也「もう行っちゃうの?」

レイン「行っちゃうの?って・・・まるで友達だな」

進也「友達だよ‼‼‼」

シオン「じゃ、まーたな♪」

エミ「レナ達はどうするの?」

レナ「んー・・・デルタとデンがまだ回復しきってないからまだかな」

クロ「あれ、猛は?」

月光「先帰ったよ、相変わらず忙しいやつだよな」

セッド「月光も行くの?」

月光「あぁ、とりあえず顔見せて来るよ」

ミナト「っと忘れてたー‼‼‼」

翔平「ん?」

ミナト「おーいクインテットー」

デルタ「何?」

ミナト「これ、お前らに預けるよ」

進也「それって確か・・・」

伝氏「WINGネックレス‼‼‼‼」

ミナト「お前ら2人とも活性だから残念だけど1つしかないんだわ」

デルタ「いやちょっと待て、これはSEASのボスチームが引き継いでる物だろうが」

ミナト「んな古臭い行事に付き合う気はねえよ、お前らとの友好の証ってわけ」

紫竜「ったくこいつは・・・」

伝氏「だけど、んなもんそう簡単には受け取れねえよ」

ミナト「お前らが受け取りたいかそうじゃないかは関係ないよ」

彩香「え?」

ミナト「俺はお前らがこれを持ってなきゃ嫌だ‼‼‼‼」

ケイ「何じゃそりゃ・・・」

竜「まぁくれるってんなら貰っとけばいいだろ」

デルタ「ポケットティッシュ感覚で貰えるわけ・・・」

伝氏「あぁ分かった、ありがたく貰っとくよ」

デルタ「おい‼‼‼‼」

ミナト「サンキューな」

伝氏「おう♪」

ミナト「残った5個なんだけど、俺はVブレスレット持ってるからいらないから翔平のチームに3つやるよ」

翔平「俺はそんなん持ってても出せる生光量限られてるからいらねえよ」

ミナト「まぁ使えなくてもいいじゃん、持っててよ」

翔平「それに、俺は生涯このネックレス以外のネックレスはしないって決めてんのさ」

エレン「そういやいっつも付けてるよな、それ」

クロ「そんなに大事な物なのか?悪いがボロボロに見えるぜ」

翔平「まぁ・・・形見だからな」

シオン「え?誰の・・・」

竜「まぁ根掘り葉掘り聞く事でもないだろ」

ミナト「じゃあ翔平いらねえんなら竜には武力、クロには鎮魂やるよ」

クロ「確かに俺は鎮魂属性だが実践レベルじゃねえよ」

ミナト「鎮魂を持つ人は少ない、だからお互いに引き合うって言うよな・・・赤羽レンと出会った事だってお前の鎮魂の強さがゆえだと思うけどな」

クロ「・・・そうかもしれねえが・・・」

竜「俺は貰うわ」

クロ「・・・まぁそれなら俺も貰っとく」

ミナト「紫竜が増殖、ケイが速度、あと俺が特殊属性持ってっから」

ケイ「用が済んだら行くぞ」

ミナト「おう‼‼‼‼」

デルタ「さて、俺らも行くぞ」

翔平「大丈夫なのか?」

伝氏「動くくらいなら何ら問題ないさ・・・ねぇ夏希ちゃん」

夏希「まぁ・・・動くくらいなら・・・」

レイン「ゆっくりして行けばいいものを・・・」

志保「みなさん、せっかちなんです♪」

レイン「志保」

志保「はい・・・」

レイン「・・・・・・いや、元気でな」

疾風「何じゃそりゃ・・・」

鮫島「はっきりしないやつだな・・・」

カチャ


セレナ「らしくないですね、レイン」

レイン「俺は心配なんだよ・・・マサが死んだのは知ってたが、立場上行くことは出来なかった・・・」

疾風「そりゃ俺らもさ」

レイン「あの家系は代々早死にすると聞いた・・・今回の件であいつはかなり衰弱してただろ、最後も笑ってはいたが無理しているのは間違いない」

冴島「そういや亜門はどうした」

坂城「ラビットと飲みに行ったよ・・・そのまま行方を暗ましてる」

赤羽「唯、長く学校を空けすぎた、戻るよ」

唯「あ、はい」

玲斗「私たちも帰りますかね・・・そういえばクッキーの消費期限が今日まででしたね」

進也「赤羽さんも玲斗も帰っちゃうの?」

赤羽「君らと違って僕はこの戦闘で醜態を晒しただけだ・・・帰る」

玲斗「君たちこそここでゆっくりしていていいんですか?来週が卒業式らしいじゃないですか」

進也「あー‼‼‼‼‼明日予行練習だ‼‼‼‼‼・・・ってか赤羽さんとか玲斗って年上じゃないの?」

赤羽「僕はもう卒業してるよ・・・校長に頼まれて平和維持を務めてるだけ」

玲斗「歳は上ですが、ジャパンには単位というシステムがありましてね、中学以降は学校へ行ってなかったのでまだ1年生です」

レイン「セレナ、お前らどうすんだ?」

セレナ「今夜北極に向かいます」

ナギ「北極支部ですか・・・」

拓海「楽しそー‼‼‼」

リキ「遊びに行くわけじゃねえからな」

疾風「俺らも今晩ヘリが来るんだー」

ユウ「UBのヘリに俺らも乗る、ホントはシンの卒業式見たいんだけどさー」

進也「そっか、仕方ないね」

鮫島「俺は一応お前らの非常任講師だからな、残るよ」

レイン「じゃあ今夜うち泊まれよ」

鮫島「じゃあそうさせてもらおうかな」














鶴岡上空


竜「・・・何だか嬉しそうだな・・・翔平」

翔平「まぁ嬉しいね・・・」

デルタ「あいつか・・・神崎進也」

翔平「そーそー、今は俺より弱いけど・・・・・・次に会った時が楽しみだ」

クロ「へぇ、そんな風には感じなかったけど」

翔平「少なくとも・・・フォース・シュートとあいつの衝撃波が当たった時はそう思ったね」

伝氏「まぁそうかもね・・・BLOODの次期ボス候補だし」

夏希「聞いた話ですけど、彼は1年ほど前までただの落ちこぼれ中学生だったとか・・・」

エレン「たった1年で星川玲斗、ラルク、鈴原ナギを倒してるのか?」

レナ「確かにそう考えれば凄い強いのかも・・・」

クロ「そういや俺らにも帰還命令が出たぞ」

竜「30分早けりゃミナト達の船に乗れたのにな」

エレン「それじゃ俺らの船を三重に置いていくことになるじゃねえか」

彩香「ていうか9代目は今うちの基地にいるんじゃないの?」

志保「既に別の兵が来てくれてるみたいですよ」

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最終更新:2014年05月10日 13:09