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15話「玲斗の真実」

玲斗「馬鹿な・・・」

進也「舐めるなと言った筈だ」

バシッ


玲斗「う・・・」

ドサ


レイン「今度こそ・・・終わったな」

進也「・・・うん」

ギュッ


レイン「手錠も掛けた・・・さて、お前らについて話して貰おうか」

玲斗「クフフ・・・私は三年前・・・小学生の時に貴族を虐殺した」

玲斗「当時一緒に奴隷だったコウとセッドを連れて逃亡した・・・それは周知でしたか?」

レイン「なぜシンを狙った・・・」

玲斗「私の狙いは腐った世界の転覆・・・それにはまず裏社会をとり、政界か芸能界を介して国連を叩く手筈だった」

玲斗「数ある裏企業の中で現ボスと次期ボスを調べ、最も軟弱だと踏んだあなたを襲うに至ったのです」

レイン「それ程に・・・貴族を憎んでたのか」

玲斗「あいつらは糞だ・・・奴隷を人間と思わず差別する・・・あんな人間はいない方が世の為だ」

ソレハ・・・貴様ノ都合ダロ・・・星川玲斗


玲斗「‼‼‼‼‼」

ガチャ


進也「んな・・・ミイラ‼‼‼‼?」

レイン「俺が呼んだ・・・裏社会の番人・・・SAD」

SAD「我ラノ事ヲ知リ過ギダ・・・Vセッテ」

進也「V・・・セッテ?」

レイン「貴様・・・余計な事を・・・」

玲斗「成・・・程・・・SADも・・・Vセッテについて・・・知っていたんですね・・・」

SAD「連行スル・・・」




坂城「シン‼‼」

進也「坂城君‼‼‼・・・あ・・・」

ドサ


刃「だ・・・大丈夫か‼‼?」

進也「痛てててて‼‼‼‼‼‼‼」

レイン「ま、二個の反動だろうな・・・一応救急車呼んどいた」






数日後、鶴丘病院


刃「そりゃもうあいつは強かったぜ」

坂城「赤羽か?・・・まああいつ危険だよな」

ガチャ


レイン「入っていいぞ、目覚めたみたいだ」

進也「2人とも・・・ごめんね」

坂城「お前さすがだよ・・・」

刃「あぁ、よく勝てたな」

進也「ねぇレイン・・・あの人たち・・・どうなるのかな」

レイン「さぁ・・・ただじゃすまない事は確かだ・・・裏社会とはいえ、やっていい事とそうじゃない事がある」

刃「そーいや雪希は?」

坂城「唯も来てたな」

レイン「あいつらは特に酷いみたいでな、シンと同じ様に個室だ」

カチャ


進也「あ・・・赤羽さん‼‼‼?」

レイン「お前も個室あるはずだぞ」

赤羽「君達のおかげで天心の風紀を正す事が出来た・・・一応礼を言っておくよ」

進也「いや・・・別に・・・」

赤羽「・・・・・・唯が・・・何かしたみたいだけど・・・」

坂城「いや、むしろ助けて貰ったぞ・・・まあやり方は強引だったけどな」

赤羽「そう・・・この病院のスタッフもうちの傘下だから好きに申しつけるといいよ、せいぜいお大事に」




刃「礼を言われてんのに・・・感じ悪いのが相変わらずだな、あいつ♪」

進也「うん・・・何かこんな平和な感じだと・・・あの戦いが嘘みたいだ」

レイン「いいか、お前が今まで実力が無い中でボス候補から外れなかったのは平和を目指して来たからだ」

レイン「・・・お前は何のために戦うのか・・・それだけは忘れるなよ」

医師「少々・・・困った事が・・・」

レイン「・・・どうした?」

医師「玉森雪希様が・・・一向に治療に応じないのです」

進也「え・・・」




刃「おーい‼‼雪希‼‼‼‼‼‼‼」

坂城「開けろオラ‼‼‼‼」

レイン「怒ってどうすんだよ・・・」

刃「・・・返答しねえなぁ・・・どうしちまったんだか」

レイン「それが・・・意識が戻ってから誰とも会話をしないらしくてな」

坂城「脱走でもしたんじゃないんすか?」

レイン「出来る体じゃ無いし監視カメラが窓と廊下を見張ってる」

赤羽「何の騒ぎだい・・・うるさいよ」

レイン「すまん、患者が出て来ないんだ」

赤羽「ハァ・・・ちょっとどいてな」

坂城「おい、何する気だ?」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


刃「おい・・・まずいだろ」

赤羽「うちの付属病院だから何の問題も無いよ」

坂城「そ・・・そうじゃなくてよぉ・・・」

雪希「‼‼‼‼」

赤羽「君がなぜ誰とも関わろうとしないかは知らないけど・・・」

雪希「・・・?」

赤羽「隣、僕の部屋なんだ・・・騒ぎにだけはしないでね」

雪希「す・・・すいません」

赤羽「それと・・・活性・・・・・・礼を言うよ」

レイン「・・・慰安旅行にでも行くか・・・中学生や小学生には酷な戦いだったしな」

赤羽「学校放り出して行くのかい?僕が許可するとでも?」

レイン「なら・・・こういうのはどうだ・・・・・・・・・・・・・・・」

坂城「何すか?」

レイン「・・・どうだ赤羽」

赤羽「いいよ・・・今回だけ許可しよう」

雪希「・・・何処へ・・・行くの?」

レイン「ちょうど九代目BLOODから俺に依頼が来ていたところだ」

坂城「老忍と呼ばれる九代目BLOODから直々に・・・そりゃ凄いな」

レイン「ロシアにある世界一の大監獄・・・プリズム・フォールに行く」

刃「ぷり・・・なんだって?」

レイン「プリズム・フォールだ、殺人なんて生温いような凶悪囚人が集まる牢獄に行って玲斗と会話をするのが任務だ」

坂城「玲斗・・・成程」






翌朝、空港


進也「やっと歩けるようになったよ」

坂城「そりゃ良かったぜ」

刃「だな♪」

雪希「・・・・・・」

レイン「お前らは一日中俺のジェットを乗り回して、今晩までにロシアの指定した場所に来るんだ」

運転手「では、私がお供します、何なりとご命令を」

刃「あれ、エージェントは?」

レイン「俺は別件で先にロシアへ行って別の任務をこなして来る、明朝に牢獄へ向かう」





ジェット内


運転手「まずはどちらへ?」

刃「んじゃ・・・タージマハル‼‼‼」

坂城「北京スタジアム」

進也「じゃあ・・・その辺回って下さい」




5時間後


運転手「中国、インドと来て次はエジプトのピラミッドです」

坂城「偉大だな」

刃「あぁ・・・?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


運転手「変だな・・・高度がどんどん下がってる・・・」

進也「えー‼‼?」

雪希「・・・エンジンメーターが0・・・まさか・・・」

坂城「エンジン漏れ‼‼?」

運転手「なぜだ・・・」

坂城「見ろ、エンジン推移グラフだ、途中で大幅に下がってる・・・砂でやられたか・・・」

刃「どーすんだよ‼このままだと墜落だぜ‼‼」

進也「うっそーーーーー‼‼‼‼‼‼‼」

運転手「救命用のパラシュートを付けて‼‼‼‼」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

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最終更新:2013年02月12日 10:17