黒砂vs裏社会連合から2年・・・BLOOD、イギリス本部
レイン「・・・ふむ・・・久しぶりに来たな・・・お前ここに来るの何年振りだ?」
刃「何年ぶりっつっても俺10年後と黒砂の奇襲があった時の2回しか来たことねえもん」
レイン「そうだったか・・・シンや坂城達はどうしてるかな」
刃「心配なのか?」
レイン「まさか、9代目に迷惑かけてないかが心配なんだ」
9代目「やぁレインに刃君じゃないか‼‼‼‼お疲れさん」
刃「おー9代目の爺さーん、どもー」
レイン「長期張り込み任務完了です、結果はメールで届いてるかと思います」
9代目「うむ、油断ならない状況だな、まぁとりあえず休みたまえ」
レイン「ええ」
地下1階、食堂
刃「っひょー‼‼‼‼本場のピザだー‼‼‼‼」
レイン「まともに飯食うのも久しぶりだな、いつも携帯食料だけだったし・・・奢ってやるから好きなだけ食いな」
刃「っしゃー‼‼‼‼いただきまーす‼‼‼‼」
坂城「若月‼‼‼‼?」
刃「お、坂城じゃねえか‼‼‼‼」
坂城「レインさんも‼‼‼‼‼」
レイン「もう3時だぜ、今から飯か?」
坂城「今日は運がいい事に30分空き時間があるんで食べれるんすよ、いつもはパン食べながら走り回るんで」
レイン「何だか忙しそうだな」
坂城「9代目の幹部のうち影久は消え、レインさんとラルクは任務で出ずっぱりだったんで、その仕事を俺と磯谷と雪希で分担してんすよ」
坂城「ほとんどは2人がやってるんですけどね、俺はほとんどシンの付き人ってか秘書っす」
刃「んん、じゃハルと雪希の方が忙しいわけ?」
坂城「あぁ、あいつらは普段真夜中も仕事してて、睡眠時間3時間とか言ってたぜ」
レイン「雪希に至ってはまだガキだぞ、何考えてんだよ9代目は」
坂城「まぁ・・・それだけ今
BLOODの新体制は不安定って事なんだと思いますよ、ウッズとジョニーも世界中飛び回ってるみたいですし」
レイン「はーやだやだ、それなら潜入調査の方がよっぽど楽だぜ」
坂城「あれ、レインさん喫煙者でしたっけ?」
レイン「2年前まではシンの家庭教師だったから禁煙してたんだよ、今は1日1本だけ吸ってる」
刃「常にくわえてるけどな」
レイン「坂城、奢ってやるから何か食えよ」
坂城「羽振りいいっすね、そんなに報酬高かったんすか?」
レイン「2年近い長期任務だったからな、ほれ」
坂城「じゃありがたく頂きます」
磯谷「おーホントに帰ってきてるよ‼‼‼‼」
刃「ハル‼‼‼‼」
レイン「よう磯谷、元気してるか?」
磯谷「どーだろーね、忙しすぎて何とも♪」
坂城「炒飯で・・・・・・お前今日ジョニーと会議じゃなかったのか?」
磯谷「さっき終わってさ、とりあえず挨拶だけして来いって」
レイン「ジョニーは?」
磯谷「次の会議の資料作ってるよ、ほんとマジメな人だよね」
刃「へー」
磯谷「じゃ俺戻るね、あ、坂城、後で雪希ちゃん起こしてきて」
坂城「分かった」
刃「じゃーまたな」
磯谷「おー」
ダッ
レイン「雪希は今就寝中か?」
坂城「あいつおこしにいかないと絶対起きてこないんで」
刃「寝かしてやれよー、成長期だぜ」
坂城「そうしてやりてえけど、磯谷ももう30時間以上寝てないんだ、さすがにキツそうだぜ」
レイン「マジか、たいへんだな」
坂城「まぁたまにありますよ」
刃「シンは?」
坂城「自室で勉強中、BLOODの規則について」
レイン「あの分厚い奴か・・・2度とやりたくねえ」
刃「え・・・」
レイン「お前も今度やるんだからな、試験」
刃「マジかよ」
坂城「俺ら3人は一発合格だったんだけど、シンは何回目だろうな・・・5回目だったか」
レイン「・・・ま、4回以内で合格してたら奇跡だよな、あいつの場合」
6階、常任幹部フロア
レイン「で・・・年頃の女子をお前はどうやって起こすんだよ」
坂城「どうって・・・」
カチャ
雪希「あ・・・刃くん・・・レインさん・・・」
坂城「扉の前までくれば勝手に起きて来るから何もしないっすよ」
雪希「任務お疲れ様です、私もう時間?」
坂城「あぁ、で俺も戻るんで・・・2人はどうします?」
レイン「シンのとこに行ってくるよ、他の連中についても聞きたいしな」
雪希「あ」
ガチャ
刃「何で閉めるんだよ雪希‼‼‼‼」
雪希「ちょ、ちょっと着替えるから‼‼‼‼」
レイン「先行ってるぞ刃、ゆっくりして来い」
刃「・・・は?」
坂城「あぁなるほど・・・じゃ俺も行くからな」
7階、ボスフロア
レイン「・・・いないじゃねえか」
進也「レ・・・レイン‼‼‼‼」
レイン「・・・何で俺から隠れたんだ」
進也「そりゃビビるでしょ、おかえり」
レイン「相変わらずだなお前も・・・刃ももうすぐ・・・」
カチャ
刃「うっす・・・おーシン‼‼‼‼元気そーだな‼‼‼‼」
