ガラガラガラッ
ミラ「いやー・・・効くよ実際、囲いが砂じゃなければ心臓や脳ごと潰されていただろう」
薫「竜爪を食らっても立ち上がるなんて・・・」
ミラ「直撃じゃなかったからな・・・まぁ左腕はしばらく使えそうにない・・・あれだけしたのに仕置きが足りなかったかな?」
千鶴「っく・・・マジか・・・」
クロ「とにかく逃げろ‼‼‼今この状況じゃ犬死だ‼‼‼‼」
ミラ「それはムリじゃねえかな・・・もう立てるような足じゃねえと思うぜ」
千鶴「・・・竜爪で・・・もう全エネルギー使い果たした・・・何も出来ない」
薫「そんな体で・・・一発でも食らったら命に関わる‼‼‼‼」
ミラ「俺の左腕に傷をつけたんだ、当然死んでもらうぞ‼‼‼」
コオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
クロ「武力の生光だ‼‼‼」
ネイル・スティング‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
薫「ダメ‼‼‼‼あんな鋭いの‼‼‼‼」
ガッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼
千鶴「・・・ヒ・・・ヒロ・・・」
ヒロ「ちーちゃん、俺はヒーローになれたか?」
千鶴「・・・へへ・・・遅れてくるところが・・・余計にそう思う」
クロ「何言ってんだお前らは・・・」
ミラ「お前か、鷹田がやったのは・・・傷から血が出てるぞ」
ヒロ「禁印・狼靱の術、これを発動すればエネルギーが尽きるまで俺の身体能力は超絶強化される」
ミラ「面白い、次の暇潰しは君が相手で決まりだ」
風印・風飛の術
ミラ「おぉ」
狼印・鋭爪の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ネイル・スラッシュ‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ミラ「軽いわ」
踵落とし‼‼‼‼‼‼‼‼‼
狼印・月夜の陣‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ヒロ「何が軽いって‼‼‼?」
ミラ「こいつ・・・」
狼印・狼牙の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ミラ「ぐ・・・」
クロ「すげぇな」
薫「狼靱の術、あれ使うとエネルギー消費が数倍になる代わりに忍術、体術全般が強化されるの」
クロ「で、何でそれが禁術なんだよ」
薫「エネルギー消費が激しすぎていつの間にかエネルギーが0になったりすることが多いみたい、それと使用後の疲労も半端じゃないからね」
クロ「なるほどね、制限時間がある訳じゃないのか・・・なら忍術使わなけりゃ一度発動しちまえば永遠に使えるわけ?」
薫「そう、まぁ体術だけで倒せるような敵ならこの術必要ないけど・・・この術を発動するのにもエネルギー結構使うからね」
ミラ「ち、まさかガキと1vs1で攻撃食らうとはな・・・」
翔平「出られたーーーーーーー‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」
クロ「翔平‼‼‼‼」
ケイ「おぉ、随分集まってんな、だいぶ後半か?」
翼「千鶴ちゃん大丈夫‼‼‼‼?」
千鶴「・・・大丈夫に・・・見える?」
翼「いや、まったく見えない」
ガッ
ケイ「ち、手錠足枷は鍵なきゃムリか」
クロ「とりあえずお前千鶴を船連れてけ」
ケイ「分かった、あーせっかくならレナちゃんとエレンも連れてくか」
ヒロ「あっちの中庭にいるぜ」
ケイ「オッケー」
ミラ「待ちな、女にはまだ用があるんだ」
翔平「お前かー‼‼‼‼何とかミラってのはー‼‼‼‼‼」
ミラ「は‼‼‼?」
豹真ブレイク‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ミラ「っち・・・見た顔だな・・・1億の首、本郷翔平」
翔平「レナとエレンどーしたんだお前‼‼‼‼‼」
ミラ「この野郎・・・今話してただろうが・・・ちゃんと聞いとけ」
翔平「え・・・」
ヒロ「今回は超短期決戦だ、翔平、竜巻陣形は分かるか?」
翔平「さっき聞いた、やるんだな」
翼「じゃあ行くよ‼‼‼‼」
ゴオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォ
クロ「すっげーな・・・ただ1つ不安な事があるんだが・・・」
