翌朝
翔平「・・・‼‼」
ガチャ
優希「あ・・・あなたは・・・」
翔平「おいおい・・・警備員は何してんだ・・・」
優希「何年もこの基地に住んでるんで抜け道くらい知ってます」
翔平「そっか・・・おいお前ら起きろ、ってか赤羽いねえし」
エミ「ふぁ~~・・・あれ・・・え‼‼‼?」
エレン「あーあー・・・やっちまったな」
翔平「唯、ほら起きろって」
唯「んん・・・」
優希「・・・皆さんは・・・死んだって習いました・・・どうなってるんですか‼」
翔平「まぁ・・・大体分かってるっしょ」
優希「・・・」
翔平「俺らから話せることは残念ながらないよ、ごめんね」
エミ「そうね」
優希「口止め・・・ってことですか」
翔平「そうだね」
シュウ「え・・・図書室の奥‼‼‼?」
優希「あそこには世界大戦の記録がたくさんある、その中には本当のことが書いてあるはず‼‼」
シュウ「そりゃそうかもしれねえけどよ、あそこは立ち入り禁止で厳重な警備があるはずだぜ」
優希「それこそシュウ君の得意分野でしょ?」
シュウ「まぁ・・・暗号解くのとか好きだけどよ・・・あれはレベル高すぎるぜ」
優希「そっか」
シュウ「何とかするよ、お前が俺に頼ってくれたことなんてそうないからな」
優希「ありがと」
図書室
優希(・・・ここ)
シュウ(おーけー、3分で解くからちょい待って)
地下
月光「早かったじゃねえか、片付いたのか?華凛」
陸軍第3部隊班長 新田華凛
華凛「ええ、それで・・・どうなの?」
月光「どうって?」
華凛「忍の件よ、何か動きは?」
月光「とりあえずレンの部下が日本で動いてるが、それ以外は特にないな」
華凛「なるほどね・・・みんなは元気?」
月光「あぁ、雪希ちゃんは相変わらず眠そうだったけどな、他はボチボチだろ」
華凛「そう・・・じゃあ私が来ても仕方なかったね」
月光「まぁそういうな、幹部で集まるのも久々なんだ」
華凛「・・・お」
刃「華凛‼‼‼1年ぶりくらいか‼‼‼」
華凛「久しぶりね、少しやせた?」
刃「最近現場出てることが多かったからかな」
華凛「雪希ちゃん、大事にしなよ」
刃「大きなお世話だよ、お前は?」
華凛「何それ、私はそういうのいらないから」
月光「こいつにとって男は玲斗一人なんだよ」
刃「わりぃわりぃ、ついからかいたくなっちまった♪」
華凛「最低」
刃「怒んなって♪」
月光「・・・おおレン、夜何してたんだよ、たまには戦おうと思ってたのに」
赤羽「ちょっと野暮用でね・・・それよりなかなか面倒なことになってきてるよ」
刃「・・・?」
シュウ(解除した瞬間警備に伝わる、俺が扉抑えるけど多分5分ともたねえ)
優希(それだけあれば十分、中の構造は分かってる)
シュウ(じゃ、行くぜ)
カチャ
シュウ「行け‼‼‼」
ブーブーブー
警備「何事だ‼‼‼」
シュウ「そーれ‼‼‼」
バタンッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼
警備「記録庫に侵入者‼‼‼中から抑えられている‼‼‼」
警備「押し開けろ‼‼‼」
警備「指令室に連絡を‼‼‼」
優希「はぁ・・・はぁ・・・あった‼‼‼」
シュウ「っち・・・どうだ‼‼‼」
優希「待って‼‼‼‼」
シュウ「ふぅ・・・こりゃ後で怒られるなぁ・・・」
今から扉ごとテメェらを吹き飛ばす、嫌なら抵抗をやめろ
シュウ「え、マジかよ・・・早すぎ・・・」
優希「・・・・・・なに・・・これ・・・」
シュウ「優希・・・ここまでっぽいぞ」
優希「・・・・・・」
