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249話「垣根を越えて」

カチャ


翔平「お前ら‼‼‼今晩みんなで宴だってさ♪」

竜「みんなって・・・ミナト達か?」

翔平「BLOODやN・B機関の奴らもだって♪」

クロ「はぁ?・・・何考えてんだ・・・」

翔平「Vセッテ全員で話し合ったみたいだぜ」

デルタ「あれ、翔平、お前兄貴んトコには行かないのか?」

翔平「いったけど、追い返されちゃった」

エレン「なんで?」

翔平「さぁ、大雅が今は入るなーって」










数十分前


ラティ「え、じゃあやっぱお前らずっと黒砂について調べてくれてたのか」

大雅「まぁな、そういうお前も軍にいて情報集めてたんだろ?」

ラティ「あぁ、俺は自らを電気化した時近くの避雷針に吸われてそのまま近くの電線内を彷徨ってたんだ」

アーク「なるほどな、体は?」

ラティ「その時に黒砂に持って行かれて、自然同化者の力の研究に使われていたらしい」

ラティ「で、しばらくしてからタイガさぁ、あの島で兵士何人か斬ったっしょ」

大雅「あぁ・・・そういえば斬ったかもな・・・」

アーク「警備兵だな」

ラティ「そのうちの1人が綾野聡、精神が抜けた体に電気の中にいた俺が入った、何でかって言われても分かんねえ」

大雅「まぁあの時は必死だったし斬った奴の顔なんかいちいち覚えてねえよ」

陽菜「ん・・・ん?」

アーク「動くなよヒナ、そのまま寝てろ」

ラティ「ヒナー‼‼‼久しぶりー‼‼‼」

陽菜「ラ・・・ティ?」

ラティ「そうだよ‼‼‼よかったー無事で」

陽菜「ちょ・・・え?」

大雅「生きてたぞ、ラティは」

アーク「タイガ、ちょっと来い」

大雅「ん?あぁ」



アーク「まぁしばらく2人にしてやるか」

大雅「あーそういうことな」

うわああああああああああ


大雅「あーあー、泣いちゃったよ」

アーク「そりゃな・・・しばらく俺らは人払いしなきゃな」

大雅「お前最初に見た時もあんま驚いてなかったよな」

アーク「あの時はな、それどころじゃなかったし」

翔平「よーお前らー、ラティいる?」

大雅「いることはいるが、今は会えない」

翔平「何で?」

アーク「取り込み中だ」

翔平「ふーん、まぁいいや」










シオン「で・・・君はだれ?」

蒼太「三森蒼太と言います、ミナト君にここで待てって」

紫竜「タイミング的にお前らは知らねえよな」

エミ「知ってるの?」

紫竜「あぁ、ケイとミナトと三人で行動してた頃にな」

蒼太「久しぶりー♪ケイ君は?」

紫竜「医者だから忙しいんだろ」

月光「で、この子どうするんだ?」

紫竜「猛の代わりに非常任幹部として迎えるって聞いたぜ」

エミ「随分ちっちゃいねー、歳は夏希ちゃんと同じくらいかな?」

カチャ


ミナト「おーお前らー、宴始まるから来いよー」

月光「宴?」

シオン「何かやるみたいだぜ?」

ミナト「行くぞお前らー‼‼‼‼」










夕方、宴会場


レイン「ったく・・・提案者セレナなんだからあいつに仕切らせろよな」

鮫島「仕方ねえ、五鎖解術の四段階目の反動であいつ動けねえんだし」

ミナト「おー、めっちゃ料理出来てんじゃん‼‼‼‼」

紫竜「ほぅ」

月光「んまそーだな」

翔平「おぉ‼‼‼‼」

クロ「何だ、ミナト達だけか」

レナ「しかし・・・たった一日で立てるなんて化け物揃いね」

デルタ「お陰でストックしてあった活性の生光は切れそうって言ってたけど」

レイン「まぁ全員呼んであるが、全員来るとは限らんだろう」

ダッ


フレイ「お待たせ鮫島ー」

シュキ「飛び降りるなフレイ‼‼‼‼安静って言われただろ‼‼‼‼」

フレイ「わりー、でも光炎組からは俺らしか来れねえし派手に行きたかったのよ」

坂城「相変わらず頭のネジ飛んでるなお前・・・」

刃「お、俺もやるー」

磯谷「やめときなよ刃君、あいつは光の力持ってるからまだいいけどさ」

進也「ごめんレイン、雪希はやっぱ来ないって」

レイン「無理に連れ出す事も無いだろう・・・さて、時間になったが・・・」

黒綱「ん、この豚おいしー‼‼‼‼」

百合「黒綱様、こういう時は主催者のあいさつを待つものですよ」

黒綱「え、そーなの?」

レイン「あぁ、そうだな、お前はもういい・・・ってな訳で・・・今夜は機関の垣根を越えて今回の黒砂戦の疲れをいやし、」

レイン「互いの親睦を深めようじゃないか、明日から俺らは敵同士になるわけだしな・・・まぁゆっくり楽しんでくれ、乾杯‼‼‼‼」

翔平「っひょー‼‼‼‼エレンー‼‼‼‼海賊冒険歌1番歌ってー‼‼‼‼」

エレン「任せとけー‼‼‼‼」

