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262話「雷印」

カルペニ島


クロ「密林って感じか」

薫「歩きづらい」

翔平「じゃあ俺ら左から回るか」

ブーブーブーブーブーブーブーブー


夜一「おっつ・・・」

侵入者あり‼‼‼直ちに撃墜せよ‼‼‼


竜「いきなり見つかってんじゃねえか」

うおおおおおおおおおおおおおおお


翔平「あーあ、これなら正面突破の方が手っ取り早いっしょ」

純「俺がやる、お前ら下がってろ」

クロ「軽く見積もっても150人はいる、行けるのか?」

純「翼、例のあれ頼めるか?」

翼「なるほど、そういう感じに」

風印・追い風の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


薫「下がってた方がいいよ」

バチチチチチチチチチチチチチチチチチ


翔平「これって・・・電気‼‼‼‼」

クロ「どういう事だ・・・」

純「雷印・電磁網の術だ、行くぜ」


風雷印・疾風迅雷の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



クロ「ほぉ・・・これはぜひ喰らいたくない一撃だな」

夜一「相変わらず派手だね雷印」

クロ「俺とやった時は使ってなかったな」

純「炎印、水印はそれぞれ気温15℃以上、湿度30%以上じゃないと使えないという弱点があるんだ」

薫「それぞれに熱風の術、霧雨の術っていうのがあって、それでカバー出来るんだけどね」

純「人間にはそれぞれ保電量っていうのが決まってて、その量を越える電気が溜まると電流が流れて感電しちまう、そういう仕組みだ」

純「雷印は体内に溜めてある電気を放出する技さ、それゆえ保電量の多い人間しか雷印は実戦で使えない」

千鶴「今忍で雷印を扱えるのは純だけなんだよー」

竜「何か思うことあるか?翔平」

翔平「まぁね、じゃあ敵もいなくなったし行こうぜ」

クロ「今のは所詮ザコだ、じゃあ武運を」










本館1階


クロ「あれ・・・通信機使えないな・・・妨害電波か」

夜一「敵もやるな」

クロ「今回の目的はレナ、エレンの奪還と翼の兄貴の敵討ちって訳だ、とにかく一度敵幹部をやっつける必要がある」

夜一「お、誰かいるぜ、薫ー」

薫「あぁ、今行く」

鷹田「・・・何の騒ぎかと思えば・・・」


夜一「鷹田‼‼‼‼」

鷹田「あぁ、聞くまでも無いが、何の用だ?」

クロ「うちの航海士と狙撃士はどこだ」

鷹田「答えないがな」

薫「お前・・・鷹・・・」

ガチャン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


薫「うあ‼‼‼‼‼」

クロ「何か地面から・・・」

鷹田「よく田舎で獣を捕まえる時に仕掛けておく罠さ、踏んだら周囲から針金が飛び出て来る仕組み」

薫「っぐ・・・」

夜一「クロ君、そいつ抑えとけ、薫の針金を外す‼‼‼‼」

薫「それくらい・・・自分で・・・」

地印・土縄の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


鷹田「させるか」

薫「っく・・・縛られた・・・」

クロ「今の相手は俺だろうが‼‼‼」

扇刃‼‼‼‼‼‼‼‼‼


闘印・腕力強化の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


夜一「よし、今のうちだ」

薫「ごめん・・・」

地印・土牢の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


夜一「んな・・・」

ガガガガガガガガ


鷹田「ふぅ・・・今女は土の中さ、俺の意識を奪えば勝手に上がってくるぜ」

夜一「仕方ないな・・・こうなったら倒すのが手っ取り早いか」

鷹田「クックックック、痛がる女を見ているのも楽しいが、そんなの後でいくらでも出来るしなぁ」

クロ「ち、外道が・・・で、傷はどんな感じだったんだ?」

夜一「右足に2本、左足に1本、左わき腹に1本刺さってて、腕は縄で縛られてた」

クロ「何かこう忍術でどうにかできないのか?」

夜一「罠がずっと足を締め付けてた、あの状態じゃ痛みで集中出来ねえよ」

クロ「なるほど・・・急を要するな」

鷹田「急いだ方がいいぜ、地中って事は地印で攻撃出来るんだぜ」

クロ「それもそうだな」

超瞬


風印・風飛の術


鷹田「そこそこの速度だな」

覇掌‼‼‼‼‼‼‼‼‼


闘印・鋼掌の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