薫「竜巻陣形、忍の基本陣形の1つで風印で作った竜巻の中での乱闘術なんだけど・・・何が不安?」
クロ「いや、まぁ不安材料は・・・」
翼「始めるよー‼‼‼‼」
韋駄天の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ミラ「ち、複雑な加速だな」
翼「っしゃ‼‼‼‼」
闘印・烈破掌‼‼‼‼‼‼‼‼‼
レッド・シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ヒロ「お前‼‼‼‼」
翼「竜巻陣形は3人バラバラに連撃するんだよ‼‼‼‼」
薫「何してんだあいつ・・・」
クロ「だから言っただろ不安だって・・・あいつ作戦聞かねえんだよ」
薫「だってあいつ『さっき聞いた』って言ったよ‼‼‼‼?」
クロ「そういう奴なんだよ、一度だって作戦通りに動いたことがねえ」
薫「マジか・・・忍の翔平に似すぎだろ、あいつもそうだった」
翔平「あーごめんごめん、そーだった」
ミラ「戦闘中に話し合いとはずいぶん余裕じゃないか」
ネイル・スティング‼‼‼‼‼‼‼‼‼
レッド・シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼
翔平「んぐ・・・強い」
ヒロ「翼‼‼‼‼引きはがせ‼‼‼‼」
風飛の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼
翔平「サンキュ」
翼「ヒロ君‼‼‼‼」
韋駄天の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ヒロ「おぅ‼‼‼‼」
狼風印・月光迅牙の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
クロス・ネイル‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ヒロ「爪長ぇな」
ミラ「武力の生光でも少し押されたな・・・随分複雑な加速をするじゃないか、そこのガキだな」
翼「えへ♪」
韋駄天の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼
翔平「っしゃーーーーー‼‼‼‼‼」
レッド・インパクト・シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ミラ「っく・・・効くなぁ」
クロ「風飛の術ってああいう使い方も出来るんだな、ただの移動術だと思ってたぜ」
薫「そもそも風飛の術は風を発生させる術、それを追い風にして加速するから移動術の様に見えるんだ」
クロ「あの韋駄天の術ってのは?」
薫「韋駄天の術は同時に風を4つまで発生させることが出来るレベル8の大技なの、使えたのは風印マスター初代小咲半蔵のみ」
クロ「4つか・・・それも自分を高速化させるだけじゃなく味方を援護することも、敵の妨害をする事も可能・・・確かに戦略が広がるな」
薫「結構消費エネルギーが多いから数度しか使えないみたいだけどね」
ミラ「変則的な加速か・・・それを止めるには・・・」
ヒロ「俺が撃てるのはあと一発だ‼‼‼‼」
翼「ここが勝負どころ‼‼‼‼」
翔平「ぶち込むぞ‼‼‼‼」
カチッ
クロ「リトルボックス‼‼‼‼」
山荒‼‼‼‼‼‼‼‼‼
薫「針千本の盾‼‼‼‼あんなの攻撃出来ない‼‼‼‼」
ミラ「ハッハッハ、これでお前らは手出し・・・」
火竜爪‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
フォース・シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
翼「んな・・・」
ミラ「ぐあ・・・」
翔平「痛っ」
ヒロ「この・・・」
ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼
薫「あ・・・アホなのかあいつら・・・」
クロ「針の盾ごときじゃあいつらは止まる気無いらしいぜ」
ヒロ「ハァ・・・ハァ・・・わり・・・俺、限界」
翔平「十分だぜ・・・後は俺に任せとけ」
翼「兄ちゃん・・・足・・・血・・・」
翔平「心配すんな・・・大した事ねえよ」
チャリンッ
翔平「お、これってまさか・・・」
翼「2人の手錠、足枷の鍵‼‼‼‼」
クロ「グッジョブ翔平‼‼‼‼さっさと解放してくれ、俺も行く」
翔平「お前は翼と一緒に怪我人連れて船戻れよ」
