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309話「託される者③」

純「・・・おい・・・おい‼‼‼‼」

ラティ「・・・んだよ・・・ちゃんと・・・受けきったぜ・・・」

純「大丈夫なのか・・・」

ラティ「お前・・・の方は・・・行けるんだろうな・・・」

純「あぁ・・・おかげでばっちりだ」

ラティ「わりぃ・・・ちょっと・・・休むわ」

バタッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


威加槌「よく受けきったもんだ・・・で、お前はどうなんだ」

純「親父から受け取ったこの術だ、これで勝つ‼‼‼‼」


王印・統将の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



雷転移


風印・風飛の術


威加槌「‼‼‼‼?」

純「こっちだよ」


雷印・光夢鳥‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



威加槌「っぐ・・・ただの風の加速に追いつけねえとは・・・」

純「まただぜ、どっち向いてんだよ」


雷風印・電磁嵐の術‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



威加槌「ぐあ・・・」

純「ふぅ・・・どうだ」

威加槌「驚いたな・・・俺が今まで戦った中で、元帥を除いては一番強ぇよ」

純「元帥と戦ったことあるんだな」

威加槌「ペーペーだった頃な、俺たちを自然同化者にする時にモメたんだよ」

威加槌「戦闘力に純粋だった真愚魔は賛成派だったが、瓢河は卑怯だっつってな」

威加槌「俺は単純に成功率が高くはないって聞いてたからな・・・で、三人で大喧嘩さ」

純「へぇ、大将三人でか」

威加槌「それを元帥が制圧したんだ・・・その時はもう怖くてたまらなかったよ」

純「なるほどね・・・大将三人は仲悪いって聞いてたけどそういうわけか」

威加槌「さて・・・やろうかね」

純「あぁ・・・この一撃で沈めてやるよ」

雷転移


風印・風飛の術


威加槌「またか」

純「王印は脚力を徹底的に上げる術だ、代々ボスに継承されてきた」

純「その分腕力が落ちるんで、腕を使わない技で決めないといけねえ」

威加槌「へぇ」

純「ここだ‼‼‼‼」


風印・カマイタチの術‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



威加槌「残念だったな、読めちまったよ」

雷城‼‼‼‼‼‼‼‼‼


純「どっち向いてんだよ、そいつは俺の影分身さ、王印解除」

威加槌「な・・・」


雷闘印・光竜爪拳‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼






空間1


ナギ「ハァ・・・ハァ・・・赤岡竜、時間を稼ぎましょう」

竜「その話何度目だよ、断る」

月光「鈴原、お前何を狙ってる・・・」

ナギ「・・・待ってるんですよ、時が来るのをね」

竜「しっかり説明しろって言ってんだろ」

修羅「さてさて、そろそろ終焉かな?」

竜「はっ、笑わせんな‼‼‼‼」

ダッ


修羅「足がついていってないぞ」

ドスッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


竜「がっ・・・」

月光「言わんこっちゃねえ」

死界‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ナギ「BLOODとの戦争で成瀬アイ、レンと、この戦争では海軍少将とでしたっけ」