シオン「エレンの冒険歌久々だー♪」

坂城「早速か・・・」

刃「おー楽しそー‼‼‼‼」

磯谷「いいねー、海賊って陽気で好きだぜ」

大雅「すまない、遅くなった」

フレイ「どしたの?」

アーク「準備に時間がかかってた、俺生ビール」

ラティ「そっかー、アークはもう飲んでもいいのかー」

陽菜「私も飲んじゃおうかなぁ」

大雅「お前はまだ未成年だろ、大体怪我してんだから控えろよな」





個室


リキ「いいのか?行かなくて」

ナギ「ええ・・・セレナはどうせいけないでしょう?」

セレナ「気遣わなくてもいいですよ」

拓海「そーだよ行こうよー」

ナギ「いいですよ行っても、僕は行きません」

拓海「じゃー行ってくるー」

カチャ


拓海「あ・・・ども」

玲斗「どうも」

ナギ「星川玲斗君ですか・・・僕に用?」

玲斗「まぁ・・・せっかくなんで少し話をしてみたかったんですよ」

リキ「部下は?」

玲斗「コウと白兎は騒がしい場所が好きなんで騒いでますよ、セッドは華凛が動けないので看病を」

セレナ「じゃあ私とリキは外しますか」

玲斗「気になさらず、お2人にも聞きたい事は山ほどある、まず・・・赤羽レンについて、詳しく知りたい」

リキ「レン?そっか、お前主戦力だったからニュース知らないんだよな、ほいこれ」

玲斗「新聞ですね・・・3ヶ月前・・・・・・‼‼‼‼‼‼‼?」

ナギ「あぁ・・・威加槌の件ですか」

セレナ「3ヶ月前、世界徴兵の一環で鶴岡を訪れた威加槌にBLOODリングが見つかって壮絶な戦いになったそうです」

セレナ「鶴岡は昔から雷が多い地形だったから避雷針がとても多く設置されており、威加槌は雷の力を全く使えなかった」

セレナ「それで赤羽レンは何と威加槌を倒してしまった、恐らくその直後に郷田が現れ、彼に力を与えたのでしょう」

玲斗「なるほど、それでロートは郷田以外から力を貰ったと言っていたんですね」

リキ「しかし、雷の力が使えなかったとはいえ、大将に勝っちまうなんてな・・・昔からあいつは圧倒的な戦力を持ってたけど・・・」

ナギ「正直、代理戦闘の時味方にしておいてよかったですよ・・・しかし、あなたがレンの事知りたいとは意外ですね」

玲斗「今回の事で私はBLOODの非常任幹部になる決心をしたんですよ、それなら同じ立場の彼について知っておきたいなと思ったまでです」

セレナ「なるほど・・・して私には?」

玲斗「Vセッテの中でも特別な地位にいるあなたに聞いておきたい・・・今Vセッテはどういう状況なんですか?」

セレナ「さぁ・・・まだまだ分からない事だらけですよ、ただ分かっているのは、呪いが完全に解けた訳ではないということですね」

セレナ「結局最後まで私たちを苦しめた成分については分からなかった、まぁ亜門がいなかったからってのも大きいんですけどね」

カチャ


セッド「玲斗様」

玲斗「おや、セッド・・・どうしました?」

セッド「華凛が・・・呼んできて欲しいと・・・いや、自分もやめた方がいいと言ったのですが、どうしてもと・・・」

玲斗「分かりました、行きましょう・・・お邪魔致しました」

ナギ「いえ、またいらしてください♪」





病室


華凛「・・・お楽しみ中・・・すみません」

玲斗「構いませんよ、君に呼び出されるなんて初めてでしたし」

華凛「1つ・・・お願いがあるんです」

玲斗「珍しい・・・何です?」

華凛「・・・その・・・抱いて頂けないでしょうか・・・」

玲斗「えっと・・・抱くってそういう意味で言ってます?」

華凛「はい」

玲斗「ふむ・・・理由を聞いても?」

華凛「・・・最近・・・玲斗様が凄く遠い存在に感じるんです・・・仕方ない事なんですけど・・・」

玲斗「確かに最近単独行動が目立ったことは詫びます・・・確かに君らを放っておいたかもしれませんね」

華凛「・・・」

玲斗「・・・・・・いいでしょう、ただ私も久々なので、加減が効くかは分かりませんよ?」

華凛「はい、ありがとうございます」





会場


フレイ「あ、そーそー、これ、レインが返して来いって」

ベル「あ・・・ネックレス・・・使えました?」

フレイ「あぁ、最後までシンが持ってた、ちょいちょい攻撃食らってても戦い続けられたのはこのネックレスのお陰なんじゃない?」

ベル「役に立ったならよかったです・・・ありがとうございました」

進也「ベルー、あっち行かない?」

ベル「え、でも私・・・」

刃「何かUS海賊団が余興やるってさ♪」

ベル「じゃ、行く♪」

フレイ「俺も行くかー」

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最終更新:2014年11月29日 13:01