クロ「いいのか・・・任せて」
翔平「おう」
クロ「よし分かった、行こう」
翼「嫌だよ‼‼‼‼だってまた・・・」
翔平「俺は死なねえよ」
翼「あん時兄ちゃんも同じこと言ってたもん‼‼‼‼」
翔平「大丈夫だ、俺を信じろ‼‼‼‼」
翼「・・・・・・分かった・・・約束だからね」
翔平「あぁ、必ず生きて帰る‼‼‼‼あいつをぶっ飛ばしてな‼‼‼‼」
薫「何を根拠にそんな事言ってんの?」
翔平「未だかつて俺は死んだことねえから」
クロ「こういう奴だ、何を言っても仕方ねえよ」
対岸
純「イチ‼‼‼‼‼」
ズババババババババババババ
夜一「・・・っく・・・」
ニック「格闘忍者はもうスタミナ切れだな、足も動いてない」
夜一「んな当然の事言うな・・・悪いお前ら」
竜「自然同化はやっぱ半端ねえわ・・・しかもあんなに刃物出されちゃ剣士にとっちゃ相性最悪だ」
純「弱気じゃん」
竜「は?相性最悪でも勝つから」
ニック「随分余裕なんだな」
ビュッ
竜「純‼‼‼‼」
純「やっべ・・・」
ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼
竜「お・・・お前・・・」
蒼太「きつそうですね」
純「お前・・・誰?」
竜「蒼太、何でここに・・・」
蒼太「レナさんに用があって来たんですけど、さっき忍の国に寄ったらここで戦ってると聞いたんで」
竜「まぁいいや、一発決めるぞ」
蒼太「ええ」
純「一瞬抜けてもいいか」
竜「充電とやらか、いいぜ」
ニック「はぁ・・・舐められたもんだな」
糸鞭‼‼‼‼‼‼‼‼‼
威断‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ニック「高い切断力だな」
竜「どうも」
蒼太「フッ‼‼‼‼」
隼咲‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
糸城‼‼‼‼‼‼‼‼‼
蒼太「たかが糸だ‼‼‼‼」
グサッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼
竜「これは・・・囮だ‼‼‼‼」
蒼太「・・・目暗まし‼‼‼‼」
ニック「気付くのが遅すぎる」
糸弾‼‼‼‼‼‼‼‼‼
蒼太「っぐ・・・」
ニック(ん?・・・防御技がない・・・)
純「何してんだよ‼‼‼‼」
竜「ちっ大丈夫か‼‼‼‼」
蒼太「えぇ、カスった程度です」
ニック「カスった程度の割に出血が多そうだな、どうやらお前の剣術は完成してないようだ」
蒼太「だったら?」
ニック「温すぎるな、ただでさえ俺の糸と剣じゃ相性最悪なんだぞ」
蒼太「剣士には剣士の意地がある・・・絶対負けない‼‼‼‼」
ダッ
竜「熱いねぇ・・・でも、嫌いじゃねえよ」
純「やっと俺も行けそうだ・・・」
雷印・落雷の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ニック「これ流石にやべえっしょ」
バッ
純「しっかりアシストしてやったぜ、きっちり決めやがれ」
竜「丁寧すぎる誘導だな、だが感謝する」
蒼太「っしゃー‼‼‼‼」
居合・翠燕‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
抜刀術・蒼燕‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ニック「ち・・・」
純「・・・これは・・・」
ニック「糸化と言ってな・・・今俺の体は糸で出来てる・・・切れても結べば元通りさ」
竜「化け物め・・・」
ニック「言っただろ、剣士では相性最悪だと・・・だが俺の自然化は他のと違って一度使うとしばらく戦闘は行えない」
ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
純「‼‼‼‼?」
ニック「始まっちまったか・・・」
竜「何だこれ‼‼?」
夜一「っち・・・これはまずい雰囲気だな」
ニック「冥土の土産に教えてやろう、この島の地下には活火山があってな、そいつが噴火を始めたらしい」
蒼太「噴火・・・」
ニック「本当はミラ氏以下その一団をこの島から避難させることも任務だったんだが・・・今回は仕方ないな」
竜「ち・・・おいお前ら撤退だ‼‼‼イチは俺が運んで行く‼‼‼」
純「そうだな・・・こいつを倒しても俺らが死んだら意味がねえ」
ニック「ではまた会おう」
蒼太「いや、会いたくは無いですね」
最終更新:2015年02月25日 10:16