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272話「ジョン家4兄弟」

30分後


テイル「・・・・・・このあたりでいい?」

レイン「オーケーだ、飛ぶぞお前ら」

テイル「グッドラック♪」

バッ


刃「っと・・・方角は・・・」

坂城「南南東、行くぞ」

レイン「隠密行動だ、気配は消しとけ」

雪希「目標ポイントは・・・結構険しい山登る事になる」

磯谷「結構高いなぁ・・・ロッククライミングはあんま自信無いんだけど」

坂城「若月、張り込みばっかでこういうの出来んのか?」

刃「運動神経なら自信あるぜ♪」

レイン「刃は帰宅部で全国ベスト4まで行った男だぜ、何とかなんだろ」

進也「とりあえず行こう、UBが心配だ」

レイン「へぇ・・・もう覚醒ドロップ無しでも戦闘モード可能か?」

進也「あぁ・・・最近はようやくコントロールも出来てきた」

レイン「だが今は切っとけ、今じゃ完全に気配を消しても探知される時代だ」

進也「あ・・・はい」

坂城「行こうぜ」





レイン「ったく・・・霧が濃くて危なっかしいな・・・ちょっと休むぞ」

磯谷「休むったって・・・こんな岩盤の上じゃ休まらねえよ」

レイン「坂城、ジョン家の情報」

坂城「はい、ボスはジョン・マーガレット、懸賞金9600万円の女ボスです」

坂城「彼女には3人の弟がおり、懸賞金も全員7000万以上、4人合計で3億を超える大物っす」

刃「兄弟でやってんだー、面白♪」

進也「面白がってる場合じゃないでしょ」

雪希「わりと新進気鋭の機関ですが、かなり国連も危険視してるみたい」

坂城「一番面倒くさいのは末っ子のジョン・レーリック、荒っぽい凶暴な性格で何度も人を殺してるらしいっすよ」

レイン「どっちみち全員倒す必要はねえんだ、今回の任務はUBを無事連れ帰ること、ムダな戦闘は避けるべきだ」

ザァー・・・


レイン「・・・ち、降って来やがったな」

刃「雪希大丈夫か?」

雪希「大丈夫」

ブー・・・ブー・・・


レイン「こちらレイン、テイルか?」



テイル「ええ、今ジョン家のほとんどの部下はSEASと国連との戦争に参加中みたい、その数だいたい2万」

テイル「それでたった今その戦争が終わったみたいで、基地に戻ってる、場所はドイツだから1~2時間もすれば戻ってくるよ」



レイン「了解」

プツッ・・・


坂城「急いだ方がいいっすね、今は手薄らしい」

進也「うん、行こう」

磯谷「はー、てかこんなんどうすんだよ、ここから断崖絶壁だぞ」

坂城「傾斜70度ってところか、幸い凹凸はあるな」

進也「飛んだ方が早いんだけど」

レイン「アホ言うな、行くぞ」

進也「っくー、大変」

刃「雨ん中のロッククライミングって・・・きっつ」

ガタッ


雪希「うわっ‼‼‼‼‼」

坂城「雪希‼‼‼‼」

刃「俺が行く‼‼‼‼」

バッ


進也「刃‼‼‼‼」

レイン「待てシン‼‼‼‼刃が一緒な以上お前が行っても仕方ない‼‼‼‼」

進也「だからって・・・雪希は雨が苦手なんだぞ‼‼‼‼刃も薄着だしどうすんだよ‼‼‼‼」

レイン「お前も薄着だ、いってどうする」

坂城「まぁシン、若月はレインさんのサバイバル術を教わってんだ、何とかするだろ」

磯谷「今はそう思って進むしかない、これだけ切り立った崖から降りたんじゃシン君もただじゃすまないかもしれないし」

進也「でも・・・」

レイン「もう俺はお前の先生じゃねえから好きにしろ、だがお前がいないと任務を達成できる確率が下がるから今は勝手は許さん」

レイン「それに、あいつらが生きていて、敵の基地がBLOOD本部にたどり着けるとすれば、俺らの取るべき行動はなんだ?」

進也「分かった・・・行こう」




レイン「ふぅ・・・あれか‼‼‼?」

刃「でっけー基地だなぁ・・・聞いてねえよ」

坂城「研究所から1km離れたところって情報だったが、こりゃ1km離れたとこってのも研究所内だな」

進也「みんなにお願いがあるんだ」

磯谷「どうした?」

進也「今回の敵はSEASの同盟だから、出来るだけ戦わない方向で・・・」

坂城「まぁ・・・天野ミナトに喧嘩売る事になるしな」

レイン「だが忘れるなよ、最優先は俺ら自身の命と任務だ、それを妨げるようなら容赦なく戦うんだぞ、いいな」

進也「うん・・・」

磯谷「うっし・・・行くぞ‼‼‼」










刃「っあー・・・雪希‼‼‼無事か‼‼‼」

雪希「う・・・うん・・・」

刃「とりあえず・・・そーだな・・・一応ホッカイロ持っているから持っとけ」

雪希「ありがと」

刃「いやーでもどうすっかな・・・運よく洞窟あったから濡れなくて済むけど・・・」

雪希「本当にごめん・・・大丈夫?」

