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289話「海軍vs桜組」

南東方向、森の中


夏希「クロさん、ひとついいですか?」

クロ「あぁ、なんだ?」

夏希「私たちが戦場に着いたとして、恐らくすでに敵側が占領してると思います、どうします?」

ヒロ「なんだ、夏希ちゃんはなんも聞いてなかったのか」

夏希「え・・・どういうことですか?」

レナ「今海軍は桜組が戦闘中なの、私たちが戦った戦場よりも少し南でね」

エミ「だからまだ大丈夫だと思うよ、多分ね」

クロ「一応策はいくつか用意してるから何とかなるだろう」

夏希「あの・・・それと、千鶴さん、夜一さんも捕えられたって聞いたんですけど・・・」

翼「あの2人は後で本部、陸軍側、空軍側、海軍側の通信をする為に残ったよ♪」

クロ「とにかく、クインテットと忍がかけた桜組がどこまでやれるか未知数だ、急ぐぞ」





更に南西の海上


水月「総艦長、こちらへどうぞ」

瓢河「・・・現状は?」


水月「押されていると言わざるを得ません・・・桜組ごときに・・・」

プルルルルルルルルルルル


メイル「艦長‼‼‼真愚魔大将からです‼‼‼」

瓢河「適当に対処しとけ、今それどころじゃねえだろ、ニックと小太郎は何してんだ‼‼?」

水月「ニック中将は先ほど現れた謎の鎖の対処を、武藤中将は本船の守護を・・・」

ダッ


小太郎「・・・っく・・・艦長・・・遅かったですね」

瓢河「テメェら2人で片が付くと思ってたんだよ・・・むしろ負傷してるみたいだな」

小太郎「えぇ・・・敵は桜組、世界でも5本の指に入る大機関です」

瓢河「っち・・・仕方ねぇ・・・しばらく話しするためにも盾張っとくか」


アイス・ウォール‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



小太郎「ハァ・・・さすがっす」

瓢河「さて・・・現状を教えてもらおうか」

小太郎「・・・桜組組長の伊達蓮司と補佐の坂本楓が相手です、坂本の鎖はなかなか厄介で・・・」

ダッ


ニック「すみませんでした・・・結構厄介で」

瓢河「別に構わん、目立った戦力がその2名、他はただ数で押してくるだけだとしたら、この勝負勝ったぞ」

小太郎「え・・・」

瓢河「いったんお前は休んで裏工作部隊の指揮を頼んだ、伊達蓮司は俺が相手をしよう」





桜組本船


蓮司「・・・氷の城か・・・いよいよ出てきたな」


半蔵「わしには期待するなよ、もはや老兵」


蓮司「いやいや構いませんよ・・・うちの補佐が中将1人止めてますし」

半蔵「すまんね・・・お主は戦わんのかい?」

茂木「いやいやいや・・・私も老兵だよ?」


蓮司「ムリだよ、茂木さんは力を失ったのは知っているだろう?」

半蔵「へぇ、初耳だよ」

茂木「もう新しい時代にかけて来たからね・・・後悔もしてないさ」

半蔵「いかがする?」

蓮司「ふぅ・・・楓‼‼‼‼‼」

楓「なんでしょうか?」

蓮司「クモの中将は任せるぞ、いいな?」

楓「ダメって言っても何とかしろって言うんでしょ、聞く必要なくないですか?」

蓮司「そうだな・・・頼んだ」

楓「御意」

蓮司「・・・さて、氷の城が崩れるぞ・・・用心しててくれ、先輩方」

半蔵「偉そうに言わんでも分かってるさ」

茂木「自分の身くらいは守れる、心配には及ばんよ」


フリーズ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



茂木「ほぅ・・・海面を凍らせてきたか」

楓「面倒くせぇな」

ダッ


蓮司「まったく、楓は気が早いな・・・」

茂木「君は行かないのかい?」

蓮司「2人同時に相手をしないといけないからな・・・焦ってはいけないのさ」



楓「っし」

縛鎖‼‼‼‼‼‼‼‼‼


糸鞭‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ニック「さっきからうちの戦艦をめちゃくちゃにしてくれやがって・・・」

楓「すまんね、こっちも必死なんだよ」

突鎖‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ニック「あまいよ」

スッ・・・


ニック「‼‼‼‼‼」

楓「どうした?顔色が悪いぞ?」

ニック「生光が消滅したな・・・まさか貴様のそれは噂に聞くSADの死鎖か‼‼‼?」

楓「あぁ・・・少しでも触れれば生光を失うぞ」

ニック「そうか・・・それは気を付けないとな」

糸弾‼‼‼‼‼‼‼‼‼


盾鎖‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ニック「・・・やるなぁ・・・細い糸弾をよくそれで受け止めたな」

楓「それくらいの操作はな」

ヒューーーー・・・


楓「‼‼‼‼」

ズドーーーーーーーーーーーン


ニック「氷塊か・・・」

楓「・・・・・・総長・・・」



瓢河「・・・よう・・・伊達蓮司・・・」

蓮司「初めましてかな・・・瓢河大将」

瓢河「そうだな・・・うちの中将を随分可愛がってくれたじゃねえか」

蓮司「あぁ、あいつか・・・同格とか言ってきてカチンと来たんでな」

瓢河「奥にすさまじい気配をいくつか感じるが・・・何か隠してるな?」

蓮司「別に隠しちゃいないよ」

アイス・ブレード‼‼‼‼‼‼‼‼‼


隼咲‼‼‼‼‼‼‼‼‼


蓮司「まだ話してんだろ」

瓢河「命を懸けた勝負に卑怯なんて言葉ありえねえだろ」

鷹夜気‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ボキッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


瓢河「俺の氷を折るとは・・・なかなかの攻撃だな、武器折りの技だったか」


アイス・メテオ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



蓮司「氷塊の流星群か」


独眼流・陽翔天‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



瓢河「あの数を全部割るとは、さすがの反射神経だな」

アイス・ロック‼‼‼‼‼‼‼‼‼


バッ


瓢河「飛んだな」

アイス・ランス‼‼‼‼‼‼‼‼‼


孔雀翼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


蓮司「甘いぜ」

瓢河「どこがだよ」


アイス・キャッスル‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



蓮司「っち」


鳳凰竜巻‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



瓢河「驚いたな、一瞬で突破されるか・・・これは全力で行かざるを得ないか」

蓮司「来いよ」


アイス・ブリザード‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



蓮司「っち・・・氷の竜巻‼‼‼」

ダッ


瓢河「それじゃ逃れられんぞ」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ


蓮司「っく・・・」


抜刀術・蒼燕‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



瓢河「なるほど・・・剣圧で払ったか・・・それでもまだだ」

蓮司「いや、これでいい」

瓢河「・・・まさか・・・足元の氷塊を投げ飛ばしたのか‼‼‼‼」

ドドドドドドドドドドドドドドドドド


瓢河「ち・・・小癪な真似を‼‼‼‼」

アイス・ウォール‼‼‼‼‼‼‼‼‼


蓮司「っし・・・やっと出れたぜ」

瓢河「俺の本気とここまでやりあったのは他の大将と剣帝海賊団、海王くらいだ」

蓮司「そりゃどうも」

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最終更新:2016年01月17日 18:20