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3話「集結」

最上階


坂城「なるほど・・・天野、科学的な話はいい、お前の直感が聞きたいんだ」

諜報第1部隊隊長 天野ミナト


諜報第1部隊 黒崎紫竜


ミナト「随分信頼されてんな」

紫竜「実力だけな」

坂城「いいからさっさと教えてくれ、時間はあんまねえんだ」

ミナト「そうだなぁ・・・強いて言えば、生光を全く感じなかったことくらいかなぁ」

坂城「記録上でも残ってないが・・・それがどうかしたか?」

ミナト「記録には残らなくても、数時間前に戦闘があったなら、何となく感じるものがあって普通だろ?」

坂城「なるほどね・・・それすらないと」

ミナト「忍の方は生光使って戦闘しないからいいとして、敵もとなるとどうなんだろうね」

紫竜「あいつらが束でかかって勝てない忍がいるとも思えないしなぁ」

坂城「となると、敵も生光を使わず戦闘をするタイプ・・・ってわけか」

ミナト「その可能性はあると思う」

紫竜「そういや翔平が気になること言ってたな」

坂城「なんだ?」

紫竜「闇化した敵じゃねえかって言ってた」

ミナト「それこそ何の根拠もねえ予想だろ」

坂城「いや、そういうのこそ聞きたかったんだ、頭には入れとくよ、じゃああとは頼むぞ、シン」

陸軍第1部隊隊長、神崎進也


進也「はいはい、わざわざありがとう、ミナトくん」

ミナト「あぁ、お前はこんなとこでぼけーっとしてていいのか?」

進也「僕ができることは今はないよ、坂城くんが調べてくれてる間はね」

紫竜「15年陸軍のトップにいても相変わらずだな」

進也「まぁ・・・人間そうそう変わらないよね」

ミナト「だな」

進也「ほかのみんなはどうしてるの?」

ミナト「竜は蒼太に会いに道場へ行ったな、他は寝てるよ」

進也「そっか、移動中も調査資料まとめてくれてたんだよね、助かるよ」

紫竜「もったいねえよな、珍しくこの基地に入る許可出たのに」

ミナト「別に俺も入りたかったから来たんじゃないけどね」

進也「そっか・・・10周年の時以来か」

ミナト「あぁ、じゃあ俺たちはそろそろ戻るよ・・・眠いわ」

紫竜「そうだな・・・」

進也「うん、ありがとう、ゆっくり休んでって」

ミナト「おう」

バタンッ


坂城「闇化か・・・大戦の時の雪希以来一度も報告されてない・・・なくなったものかと思ってたよ」

進也「うん・・・ならみんなを呼んでおいてよかったかもね」

坂城「あぁ、もしかしたら黒砂と戦った時より大きな規模の戦闘になるかもしれない」

ブロロロロロロロロロロロロ


進也「お、あのヘリは・・・」





屋上


鮫島「・・・よう赤羽、お前に会いに来たんじゃねえんだけどな」

陸軍第2部隊隊長 赤羽レン


陸軍第2部隊隊長 佐久間唯


赤羽「僕もそうだけど?」

唯「あ、鮫島さん‼‼‼」

鮫島「おお、しばらく見ない間に随分女らしくなってんじゃねえか」

唯「や、やめてください‼」

赤羽「君も随分暇そうだね、第4部隊はあまりいい噂を聞かないけど」

鮫島「根も葉もない噂だろう、ジャパン支部の情報力はその程度か?」

赤羽「君らの噂の調査なんてしてる暇はないんだよ、悪いけどどいてくれる?」

鮫島「あぁ、俺は帰るよ、じゃあな」





地下


総司「・・・地下列車か・・・こんなもん作ってたんすね」

刃「あぁ、国際協定専用のな・・・この大陸の各主要都市と繋がってる」

総司「大陸・・・まさかロシアとかインドまで?」

刃「おう、どこにも発表してねえから誰にも言うなよ」

総司「ええ・・・言いませんけど・・・どうしてまた・・・」

刃「シンの考えだ、今ジャパンまで開通することを目指してる」

総司「なるほど・・・部下を集めやすいから、ですか」

刃「まぁ、あいつは未だに俺らのこと部下とは思ってねえみたいだけどな・・・」

カァン‼‼‼‼‼‼‼‼‼


総司「な、なんすか・・・」

刃「仲間が来るからさ、迎えに来たんだ」

キーッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


総司「おお・・・」

刃「まぁうちの経営だからな、一両しかねえけど結構速いんだぜ」

総司「へぇ、すごいっすね」

刃「お、久しぶりだな月光」

陸軍第3部隊隊長 月光白兎


月光「よう、若月」

刃「おう、セッドも来るんじゃなかったのか?」

コウ「お前知らねえのかよ、あいつもう来て研究所にいるはずだぜ」

刃「あぁ、あいつ科学技術部だったよな・・・なるほどね」

総司「・・・幹部の人が来るんじゃ・・・」

刃「華凛はまだかかるのか?」

月光「ちょうど出ててな、戻り次第こっちに来るってさ」

刃「そっか」

月光「レンも来てるのか?」

刃「今日中に着くって聞いてるぜ」

総司「屋上に大きな気配感じますよ・・・そうなんじゃないんですか?」

月光「そうか、楽しみだ」





医務室


医師「上野先生、05室の福島さんですが、少し足を固定したほうがいいんじゃないでしょうか」

国際協定専属医師 上野夏希


夏希「そうですね・・・看護師二人向かわせます」

プルルルルルル


夏希「・・・この番号・・・ちょっと一人にしてもらっていいですか」

医師「分かりました、では失礼します」

夏希「・・・お久しぶりです、帰ってたんですか翔平さん」


諜報第2部隊隊長 本郷翔平


翔平「あぁ、なんか声疲れてないか?」


夏希「そんなこともないですよ、翔平さんも眠そうですね」


翔平「徹夜作業だったからな、レナは元気か?」


夏希「元気そうですよ、相変わらず優希ちゃんが剣道やってるの嫌そうですけど・・・竜さん何か言ってます?」


翔平「いや、娘のことはレナに全部任せてるからってな」


夏希「そうですか・・・すみません、作業あるのでまた」


翔平「おう、お前も体気をつけてな」


夏希「はい、では」

ガチャ


優希「こんにちは、夏希ちゃん」

夏希「え・・・あぁ、どうしたの?」

優希「今の電話・・・誰?」

夏希「・・・ごめんね、いくら優希ちゃんでも患者さんの個人的な・・・」

優希「うそ、全部聞いてた・・・ママと夏希ちゃん以外は死んだんじゃなかったの‼‼‼」

夏希「そうだよ」

優希「じゃあ今の電話はなに‼‼‼」

夏希「・・・ごめん、この後作業あるから、またにしてくれる?」

優希「もういい‼‼‼」

バタンッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


夏希「はぁ・・・やっばい・・・」

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最終更新:2017年09月14日 16:19