刃「知ってんだろ、俺は元気だけが取り柄だからさ♪」

シュー・・・


雪希「‼‼?」

刃「やべ‼‼‼脱出‼‼‼‼」

雪希「催眠ガス‼‼‼‼」

ドサッドサッ


?「・・・洞窟に隠れていたのが不運だったな・・・BLOODの次期幹部ども」










研究所南塔


レイン(よし、ステルス機装着完了、来い)

サッ


進也(・・・坂城くん、あそこに監視カメラ)

坂城(あれはぶっ壊すか)

磯谷(音たてんなよ)

坂城(任せとけ)

シャイン・レーザー‼‼‼‼‼‼‼‼‼


レイン(監視カメラの核のみを貫通した、いい仕事するじゃないか)

坂城(どーも)

磯谷(分かれ道だな・・・どうする?)

坂城(時間が無いんだ、分かれるしかない)

レイン(付いて来いシン)

進也(はーい)

磯谷(じゃ行くぞ坂城)

坂城(後で落ち合いましょうレインさん)

レイン(ああ、気を付けろよ)





ズドーーーーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


坂城「っく・・・」

磯谷(敵か‼‼‼?)

?「シャッターを下ろせ‼‼‼」


部下「は‼‼‼」

ガシャンッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


坂城「ち・・・退路を断たれた・・・」

磯谷「こいつさっき手配書で見たな」

?「一応自己紹介はしておこう、ジョン家長男のジョン・マルクスだ、何をしているのかな?」

坂城「何?見りゃ分かるだろ、散歩だよ」

マルクス「んん・・・なぁデスバースター坂城琉衣、俺らはSEASの同盟機関だぞ」

坂城「そうだな、別に戦争しに来たんじゃねえよ」

マルクス「何の用だと聞いている」

磯谷「だからさ、道に迷ってたらこの基地に・・・」

ズガンッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


マルクス「・・・話にならんな、ここで死んでもらおう」

坂城「磯谷、シャッターぶっ壊しとけ、俺がやる」

磯谷「オッケー」

マルクス「磯谷だと・・・まさか・・・小武器マスターの弟子か‼‼‼‼」

坂城「闇の科学者ジョン・マルクス・・・確か猛毒PK8を開発したイカれた科学者だったな」

マルクス「イカれたとは言い様さ」

磯谷「坂城、力ずくでの突破は多分ムリだ、対生光加工に加えて超硬質セラミック製」

坂城「かと言ってこいつも自力で出られないんじゃ部下に裏切られたときに困る、鍵穴みたいな何か探しとけ‼‼‼‼」

磯谷「むちゃくちゃだぜこいつ・・・」

マルクス「さてさて、君らには死んでもらう」

カチャ


坂城「ガスマスクか・・・なるほどな」

マルクス「貴様ら持ち合わせてないだろう?これで終わりさ」

シュー


坂城「ち・・・磯谷‼‼‼‼」

カチャッカチャッ


磯谷「ほらよ‼‼‼‼」

バシッ


坂城「サンキュー」

マルクス「ほぅ、ガスマスクを持ち合わせていたか」










レイン「避けろシン‼‼‼‼」

ビュンッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


進也「レ、レーザービーム‼‼‼‼?」

侵入者あり、BLOODの磯谷春樹と坂城琉衣


レイン「ち、早速ばれたみてえだな」

進也「どうする‼‼?」

レイン「どうするったって、どうしようもないだろ」

進也「でも・・・」

レイン「俺らの位置ももうバレてるとみて間違いない、正体がバレないように動くだけで精いっぱいだ」

進也「そうかもね・・・あ、行き止まり」

レイン(・・・待機してろ、部屋入ってくる)

進也(気を付けてね)

カチャ


レイン(・・・‼‼‼)

ズドドドドドドドドドドドドドド‼‼‼‼‼‼‼‼‼


進也「レイン‼‼‼」

レイン「なるほどな」

ガキィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


進也「うわっ‼‼‼‼」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーン


レイン「そこ多分非常通路になってる、先進め‼‼‼‼」

進也「でもレイン置いて行けないよ‼‼‼‼」

レイン「テメェ何様だ‼‼‼‼俺の心配してんならブッ飛ばすぞ‼‼‼‼」

進也「え、でも・・・」

レイン「いいからさっさとしろ、テメェも狙われたらさすがに庇いきれねえぞ‼‼‼‼」

進也「わ、分かったよ、じゃあまた後で‼‼‼‼」

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最終更新:2015年06月20日 10:20