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278話「開戦」

集会場


デルタ「彩、姫はどうした?」

彩香「んん・・・何か魘されてたから残して来ちゃった」

伝氏「何か戦争に関して悪い予知でもしてんのかもなぁ」

薫「こんにちは」

彩香「どうも」

夜一「今回の戦争はUS海賊団が不在らしい、まだ多くの兵が何も伝えられないところをみると・・・」

伝氏「今回の主力は俺たちだな」

デルタ「まぁ、世界中のSEAS兵が集められてんだ、何となく察してるとは思うがな」

純「お、出て来たぞ」



ミナト「BLOODと全面戦争が決定した‼‼‼‼今から9代目も呼んですぐにでも出陣する‼‼‼‼」



デルタ「だろうな」

翼「遅くなりましたー」

純「報告ご苦労」



ミナト「予定では明朝、では準備にかかってくれ‼‼‼‼解散‼‼‼‼‼」










翌朝、ドーバー海峡、フランスサイド


伝氏「結構遠いよな・・・イギリス」

デルタ「フランスなのに少し見りゃ草原や砂漠、森林がある・・・変わったな」

紫竜「ここ数年でこの辺りは急速に廃れたな・・・」

ケイ「この近くに陣を敷こう、BLOOD本陣のあるロンドンまでは海を挟んで100kmか・・・海峡の対岸見てみ」

ミナト「おーおー、BLOOD軍が来てんじゃねえか・・・それも随分殺気立って」





イギリスサイド


進也「・・・来た・・・SEAS軍だ」

9代目「まぁ今回の戦闘は見ているといい、というか、君らの教育をしつつ戦える相手じゃない」

レイン「ですね、既に敵は戦闘準備完了ですし・・・」

坂城「じゃ作戦通りあれ出すぞ」

磯谷「そーね・・・こんなこともあろうかと、きっちり準備してあるよ」

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガ


進也「何‼‼‼?」

ドーーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


磯谷「モッ君に頼んで作ってもらったんだ・・・人工足場」

レイン「やるもんだな・・・」

ウッズ「9代目、マイクどうぞ」

9代目「全軍‼‼‼‼進軍開始‼‼‼‼‼」


ジョニー「さて、じゃあ攻めチームもここで行って貰おうか」

刃「ハル君と俺と、ウッズさんだな」

ウッズ「それぞれ部隊を進軍させるために尽くそうじゃないか、な‼‼‼‼」

磯谷「いいっすね、盛り上がって来た」

進也「あの・・・気を付けて・・・」

刃「おー‼‼‼‼」





SEASサイド


紫竜「兵同士の戦闘ではレーザービームを用いるうちの兵が押してるようだ」

ケイ「さすがは最新の兵器だ」

ダッ


部下「報告‼‼‼‼3、10、15エリアにて戦闘開始‼‼‼‼」

ミナト「3部隊で攻めに来たか・・・指揮とってんのはどいつだ?」

部下「10エリアは『天の剣』若月刃、他は不明です」

紫竜「俺が行こう、剣を狩るなら剣だ」

ミナト「だな、他のは隊長が分かるまで待機」

ケイ「きっちり仕事して来いよ」

紫竜「誰に言ってんだ」





SEASサイド、すぐ横の森


ラルク「・・・目標に到達した、速やかに任務にかかるぞ」

レーブ「ボスも意外に隊長らしいこと出来んだな」

キラー「あんた知らないのね、昔はボスも隊長やってたのよ?」

ラルク「無駄口叩くな、さっさと行け」

佐吉「お前は?」

ラルク「俺が先行するわけねえだろ」

疾風「冴島の件きっちり片付いたみたいだな、ボス」

レーブ「お前がどっか行ってる間に冴島が目覚ましてさ、しっかりボスと話してたよ」

佐吉「じゃ今は冷静なんだな?」

ラルク「・・・テメェら・・・俺を冷静じゃなくさせてえのか?」

キラー「佐吉、先行行くよ‼‼‼」

佐吉「はいはい」

光陰闘刃掌‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


佐吉「っく・・・」

レーブ「佐吉‼‼‼?」

ラルク「・・・テメェか・・・アレクサンダー‼‼‼」