月光「とはいえ・・・俺もお前も長くはもたねえぞ」

ナギ「そろそろ来ないと・・・手遅れになる・・・頼みますよ」





空間2


修羅「何を狙ってるのか知らねえが、飛び回ってるだけじゃジリ貧だぞ」

ラルク「うるせぇ」

ヒュッ


修羅「銃を使った加速で俺の普通の速度と同等だ、ずっとやってりゃ持たねえし時間の問題だな」

ラルク「は?」


帝国の破滅‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼



修羅「っち」

即興盾


ラルク「死ね」

帝王の鉄槌‼‼‼‼‼‼‼‼‼


妓葬の銃砲‼‼‼‼‼‼‼‼‼


妓葬の一撃‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ラルク「っぐ・・・」

修羅「思ったより弱かったな」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド



ラルク「こっちの・・・台詞だ・・・」

修羅「っぐ・・・な・・・に・・・」

修羅「これは・・・」

ラルク「ハァ・・・ハァ・・・ロベルト・・・脱出は・・・」

アーク「無理だな、で・・・今のは?」

ラルク「破壊の生光の応用だ・・・うちの技術開発部と俺の生光があって初めて完成した・・・」

アーク「最初に散弾を撃ったのはそれ自体が攻撃じゃなく、トドメへの布石だったんだな」

ラルク「あぁ・・・」

アーク「で、その腕は大丈夫なのか、敵の攻撃と最後の一撃、あれ自分の腕も危ないんだろう」

ラルク「テメェは脱出の心配だけしてりゃいいんだよ」





空間3


赤羽「っち」

蒼眼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


修羅「面倒だな・・・さすがに」

赤羽「いいね」

ゴキッ


赤羽「っぐ・・・」

修羅「終わりだね」

蒼眼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


赤羽「ハァ・・・ハァ・・・」

ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


大雅「鬱陶しいぜ」

ギィン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


修羅「さすがは世界最強の剣士だな、剣が折れてもここまでできるとはな」

修羅「ただ・・・それに比べ、あちらの幻術士は若干おとなしいな」

大雅「どうした星川‼‼‼」

玲斗「いえ、もう済みました」

修羅「ん?」

赤羽「何を言ってるんだい?」

大雅「どういう・・・」

玲斗「こちらの勝ちです」

ヒュッ






BLOOD本部付近


大雅「お・・・なんだなんだ・・・」

赤羽「・・・戻ってきた・・・」

竜「おいおい・・・何がどうなってんだ」

アーク「・・・?」

玲斗「全員いますね・・・成功です」

ラルク「テメェか星川・・・何をした」

玲斗「新たなPHANTOMの力です・・・空間を移動する空間移動」

ナギ「やはり・・・しかし全員同時ですか、驚きましたよ」

玲斗「・・・一つの空間を繋げるのに四肢一つを断つようです・・・お陰で両足と右腕は動きません」

月光「お前・・・」

玲斗「更に新しい力、空間を結界で隔離し、閉じておく能力・・・これで別空間の修羅は戻ってきません」

竜「なんでもありかよ」

玲斗「本来は大人数の敵を分断し、幻術にかけやすくするために使う能力ですからね」

玲斗「まさか別の空間内で強敵を足止めするために使えるとは」

アーク「で、どうするんだよ・・・お前の話じゃずっと閉じ込めておくことはできないんだろう?」

玲斗「それに関しては心配ありません、結界を作ったことで本体の修羅の操作を断つことができました」

ナギ「では、あの分身体は動かない・・・ということですか」

玲斗「えぇ・・・最後の左腕も失いました・・・まぁ何とかなりましたね」

ザッ


赤羽「・・・」

大雅「・・・」

アーク「おい、やめておけ・・・どこに行くかは大体検討がつくが・・・」

竜「さすがに足手まといもいいとこだぞ」

赤羽「四肢を失った星川玲斗とは違うんだよ」

アーク「武器も生光もボックスも眼もないんじゃ、まったく戦力にならないぞ」

赤羽「・・・うるさい」

大雅「じゃあお前はおとなしく待ってろよ、俺は行くぞ」

ナギ「どうするんですか・・・その折れた刀では状況は変わりませんよ」

玲斗「幸い剣帝の大剣は無事みたいですが、太刀の二刀流はできませんね」

カチャッ


竜「俺の刀、二本連れてけよ、片方はボックスだけどな」

大雅「・・・いいのか・・・お前の命借りても」

竜「どーせお前らが負けたら俺も死ぬんだぜ、二代目剣帝に握られるならこいつらも本望だと思うぜ」

大雅「あぁ・・・わりぃな」

赤羽「・・・腕、出しなよ」

大雅「あぁ・・・」

コオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォ


赤羽「行きな、もし負けたら殺す」

大雅「鎮魂か・・・さんきゅー」

ダッ


月光「しかし・・・これだけの連中が揃いも揃ってグロッキーとは・・・壮観だね」

竜「お前もその一員だぞ」

ナギ「あなたの強情なところは何年たっても変わりませんね」

赤羽「・・・全部分かったように言わないでよ」

玲斗「何だか新鮮ですね、あなたがそんな対応をするなんて」

ラルク「・・・おい、お前ら」

月光「あぁ・・・これは久しぶりだな」

ゴオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォ


SAD「マチガイナイ・・・コイツダ・・・星川玲斗」

玲斗「やはり来ましたか・・・久しぶりですね、死門」

死門「みな、下がって・・・俺が話をする」

竜「地獄の番人SADか・・・やっぱ国連の味方か?」

死門「いや、そうじゃない・・・むしろ国連が潰れてくれたほうがありがたいんだが・・・」

アーク「おいおい・・・お前ら何でこいつらとそんななかよく・・・」

赤羽「昔の知り合いというかね・・・で、何しに来たの」

死門「空間の移動、および干渉は世界の調和を乱す、それくらい知っているだろう」

玲斗「・・・すみませんでした」

死門「君らには借りがあるからね・・・今すぐ連行はしないが、戦争後にまた来る、構わないね?」

赤羽「横暴だね」

竜「あぁ、その程度で強制連行ってのは納得いかねえな」

死門「危険人物だ・・・仕方なかろう」

玲斗「構いませんよ、どうせこの体では何もできませんからね」

死門「まぁ、うちの設備で何とかしてやるよ・・・じゃあな」

バッ


アーク「・・・何だったんだよ・・・あれ」

ナギ「まぁ、全て終わったら話しますよ」

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最終更新:2016年11月23日 17:11