3秒前
シュウ「分かった分かった、開けるから撃つな‼」
ガチャ
坂城「・・・っち・・・手間かけさせやがって・・・」
警備「すみません」
坂城「よくこの扉の構造を調べたな、そこの突起に力をかければ何人で押そうが開かない」
シュウ「まぁ、建築関係目指してるんで」
坂城「で・・・あぁ、あとはお前か・・・」
優希「・・・・・・」
シュウ「優希、どうした‼‼‼」
優希「・・・何でもない・・・」
坂城「こいつら会議室に連れてこい、俺が話をする」
会議室
坂城「さて、お前が見た本には何が書いてあった?」
優希「・・・私は・・・
SEASが生き残るために生まれてきたんですね」
坂城「まぁ、そうなるね」
シュウ「そりゃねえだろ‼」
坂城「事実だよ、伊達蓮司と赤岡竜の血を残すために当時の陸軍上層部の命でお前は生まれた」
シュウ「おい‼‼‼言い方ってもんが・・・」
坂城「どう言おうと事実は事実だ、お前は立場を考えろ、どう処分されても文句は言えねえんだぞ」
シュウ「っち・・・」
優希「・・・本当なんですね」
坂城「ああ、他に俺に聞いておきたいことはあるか?」
優希「いえ、それだけ聞ければ結構です」
坂城「じゃあ帰っていいぞ、二度とルールを破るなよ」
シュウ「・・・はい」
優希「・・・」
シュウ「どうした?」
優希「ちょっと・・・一人にしてほしい」
総司「優等生が珍しいな、呼び出しなんて」
シュウ「こんなの俺も初めてだよ、あの坂城瑠衣に呼び出されるなんてな」
総司「技術部長だろ?やっぱお堅い感じ?」
シュウ「思った以上にズバズバ言う人だね、デリカシー0って感じ」
総司「へぇ・・・でさ」
シュウ「分かってるよ、なんか話あるんだろ?」
総司「あぁ、今晩空いてるか?」
シュウ「9時な、それまでに用件を片付けておく」
総司「わりぃな」
坂城「はぁ」
華凛「ごくろうさま、どうだった?」
坂城「面倒なことになったなぁ・・・変に誤解されてるような気もするし」
華凛「そういう人間関係苦手なんだから刃くんとかに代わってもらえばいいのに」
坂城「お前なんとかしてくれよ」
華凛「精神世界でしか友達いないような私に?」
坂城「悪かった」
華凛「謝らないでよ、私が悲しくなる」
月光「なぁ、ちょっといいか」
坂城「どうした」
月光「闇の生光反応だ」
坂城「・・・なに?」
月光「当然、俺や鈴原のものじゃない・・・多分どんぴしゃだぞ」
坂城「・・・場所は?」
月光「スペインだ、矢崎の件はモロッコだった、何か関係ありそうじゃないか?」
坂城「ありそうだね・・・におうな」
華凛「どうする?」
坂城「ふぅ・・・明日部隊を送ろう・・・誰を送るかは考える・・・まぁ、大体決まってるけどな」
月光「だろうな」
優希「・・・なに?」
シュウ「だいたい聞いたよ・・・親が有名人ってのも考えものだね」
優希「別にパパが生きてるのはいい・・・嬉しいんだけど・・・」
シュウ「生まれた時の話か」
優希「うん・・・別に関係ないと言われればそれまでなんだけど・・・」
シュウ「どうだろうね・・・ただ・・・これだけ負のエネルギーが溜まってれば十分だ」
優希「はぁ?」
ヒュッ
優希「なっ・・・」
シュウ「よく避けたね・・・本気で振ったんだけど」
優希「何・・・すんの」
シュウ「俺の任務は・・・情報の横流しと闇化による混乱」
優希「・・・どういうこと・・・情報・・・?」
シュウ「まぁ・・・どうせ記憶はなくなるんだ、話す必要はないよ」
最終更新:2017年12月01日 17:40