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1話「15年後」

第5次世界大戦より15年


部下「会議、もう始まるぞ」

部下「隊長相変わらず時間にルーズなのはどうにかならんのか」

?「ルーズなんじゃねえよ、忙しいの」

部下「坂城さん‼︎‼︎失礼しました‼︎‼︎」

陸軍第1部隊班長、科学技術部隊長 坂城瑠衣


坂城「シンは忙しくて来ねえよ、今日は俺が代理だ、部屋開けてくれ」



坂城「あれ・・・全然集まってねえな、月光と黒綱だけか」

陸軍第3部隊長 月光白兎


空軍第3部隊長 黒綱


月光「お前の開発したこれすごいな、本当に俺らが円卓囲んでるみたいだぜ」

黒綱「みんなの手も顔もはっきり見えてるよ」

坂城「通信部屋の中にいりゃ全身を再現できる、顔突き合わせて会話できるんだ、画期的だろ?」

月光「ああ、そうだな」

ピピッ


坂城「光炎と藤野国王か、今日はこれで全員だな」

陸軍第4部隊長 光炎ユウ


海軍第2部隊長、アンドロット王国国王 藤野純


ユウ「思った以上に集まり悪いのな」

純「まぁそんなもんだろう、俺もギリギリだったしな」

ユウ「でも黒綱が来るなんて初めてじゃない?」

黒綱「うちは遊撃部隊だからね、年中現場に出っ放しなんだよ」

月光「会うのも10周年記念式典以来か」

黒綱「あの時も最初の式典だけで二次会行けなかったからね、今日楽しみにしてたんだよ♪」

ユウ「他は大体いつものメンツって感じだよな、志保ちゃんがいないくらいか」

坂城「黒綱避けられたんじゃねーの?」

黒綱「ちょっとー♪」

月光「さて、じゃあ会議始めようぜ」

坂城「今日は予算についてだが・・・」

ピッ


純「ん、すまん、緊急連絡だ・・・何‼︎‼︎⁉︎」

坂城「どうした‼︎⁉︎」

純「うちの幹部たちが乗った船と急に通信が途絶えた、島から数kmの位置だ」

ユウ「戦闘か?」

純「ああ、敵襲を受けたとのことだ、今から俺が向かう‼‼‼‼」

黒綱「まぁ待ちなよ、君が行って好転するとは限らないだろう」

純「だが、俺が行くしかねえだろ‼‼‼‼」

坂城「いや、そうでもねえよ」

純「あぁ‼︎⁉︎」

坂城「まぁ落ち着け、お前のところの近所にうちの潜入部隊がいる、奴らを向かわせよう」

純「俺より使えるやつらなんだろうな‼︎⁉︎」

月光「少しは静かに話できねえのか」

黒綱「まぁまぁ、それほどの事態でしょ」

ユウ「藤野、お前の優秀な部下がまとめてやられたんだ、忍に相性が悪いのかもしれないぜ?」

坂城「それに、潜入部隊はお前も良く知る連中だぜ」

純「あぁ、あいつらか・・・懐かしいな」

坂城「君らの部隊を信用してるからこそ、君を行かせられないんだ、わかるな」

純「まぁ、分かったよ・・・」

坂城「あとは人払いだけ頼むな、やつらが生きてることは俺たちしか知らねえんだ」

純「そうだな、了解」

坂城「会議も今日のところは解散だな、予算の話はまたにしよう」

黒綱「そうだね、じゃあまた」

月光「お前どうせまたいないだろ」

黒綱「そうかもねー♪」





二日後、イギリス本部教務棟


鮫島「そして戦争で弱ったSEASやBLOODを狙い、当時の国際連合が攻めて来たわけだ」

鮫島「申し訳ないが戦争の内容については極秘扱いで話せない、以上だ」

先生「本日の特別講師はVセッテの鮫島隼人さんでした、拍手ー」

鮫島「どうも、じゃあ失礼しますね」

先生「はい、じゃあみんな体育で移動、剣道の人は休講だからねー」

鮫島「今時の子供たちに戦争の話するのってどうなんですかね」

先生「今は平和ですが、ほんの15年前まで戦争があったのは事実ですから」

鮫島「はぁ・・・先生も戦場出身ですか?」

先生「えぇ、あの戦争にも参加してましたよ、懐かしいですね」

鮫島「そうですね・・・当然いいことだとは思うんすけど・・・なんか・・・もどかしいっつーか・・・ねぇ?」

先生「未だに第一線で犯罪者と戦ってるじゃないですか、教師になった僕にはもう無理ですよ」

?「鮫島さん、ひとつ聞いてもいいですか?」

鮫島「どうぞ」

?「父は・・・赤岡竜はどんな人間だったのでしょうか」

鮫島「・・・君・・・伊達優希ちゃんか、大きくなったな」

優希「え、いや、恥ずかしいです・・・」

鮫島「君も知ってるとは思うが、赤岡を含むSEASに関しては何も話せねえよ」

優希「ですよね・・・すいません」

鮫島「別に、せっかくだから戦争英雄の子供見て帰るかな・・・」

優希「多分1フロア上の高校フロアにいますよ、あ、もしかしたら屋上でサボってるかも・・・」

鮫島「はぁ、サボりねぇ・・・分かった、じゃあね」

優希「はい」

先生「伊達、美術準備室に忘れ物しなかったか?」

優希「あ・・・はい、取りに行ってきます」





剣道場


蒼太「・・・お、来ましたね」

国際協定道場師範代 三森蒼太


蒼太「お久しぶりです、竜さん」

竜「蒼太、随分大人になったな」

刃「おっす、相変わらず綺麗にしてるな、この部屋」

諜報第2部隊 赤岡竜


陸軍第1部隊班長、国際協定道場師範 若月刃


蒼太「たまには来てくださいよ、剣道を選択した生徒のほとんどはあなた目当てなんですから」

刃「わりぃ、ちょっと忙しくてな」

蒼太「今回はどうしたんです?15年は入れなかったここにどうして・・・」

竜「ちょっと事件があってな、その調査の報告に来たんだ」

刃「せっかくだから正体を隠して俺がつくって条件で本部見学してんの」

蒼太「家族には会わなくていいんですか?」

竜「レナにはいつでも会えるからな、こっちに来てれば」

刃「娘のこと聞いてんだと思うよ?」

竜「優希か、まぁきっと俺の事を良くは思ってねえからな」

蒼太「まだ直接会ったことないんですよね、いいんですか?」

竜「ああ、俺ら死んだことになってるからさ」

刃「そうだったね」

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最終更新:2017年07月14日 00:08