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244話「ロートと矢崎」

戦闘中 戦闘不能
進也、レイン 坂城、雪希、刃
玲斗、華凛、月光
ラルク、冴島、レーブ、キラー、佐吉、疾風
鮫島 ユウ、アイ、フレイ
ミナト 紫竜、蒼太、ケイ
翔平、竜、クロ、夏希
デルタ、伝氏
ナギ、セレナ 拓海
アーク、大雅、ラティ 陽菜
黒綱、百合、ロット、アミィ



1920年、BLOODイギリス本部


部下「ボス・・・客人が来られてますが・・・」

ロート「客?俺にって事は貿易会社じゃなくて、自警団の俺に用ってことか」

ガチャ


矢崎「何だよロート、随分と偉くなってんな」

ロート「ザッキー‼‼‼今や少将だもんなぁ」

矢崎「国連上層部もお前の事を気にかけていた、なぜ消息を絶っていたかは知ってる、両親が戦争で亡くなったんだってな」

ロート「あぁ、別にもう気にしてねえよ・・・だけど・・・俺は知ったんだ、国連にいちゃ守れねえ物もあるって」

矢崎「何言ってんだお前・・・」

ロート「特にこの辺りは酷かった・・・だから俺らは自分らで自分らの地を守る事を決めたんだ・・・」

ロート「だけどそれには金と軍事力が必要だ、だから表向きは貿易会社として儲けてるってわけさ」

矢崎「信じられねえ・・・あれほど軍に忠実だったお前が・・・」

ロート「一度離れてみて分かったんだ・・・俺は世界全土を救う事は出来ないが・・・この土地くらいなら守れるさ」

矢崎「ふざけるな‼‼‼‼‼‼テメェ・・・」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼


矢崎「・・・なんだ?」

ロート「あ・・・今・・・3時か・・・」

郷田「うるさい・・・死ぬ?」


ロート「わりー郷田・・・昼寝中だったよな・・・」

郷田「で、それ誰?」

ロート「政府軍時代の同僚だ、お前も知ってるっしょ」

矢崎「政府軍隠密部隊の郷田恭哉・・・ロートの下についたのか?」

郷田「下についた覚えはないよ・・・彼に資金的な協力はしたけど」

ロート「郷田は自分の会社を持っててな、提携してるんだ」

矢崎「どういう意味だ・・・かなり黒い感じに見えて来たぞ」

ロート「何も黒いとこねえよ・・・今言ったことが全てさ」

郷田「・・・ロート、奴は危険だ、殺しておいた方がいい」

ロート「別にこいつは何もしてねえだろ・・・殺さなくてもいいじゃん・・・」

郷田「君はそう言うだろうね・・・なら僕がやるよ」

ロート「いやいやいや、だからやめろって」

矢崎「いいだろう、ボスを倒すには部下を倒してからってのがセオリーだ、お前からやる」

ロート「おいザッキー‼‼‼」

矢崎「ロート、お前の所業は目に余る、今ここで俺が成敗する」

郷田「じゃあ・・・始めようか、軍兵さん」

ダッ


矢崎(なるほど、大口叩くだけの事はある、速いな)

ガッ


郷田(へぇ・・・軍兵にもこんなのがいるのか)

矢崎「武器は?」

郷田「そんなのいらないな」

矢崎「俺にも必要ない、お前とは気が合いそうだ」

スッ


矢崎「っく‼‼‼」

ビッ


矢崎「貴様・・・ナイフを‼‼‼」

郷田「殺し合いに卑怯なんて言葉は存在しないよ」

ガッ


郷田「っく‼‼‼」

矢崎(後ろをとった・・・勝った‼‼‼)

パシッ


矢崎「ば・・・ばかな・・・見ずに俺の拳を止めた・・・」

郷田「・・・君との勝負はここまでだ・・・僕に一瞬でも恐怖を感じたら、もう君は勝てないよ」

矢崎「言うじゃないか・・・まだ一撃も食らった覚えは・・・」

威眼‼‼‼‼‼‼‼‼


矢崎「んな・・・」

郷田「・・・ロート、後は任せる、僕は疲れた」

ロート「このままお前を放っておいたらうちに被害が出る、ならボスとしてお前を倒す」

矢崎「お前が毒された原因は大体分かってる・・・フォースとかいう力だろ?」

ロート「確かにフォースを手にして価値観は変わったかもしれない、だけどそれが間違ってるとは思ってない、それを今から証明する‼‼‼」



ロート「ハァ・・・ハァ・・・相変わらず・・・速いな」

矢崎「ぬかったよ・・・ブレイク・カウンターさえなけりゃ瞬殺だったってのに・・・」

郷田「ふぅ、もう少し周りを気遣って戦闘してよね、僕じゃなきゃ死んでるよ」

ロート「わりぃ・・・そんな余裕なくてな・・・」

矢崎「っく・・・足がやられた・・・ここまでか・・・」

郷田「さて、ロート・・・こいつどうする?」

ロート「ザッキー・・・こいつは俺の友達なんだ・・・軍に送ろう」

郷田「君も物好きだね・・・まぁいいよ、また来たら叩き潰すだけさ」










矢崎「一度目・・・俺はロートと引き分けて、そのまま国連に送られた・・・」

レイン「一度目の戦闘、世にいうポーツマスの戦いだな、BLOOD本社は完全に焼け落ち、初代も全治3週間の大怪我を負ったらしい」

矢崎「・・・だから言ったんだ俺は・・・国連が世の中を治める・・・それが最良の政治だと」

進也「でも・・・初代BLOODとお前は・・・二回戦ってるんだよね・・・」

矢崎「そうだ・・・二度目は国連も軌道に乗って来た頃・・・BLOODも勢力を拡大し、国連も無視できなくなっていた」

矢崎「そこで、その頃中将になっていた俺が、今度は新しく出来ていたエジプトへ向かったんだ」










エジプト支部


ロート「・・・で・・・イギリスには郷田がいるわけか」

部下「えぇ、他の幹部の皆さんはもう任務から帰られております、しかし・・・遅いですね」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