デルタ「怖い攻め方するじゃねえか」


伝氏「冴島がいないから今回は出陣しないって予想だったんだけどなー」


純「へぇ・・・これが本物の暗殺部隊か」


キラー「クインテットと・・・何か変なのが2人‼‼‼」

薫「心外なんだけど」

彩香「まさかのUBか・・・ミナト君?」

バキッ


レーブ「バーカ、通信なんかさせねえよ」

彩香「やられた・・・」

デルタ「心配ない・・・こいつら全員倒して直接報告すりゃいいんだ」

純「てか今俺が報告したよ、イチ経由で」

キラー「いつの間に・・・」

佐吉「こいつら・・・忍だな」

疾風「へー、初めて見たよ」





SEASサイド


ミナト「UBか・・・クインテットと忍2人じゃ足りないかな?」

ケイ「さぁ・・・相手はVセッテ、南の猛虎、それをまとめる帝士・・・」

エミ「一方こちらは血嵐事件のデルタとデン君、忍の国の王子とその従妹、純くんと薫ちゃんだね」

ミナト「純と薫が両方やられない限りヤバい時は連絡が来るんだろ?」

夜一「あぁ、こっちから連絡する事も出来るぜ」

ミナト「まぁ基本的には集中力を削ぐからしなくていいよ、だけど時間が無いのは間違いない」

翼「どーしてですか?」

ミナト「光炎組に出てこられたらかなり厄介だろ?」

翼「あーなるほど・・・」

部下「報告します‼‼‼」

ミナト「はいどうぞ」

部下「南の方からBLOOD側の援軍です‼‼‼」

ミナト「距離は?」

部下「3kmほどかと」

ミナト「マジかよ・・・ケイと翼も戦闘に合流してくれ‼‼‼」

ケイ「了解した」

翼「はーい」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ケイ「っと・・・岩‼‼‼?」

翼「直撃コースだったのに・・・」

ケイ「ミナト、もっと遠く落とせよ」

ミナト「十分だろ」

翼「ミナトさんが落としたんですか?」

ミナト「あぁ、あれくらいなら余裕だよ」

夜一「凄いもんだな・・・」





戦場


刃「だいぶ押してるぞー‼‼‼光炎組の増援も来てるし今押すぞー‼‼‼」

隊長「若月くん‼‼‼‼前方から何者かが猛進してくる‼‼‼」

刃「俺が行く、道開けてくれ‼‼‼‼」

ズバッ


刃「っく・・・」

紫竜「必要ねえよ、斬るから」


刃「黒崎・・・」

紫竜「若月、悪いが時間が無いんでね」

刃「光炎組が来たからか・・・」

連斬・矢吹雪‼‼‼‼‼‼‼‼‼


獄奏‼‼‼‼‼‼‼‼‼


紫竜「やっぱ大業物同士の撃ち合いは音が違うな」

刃「そうだな、もっと試合を楽しみたいところだけど、そういう訳にもいかねえ状況だしなぁ」

紫竜「同意見だ」

刃「目が血走ってんぞ」

紫竜「元々だよ」

ギィィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


紫竜「前に見た時とは全然違うな、噂通りヒットマンに仕込まれたか」

刃「そういうあんたも、力で押す剣術じゃなかったか?」

紫竜「芸が無いって同僚に言われたんでね」

刃「・・・内海伝氏か」

紫竜「あぁ、そうだ」

陣旋風‼‼‼‼‼‼‼‼‼


天門‼‼‼‼‼‼‼‼‼


紫竜「ぬるいな」

刃「そう思う?」

紫竜「そういうことか‼‼‼‼」

刃「真技」


稲妻‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



羅生門‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



紫竜「直線的な斬撃を飛ばす事で俺を一瞬油断させ、更に、手元で弾ける事で俺を揺さぶり、視界を妨げた・・・」

刃「マジかよ・・・」

紫竜「どっちかっていうと感覚派の男だと思ってたんだがな・・・違ったようだ」

刃「違くねえよ、こういう戦闘のノウハウを考えるようになったのはレインの影響かもな」

紫竜「奴は緻密に戦闘を組み上げる事で有名だからな」

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最終更新:2015年07月11日 15:32