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314話「新時代 海軍、空軍編」

ニュージーランド支部


デルタ「彩はどこ行った?」

伝氏「貴族と将棋しに行ったよ、接待」

志保「私が頼んだの、ダメだったかな?」

デルタ「いや、ただ昨日頼んでおいたものがまだ来てないんでな、どうしたもんかと」

志保「片手間でやるから昼までにはできるって言ってたよ」

伝氏「接待の片手間ってのもどうなんだ?」

デルタ「ふぅ・・・今日はオーストラリアに出張か・・・忙しいなまったく」

志保「こんなつもりじゃなかったんだけど・・・翔平さんたちもそうだし・・・」

グッ


デルタ「気にすんな、姫も体には気を付けろよ」

志保「もー、子ども扱いしないで‼‼‼」

伝氏「ちげぇよ、まだ戦争の怪我完治してねえだろ」

志保「そんなことないよ」

伝氏「医者に隠し事か?」

志保「ごめん」

伝氏「できることやりゃいいんだよ、だからうちの隊長にしたんだから」

志保「うん・・・そうなんだけど・・・」

デルタ「いずれ俺らより忙しくなる日が来るさ、じゃあ行ってくる」

伝氏「うい、俺も行こうかね」

志保「どこ行くの?」

伝氏「兄貴が父親になるって言うからさ、見届けてくるよ」

志保「そっか・・・アーク隊長によろしくね」

伝氏「ハッハッハ、やっぱあんたすげーよ」





ハワイ支部付近の海


蓮司「あぁ・・・やっと海に出れたぜ」

楓「随分参ってるみたいですね」

蓮司「連日の事務作業、お偉いさんの接待・・・ホント嫌になるぜ」

楓「国際協定に加担したのは失敗でした?」

蓮司「そうは言ってないさ、あのまま神崎たちと鈴原たちが負けていたらもっと国連を潰すのは難しくなっていただろうからな」

楓「そうですね、命を懸けて国連を潰すとおっしゃってましたし、それで生きて倒せたんですから、彼らには感謝ですね」

蓮司「まぁそうだな・・・お前はあれでよかったのか?」

楓「・・・と、いいますと?」

蓮司「SADとして生きるのか、人間として生きるのか・・・決まったか?」

楓「えぇ・・・もうSADとして生きるのはやめました」

蓮司「そうか、何か掴めたんだろう?」

楓「まぁSADとして戦闘して失敗したんで、俺にはムリなんだろうなって思いまして」

蓮司「死にそうだったからな」

楓「鎖ももうSADに渡してきました、なのでもう戦闘はできませんけどね」

蓮司「それは構わねえよ、俺がいりゃ十分だ」

楓「相変わらずですね」

ダッ


部下「隊長、ご報告です」

蓮司「なんだ?」

部下「たった今、妹君の妊娠が認められたとのことです」

蓮司「そうか・・・他には?」

部下「と、いいますと?」

蓮司「何か聞いてねえか?」

部下「いえ・・・必要でしたら連絡致しますが・・・」

蓮司「いや、いい、体に気をつけるよう伝えといてくれ」

部下「はっ」

楓「いいんですか、直接言わなくて」

蓮司「向こうも忙しいだろうしな、人づてくらいがちょうどいい、赤岡もいるしな」

楓「彼でよかったんですか?」

蓮司「レナがきめたことにいちいち口出しはしねえよ」





アンドロット支部


純「・・・」

夜一「ヒロ達が帰ったぞ、挨拶くらいしておくか?」

純「まぁ・・・一応俺国王だし」

ガタッ


ベル「こちらからしますよ、挨拶くらい」

純「どうも、藤野純です」

ベル「クローン・ベルです、この度はお招きいただき感謝します」

純「うちの国に興味があるとか、好きなだけ見ていって下さい」

ベル「どうも」

純「しかし、船では自ら操舵をされたとか、いくら鎖国していたとはいえ、少しは信用していただいても・・・」

ベル「違うんですよ、昔少しだけ船旅した時に操舵担当だったんで」

純「姫君に操舵させるとは、独特なお国柄ですね」

ベル「国は関係ありませんよ、翔平さんの船に乗ったことがあるんです」

純「へぇ、あの船に・・・なるほど、あの怖い航海士か、体に染み付いてるってわけっすね」

ベル「レナさん航海の指示怖いですよね」

純「ええ」

ガタッ


翼「こくおー、時間だよー」

ベル「何か用事ですか?」

純「父に呼ばれてまして、代わりの者が案内しますので」

薫「こちらへどうぞ、姫君」

ベル「うわーすごい‼︎‼︎‼︎くノ一さんだー‼︎‼︎‼︎」

薫「あ、はぁ・・・」

ベル「どこか景色のいいところでゆっくりお茶でもしようよ、お話ししたいな」

薫「じゃあ・・・屋上に行きますか」





ベル「気持ちいいねー」

薫「終戦後に結界を解いて外と繋がったんで、私達も新鮮です」

ベル「そうなんだ・・・私たちは応援してるからね」

薫「話は伺っています、一同感謝しています」

ベル「まぁ、今のアイスランドがあるのはみんなのお陰だからね」

薫「この国もそうですよ」

ベル「へぇ、そうなんだ・・・薫ちゃんさ、広報活動として女優やってみない?」

薫「え・・・お芝居とかする女優さんですか・・・」

ベル「そう、流行ると思うんだけどなぁ」

薫「すぐには厳しいです・・・忙しい身ですので」

ベル「そうだよね・・・」

薫「手が空いた時にまだそのお話があるなら是非」

ベル「うん、分かった、それとは別に、個人的な頼みがあるんだけど」

薫「はい、どうぞ」

ベル「国王の好きなものとか教えて♪」

薫「はぁ・・・」





NY支部


ナギ「こんにちは」

アーク「よう、いらっしゃい」

リキ「NY支部はきれいだな」

アーク「元々国連が1ヶ月前に完成させた建物なんだ」

ナギ「陽菜ちゃんはどうです?」

アーク「あんなに苦しむヒナを見たのは黒砂以来だよ」



病室


伝氏「お、ナギさんじゃん」

ナギ「どうも」

大雅「どうしたんすか」

ナギ「G8会合の護衛の仕事でアメリカに来たので寄りました」

ラティ「わざわざすまんな」

ナギ「翔平くんは呼ばなかったんですね」

ラティ「あいつが今は一番大変だからな」

あああああああああ


大雅「ヒナ大丈夫なのか・・・」

ラティ「なんせ普通の妊婦より力が強いからな、暴れちゃって大変らしいぜ」

リキ「しかし子供ができるのか、感慨深いな」

大雅「もう教わる時代から次に託す時代になったってことさ」

ラティ「そうかもな、ナギさんとかどうなの?」

ナギ「支部長は忙しいんですよ、ほとんど寝る時間すらないのでそんな余裕ないです」

大雅「だろうな、アークも忙しそうだし」

リキ「・・・次の世代の子達は戦いを知らなくても生きていけるといいな」

ナギ「そうさせますよ、その為に働いてるんですから」

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最終更新:2017年04月22日 23:07