30分ほど前
雪希「ん・・・あれ・・・」
テイル「やっと起きた?」
雪希「・・・なんか・・・おかしい・・・」
テイル「そう・・・いつもと同じに見えるけど・・・周囲と遮断されてる・・・」
修羅「お目覚めかね・・・姫君」
雪希「‼‼‼‼」
修羅「ふぅ・・・30分は待ったぞ」
雪希「・・・・・・殺す」
ブオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォ‼‼‼‼‼‼‼‼
テイル「ゆ・・・雪希‼‼‼‼」
修羅「女の子がそんなこと言うもんじゃないぞ、闇化されたら話もできん・・・ボックスで処理するか」
鉄骨固め
雪希「‼‼‼‼」
テイル「何・・・これ・・・」
ドスッ‼‼‼‼‼‼‼‼ドスッ‼‼‼‼‼‼‼‼ドスッ‼‼‼‼‼‼‼‼・・・・・・
修羅「・・・闇化は大量の生光で阻止できる・・・体に刺した鉄骨から直接生光をぶち込めばいいのだろう?」
ゴオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
雪希「・・・・・・ハァ・・・ハァ・・・」
テイル「何なの・・・今の・・・」
修羅「・・・さて・・・話をしようか・・・本日発売の週刊誌に出ていたのは見たかい?」
雪希「・・・・・・見た」
修羅「私は、君の父が所有していたエドモントンという町を崩壊させた男、そこの唯一の生き残りが君だ」
雪希「・・・それも・・・・・・人体実験のために‼‼‼‼」
修羅「記事では生活資金を支給する代わりに人体実験をしていたら失敗し・・・となっていたな」
雪希「・・・・・・え・・・違うってこと‼‼‼‼?」
修羅「記事通りなわけ無いだろう・・・だいたい、国連が生活資金を提供してやる理由がどこにある?」
雪希「・・・・・・」
テイル「じゃあ・・・あんた・・・」
修羅「事実は、強襲し、町の人間全員を施設へ強制連行、その後1ヶ月間人体実験を行った、お前もな」
雪希「・・・ウソ・・・・・・」
テイル「1ヶ月・・・なぜやめた?」
修羅「簡単なことさ・・・被験体が死んだからだ」
雪希「‼‼‼‼‼‼‼‼‼」
テイル「外道め・・・」
修羅「まぁ1つ誤算だったのは、お前の脱走を許したことだ、その後裏社会を巡ったお前の情報を聞くたびに」
修羅「部隊を密かに向かわせたがお前を捕えるには至らず、よりによって世界最強の機関
BLOODにとられた」
修羅「お前が昔の記憶を失ってなければ俺は終わってた、いくらでも俺につながる証拠は出るだろうしな」
雪希「・・・・・・雨の日・・・親が私を車から放り出す・・・それが私の一番古い記憶・・・」
修羅「ああ、一応お前には話しておこう・・・それにはまず、俺がなんの人体実験をしていたかだな」
テイル「・・・?」
修羅「俺が研究していたのは、人工的に自然同化者を作るという実験だ」
雪希「・・・人・・・工?」
テイル「そんなの・・・できるわけ・・・」
修羅「・・・では聞くが、自然現象のなかでも特に強力なマグマ、氷、雷の能力者が同時に揃うか?」
テイル「え・・・」
修羅「それに・・・クモなんていう自然同化が存在するとでも?」
テイル「まさか3人の大将と海軍中将ニックは・・・」
修羅「俺の研究の成果だ、ニックは生まれる時からすでに能力者だったという違いはあるがな」
修羅「お前が恐らく体温の調節が苦手だったり、体が異常に弱いのはおそらくその実験の副作用だ」
雪希「・・・で・・・自然同化の研究が・・・何なの?」
修羅「お前の母親は最初の仮成功者だった、俺らがそれに気づく前に奴はお前を連れて脱走したんだよ」
修羅「彼女は火の能力を持っていた・・・が、不完全だったために、雨に濡れて死んだ」
雪希「・・・・・・そんな・・・」
テイル「急に自然同化が完成する可能性もあったのに・・・随分不用意だと思うけど」
修羅「当時は自然同化に対する知識が薄くてね、自然現象を巻き起こせるとしか知らなかった」
修羅「まさか、自分そのものがその自然現象になれるなんてな・・・いい教訓になったよ」
ブオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォ‼‼‼‼‼‼‼‼
テイル「雪希‼‼‼‼」
修羅「はぁ・・・無意識なのか・・・まぁこの状態じゃ動けないだろうがな」
ダッ
唯「な・・・なにこれ・・・」
テイル「唯・・・どうしてここに・・・」
修羅「結界を作ったら紛れ込んでいたんでな・・・別の結界内にいてもらったんだが・・・突破したか」