ロート「・・・何だ・・・この音」

部下「お、表の方かと‼‼‼」

ロート「ち」

ガチャ


部下「ボス‼‼‼窓から飛び降りるのは危・・・」

バッ




矢崎「・・・やっと来たか・・・ロート」

ロート「カイ‼‼‼若月‼‼‼」

武「わりぃボス・・・止め切れなくて・・・」

カイ「こいつ何者なんだ・・・銃弾全部弾きやがる・・・」

ロート「ザッキー・・・今更なんの用だ・・・俺とお前の決着なら・・・」

矢崎「ついてねえよ、ありゃ引き分けだ」

カイ「まさか・・・俺らが任務中に奇襲して来た国連の兵ってこいつか・・・」

武「なるほどね・・・そりゃ強いわけだ」

矢崎「随分冷酷なボスだな・・・テメェの基地がこんな有り様だってのに降りてこねえなんて」

ロート「こんな・・・有り様?」

矢崎「あぁ、既に半壊・・・・・・‼‼‼?」

カイ「・・・テメェ1人で殴りこんできて、俺らが抑えてたんだからそんなわけねえだろ」

矢崎「バカな・・・1000人の兵と来たはずだ・・・なぜ・・・」

ロート「・・・なるほど、Kか」

K「私が全部片しておきましたよ、ただ、そいつはあなたがやった方がいいでしょう」


ロート「まぁ、気遣い感謝しとくよ・・・」

矢崎「どういう事だ・・・」

K「幻覚といいましてね、他人に現実とは違う景色や感覚を味わわせる力」

矢崎「Kと言ったか・・・お前は一体何者だ・・・」

K「あまり自分の事を語りたくはないのですが・・・強いて言えば、ロートの幹部ですよ」

矢崎「ロート・・・この能力はそれだけで世界を大混乱に陥れるほどの凶悪な力・・・こんなのをのさばらせておくお前の神経が分からねえな」

ロート「別にこいつは悪い事しねえから大丈夫だ、俺は信じてる」

矢崎「相変わらず論外な野郎だ・・・今ここでお前をやる、いいな」

ロート「今ここでお前を逃がすと、またチームのみんなを襲うかもしれない・・・今度は殺す気でやる」

矢崎「そうこなくちゃな」

ロート「カイ、若月、離れててくれ」

カイ「いいのか・・・お前前に・・・」

ロート「今度は負けねえ・・・心配いらねえよ」

武「・・・分かった、郷田にも連絡しとくよ」

K「必要ないでしょう・・・知らせたらイギリスを放り出してこっちに来てしまう」

武「まぁ、それもそうか」

ロート「・・・やるか」

ゴオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ


矢崎「っく・・・凄まじい炎圧だな・・・また腕を上げたか」

ロート「まぁな・・・お前こそ、気が以前とは段違いだ」

矢崎「俺とお前の勝負に様子見なんて必要ねえ・・・行くぞ‼‼‼‼」

神速


JETムーブ


矢崎「とうとう・・・神速の速度を捉えて来たか」

ロート「やっと追いつけた」

矢崎「セット」

拳骨ガトリング‼‼‼‼‼‼‼‼


フレイム・コート‼‼‼‼‼‼‼‼


矢崎「熱っちー‼‼‼何だそりゃ」

ロート「衰え知らずだなお前の拳は・・・それも指に火薬を塗して威力を上げようとしてきた・・・俺の炎には逆効果だったけどな」

矢崎「炎・・・だと・・・」

ロート「以前まではブレイク・カウンターでお前の力を吸い取らなきゃ戦えなかったが、今は違う」

矢崎「本当にそうかな・・・やってみるがいい・・・セット」

拳骨圧‼‼‼‼‼‼‼‼


フレイム・バースト‼‼‼‼‼‼‼‼


ロート「圧力だけでこの威力かよ・・・」

矢崎「体に纏わせるだけじゃなく飛ばす事も出来るのか・・・」



武「・・・っく・・・凄いね」

カイ「少しは周りを見てやってほしいもんだ・・・まぁそんな相手でもねぇんだろうがな」

K「おや、着信」



郷田「ねえ、そっちで何か起きてるでしょ、守備兵と全然連絡つかないんだけど」



K「おや、停電でも起きましたかね、こっちで携帯電話を持っているのは幹部だけですし(さっきの圧力で電線吹き飛んでたな・・・)」



郷田「はぐらかさないで、爆音は聞こえてる、誰が相手?」



K「知りませんよ、そっちはそっちの任務をこなしてください」



郷田「・・・分かった、そっちは問題ないんでしょ?」



K「ええ、では」

カイ「郷田の奴、相変わらずどーでもいいところは鋭いな」

武「いいじゃんか、別に」

K「とにかく、周辺住民に被害が出ない様にするのが我らの役目」

カイ「それはそうだな・・・守りを固めよう」

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最終更新:2014年11月03日 16:31