鷹田「ふむ」

地印・土壁の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


クロ「ち・・・目暗まし程度に考えてたわけか」

夜一「・・・」

闘印・烈破掌‼‼‼‼‼‼‼‼‼


鷹田「っと・・・」

夜一「・・・」

闘印・裏蓮蹴‼‼‼‼‼‼‼‼‼


鷹田「ぐ・・・」

クロ「入ったー」

地印・土壁の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


闘印・飛武掌‼‼‼‼‼‼‼‼‼


クロ「強ぇな」

夜一「神楽の家をなめんな」

鷹田「なるほど、神楽家の人間か・・・なぁ、無言で戦闘すんのやめろよ」

夜一「本気の戦闘でベラベラ喋るなんてナンセンスだ、俺は元々無口なんで」

クロ「意外だな」

夜一「翔平が死んでからうちのムードメーカーが足りてなくてな、少し頑張ってたのかもしれない」

クロ「なるほどね・・・正直無言で戦闘してるの見て似合ってると思ったよ」

夜一「戦闘中に物を語るのに、言葉はいらない」

鷹田「ふむ、なかなか面白いじゃないか」










別館


千鶴「純、充電大丈夫?」

純「まだ大丈夫だ」

鳥里「忍もいるじゃないか」


竜「鳥里っつったな、うちの船員を2人どうした?」

鷹田「庭にいるぜ、死にかけてる上に気配を消してるから気付かなかったろ」

竜「テメェ・・・」

純「怒りに任せて戦闘しても意味ないだろ」

竜「そうだったな、あいつの二の舞だ・・・こちら竜、敵は鳥里・・・あれ、使えねえのか?」

鳥里「妨害電波があるからな」

純「俺らからしてみりゃそれ使って会話出来る方が不思議だけどな」

竜「忍の国には通信機ってねえのか」

鳥里「まぁ、俺の持っているこの鍵が無けりゃ手錠は解けねえ、簡単だろ」

竜「なるほどな、お前らどっちか少しでも医学知識無いか?」

千鶴「応急処置程度なら」

竜「手錠は解けなくてもいい、まず2人の治療を頼みたい」

千鶴「分かった、ここよろしくね」

鳥里「待て‼‼‼」

地印・裂衝弾の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


鬼鮫‼‼‼‼‼‼‼‼‼


闘印・黒腕の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


鳥里「ほぅ・・・」

竜「そのカギくれればお前殺す必要ねえんだけど」

純「は?忍の裏切り者なんだから殺すに決まってんだろ」

鳥里「実に面白い」

純「テメェさっさとブッ飛ばして鷹田の居場所吐いてもらうからな‼‼‼」

雷印・電磁網の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


地印・土壁の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


竜「2vs1だって事忘れてねえか?」

斬鮫‼‼‼‼‼‼‼‼‼


地印・鉄線の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


竜「地印好きだなお前」

鳥里「あいにく、これしか脳が無いんでね」

地印・裂衝乱弾の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


竜「ち、あれかよ」

雷印・電槍の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


純「ボーっとしてんな」

竜「どうも」










本館地下


翔平「何なんだよこれー‼‼‼‼」

ケイ「この地下ダメだ‼‼‼トラップが大量に仕掛けられてる‼‼‼何か通信も出来ねえし‼‼‼‼」

翼「しかも少しずつ階段から遠ざかってる‼‼‼」

ビュッ


ケイ「槍だ‼‼‼」

風印・突風の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼


翔平「サンキュー」

ケイ「風を使えるのか」

翼「僕は風印使いなんで♪」

翔平「いいなー」

翼「ありがと・・・けどどうする?」

ケイ「確かにこのままじゃ敵の思うつぼだよな」

ゴロゴロゴロゴロゴロ


翔平「何だ・・・あれ」

ケイ「鉄球だ‼‼‼‼逃げるぞ‼‼‼‼」

翔平「くっそー‼‼‼‼‼」

翼「もう嫌ー‼‼‼‼‼」

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最終更新:2015年01月26日 09:37