進也「刃‼‼‼‼」
レイン「さて・・・俺らは2年間ほど潜入任務だったんで今の現状をまるで知らない、話してもらおうか、新体制と聞いたが」
進也「あぁ・・・今俺らは勉強中の身なんだけど、9代目との2世代体勢をやっててね、それが新体制・・・まぁ不安定なんだけど」
レイン「それと・・・玲斗死亡説ってのは?」
進也「んん・・・発信元は
SEAS9代目の幹部ニコ、玲斗は1年前に中学を出て研修中だったんだけど」
進也「その時急にいなくなってね、その日に玲斗を倒したっていう情報が出たんだ・・・それ以来玲斗は行方不明なんだよね」
進也「だけど月光白兎と華凛には定期的に通信があって・・・俺も一回だけ気配を感じた事があるんだ・・・」
刃「じゃあ10年後のラルクん時みたいに、生きてるのか死んでんのか分かんないんだな」
レイン「ふむ・・・なるほど・・・それ以外の事務的な事はお前に聞いても仕方ねえから自分で調べとくよ、でお前は何してんだ」
進也「勉強だよ勉強、明日五回目のテストがあるんだ」
レイン「へー・・・あ、それと」
9、10代目チーム緊急招集、至急5階会議室へ
進也「緊急招集・・・」
刃「俺らもだよな、行くか」
レイン「急ぐぞ」
5階、会議室
レイン「どうした9代目‼‼‼‼」
9代目「緊急暗号だ、BLOODコードはU-2500BH10」
進也「えっと、Uは・・・」
坂城「UBだな、最後のHはHELP、つまり救援信号だ、2500は暗号を難解化させるフェイク、Bは危険ランクだ、S、Aに次いで3番目」
雪希「今すぐどうこうなるわけじゃないけど、自力で脱出不可能、敵の罠にハマッた事を示している」
磯谷「10は10代目、つまりシン君に宛ててってことだな」
ジョニー「・・・テイルに言っとけ、こんな事でいちいち招集すんなと」
技術員「は、はい‼‼‼」
進也「ちょっと待ってください‼‼‼‼」
ジョニー「あのUBだぞ、神崎に救援なんか出すか・・・今UBは何の任務だ?」
坂城「潜入任務だ、SEASと同盟を組んでるジョン家というマフィアの研究所に潜入してる」
ジョニー「敵の罠だな、間違いない」
刃「わかんねーだろ」
進也「俺も罠じゃないと思う、だってSEASは通信機器系は強くなかったはず、暗号解読なんか無理ですよ」
ジョニー「BLOODの暗号は知っての通り複雑な物ではない、一般企業と同等レベルだ、つまり普通のハッカーに破られるんだぞ」
9代目「ふむ・・・・・・レイン、どう思う?」
レイン「・・・罠・・・ではないでしょう」
ジョニー「生徒の肩をもつか」
レイン「元生徒だ、それに理由もある、さっきハッカーの話もあったが、一般レベルのハッカー用に偽造暗号を発信してた筈だ」
9代目「そうだな・・・何より発信元が研究所から1km離れた場所だ、敵が発送するには不自然」
坂城「・・・敵だって位置情報くらい考えるでしょう」
磯谷「いや、こっちが位置情報まで調べていることは他の期間は知らないはずだぜ」
9代目「・・・雪希ちゃんはどう思う?」
雪希「罠だと思いましたが、今は正直分からないです・・・でも怪しい」
レイン「ふぅ・・・シン、決めろ」
進也「俺は行きます、多少リスクがあってもラルクたちの戦力はそれを上回ります」
9代目「では緊急任務だ、坂城、刃君、雪希ちゃん、磯谷君、君らでUBの救援に向かってくれ、現場監督としてレインも同行しろ」
レイン「ええ」
ジョニー「無駄足だ」
9代目「テイル、応答しろ」
テイル「はーい、話は全部聞いた、久しぶりねレイン」
レイン「あぁ、あと何分で出れる?」
テイル「出発準備は済ませてあるわ、全員分の戦闘服と通信機、それにステルス機」
レイン「さすがだな、じゃあ行くぞお前ら」
刃「おう」
磯谷「マージかよ、俺寝てねーんだけど」
坂城「ブーブー言うな、行くぞ」
屋上、ヘリポート
レイン「目標地点の2km手前で降ろしてくれ」
テイル「はいはい、全員乗ったね」
磯谷「うぃっす」
坂城「ジョン家に既に救援信号の事がバレている可能性もあるし、そもそも罠の可能性もある、運転気を付けてな」
テイル「舐めないで」
ブロロロロロロロロロロロロロ
刃「ブラインド閉めて」
進也「あ、はい・・・ねぇ刃、レインと2年近くも何してたの?」
刃「んー、基本的には暗殺術とサバイバル術だなー」
レイン「俺は剣は分からんからな、それだけだ」
坂城「磯谷、お前寝てないんだから今寝とけ」
磯谷「言うても30分だろ、着いたらすぐ動くんだから寝れないよー」
テイル「レイン、ステルス機が今4つしかないの、ジョン家はかなり用心深いからもしかしたら足りないかも」
レイン「問題ない、若月のボックスで何とかなるだろう」
最終更新:2015年06月20日 10:19