唯「元帥修羅・・・それに・・・この鉄骨は・・・」
テイル「雪希よ」
修羅「玉森雪希に今の話をしたのは、あの実験の唯一の生き残りがどう生きているのか知りたかったからだ」
修羅「こんな状態とは・・・話も出来ないんじゃ仕方ない、今ここで全員抹殺し、過去を清算しよう」
唯「・・・来ますよ」
テイル「分かってる」
ビュオッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
テイル「な・・・」
ドサッ
唯「っぐ・・・テイルさん・・・」
テイル「体が・・・動かない・・・」
修羅「原理は威眼と同じさ・・・ただ、私の力を押し付けるのではなく、君ら自身が私を恐れたのだ」
修羅「この技は代々、魔王放と呼ばれ・・・この技を持つ事を許されたものがこの世を治めるのだ」
唯「・・・やっぱ・・・異次元ですね・・・」
修羅「さすがは赤羽レンの弟子だな、これじゃ倒れんか」
唯「っく・・・」
ヒュッ
唯「え・・・」
テイル「早・・・」
ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼
唯「が・・・あ・・・」
修羅「ほぅ・・・」
ガシッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼
唯「う・・・」
修羅「へぇ・・・お前女だったか・・・・・・それにこのペンダントには見覚えがある」
修羅「なかなかおもしろいな・・・BLOODはこんなのも抱えてたのか・・・」
唯「・・・・・・うる・・・さい・・・」
修羅「佐久間一族のお嬢さんが・・・そんな汚い言葉を使うもんじゃないぞ」
ゴッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼
唯「うっ」
テイル「まずい・・・」
妓葬の一撃‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
唯「・・・あ・・・う・・・」
テイル「唯‼‼‼」
修羅「・・・思った以上に頑丈だな・・・妓葬の一撃は岩盤を砕くほどの技なんだが」
テイル「大丈夫なわけない・・・さっきから呼吸がおかしいし・・・」
雪希「・・・・・・あれ・・・唯・・・くん?」
テイル「・・・気が付いた?」
修羅「・・・そのまま気を失っていた方が苦しまずに死ねたろうに・・・かわいそうなやつだ」
雪希「う・・・でも・・・唯くんの方が・・・辛そう・・・」
修羅「さて・・・‼‼‼‼‼‼‼‼‼」
テイル「・・・?」
修羅「・・・まさか・・・結界が一部破られた・・・だと・・・」
陸軍の陣付近
月光「ハァ・・・ハァ・・・」
疾風「月光くん、なんか調子悪い?」
月光「まぁな・・・さっき玲斗の力をフルで借りたので体も疲弊しきってたし・・・何より・・・」
劉「・・・?」
月光「・・・玲斗が弱ってる・・・俺や華凛の体にはあいつが干渉してる分、あいつの影響をモロに受けるんだ」
ラルク「・・・星川は今何やってんだ?」
疾風「たしか・・・真愚魔のとこに奇襲を・・・」
月光「あぁ・・・一番心配なのは華凛だ・・・あいつ確かBLOODの軍勢の先陣だ」
月光「あいつは俺と違って玲斗に力をもらってからそれを使いこなす練習だけしてきたらしいからな」
疾風「じゃあお前より玲斗の影響を更に受けやすいってことか?」
月光「そうなるな・・・」
ラルク「今のテメェより弱いとなると、マジで使い物にならねえぞ」
ヒュッ
月光「まだ話してんだろ」
劉「お前から潰させてもらうぜ」
猛炎爆掌‼‼‼‼‼‼‼‼‼
死拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼
月光「っち・・・」
ネット‼‼‼‼‼‼‼‼‼
劉「ったく・・・面倒くせえ」
熱風竜巻‼‼‼‼‼‼‼‼‼
疾風「うーわ、切られたわ」
ゴオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
劉「いつの間に‼‼‼‼」
疾風「ボスの気はでかいんだからさ、それを気付かせないようにするのって結構大変よ」
月光「ここまでお膳立てしてんだ、倒せなきゃぶっ殺すぞ」
ラルク「いちいちうるせぇ、どけ」
帝王の覇銃砲‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
最終更新:2016年02月02日 21:19