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20話「修業開始」

南の家


坂城「頼みがある・・・少しでいい・・・稽古つけてくれ」

影久「俺・・・か」

坂城「あんたも銃を使うって事は遠隔攻撃だろ、教えてくれ」

影久「・・・・・他の幹部の調子を見に行くのが俺の仕事だ、その合間ならいいぞ」

坂城「恩に着る」

レイン「失礼するぜ・・・」

影久「どうしたんだよ・・・レイン」

刃「俺が修業頼んだんだ」

レイン「突然だけどお前の父方の祖祖父の名前ってなんだ?」

刃「えーっと・・・全部父方で見ると・・・若月武かな・・・」

レイン「T・Wか・・・これで謎が解けた・・・」

刃「・・・え?」

レイン「初代の常任幹部にT・Wを名乗る剣士がいたんだ、今や剣豪と言えば5代目ボスの次にT・Wが上がるほどだ」

レイン「奴の得意技は「アーツ・ストーム」、矢吹雪とやや似ている」

刃「マジかよ・・・んで修業だけど・・・」

レイン「俺はシンの修業がある、まああるノートがあってな、それを送って貰うよ」

刃「ノート?・・・俺勉強すんの・・・?」

レイン「違う、T・Wの残した剣術ノートだ・・・生光には1人1人指紋みたいのがあるんだが・・・」

レイン「彼と同じ一族の生光でしか開かない箱の中に封印されてるんだ」

刃「つまり俺はそのノートを元に修業すりゃいいわけか」

レイン「一応対人もしたいだろうから人を呼んでる、俺が見れなくて悪いな」

刃「いや、充分だぜ、サンキュー」






北の家


雪希「誰?」

?「私はテイル、レインの命で派遣されたの」

雪希「あの人の・・・何で?」

テイル「ぐいぐい来るのね・・・私が女だから少し安心してる?」

雪希「まあ・・・男の人よりも話し易いし・・・」

ガッ


テイル「かわいい子ね・・・女どうしてもやろうと思えば出来るの、私は色仕掛けで何人もの人間を葬って来た」

雪希「・・・」

テイル「今ここで快感に目覚めさせてあげてもいいけど・・・今回の任務はそうじゃないのよ」

雪希「どんな任務なんですか?」

テイル「あなたを伝統装飾品争奪決戦で勝たせる事よ、他の幹部候補たちと同じようにあなたにも修業を行う」







鶴丘中学校、平和維持委員室


赤羽「・・・豪か」

豪「へい・・・委員長に客です」

赤羽「僕に?エージェントじゃなくて?」

ユウ「ここの生徒の神崎進也の従兄弟だ、レインの命でお前に会いに来た」

赤羽「へぇ・・・それで・・・何の用?」

ユウ「お前の元に届いてるよな、紋章の入ったネックレスが」

赤羽「あぁ・・・不気味だから捨てた」

ユウ「んな‼‼‼‼」

赤羽「やはりあの男の従兄弟だね、冗談だよ、ちゃんとここにある」

ユウ「それについて話が・・・」

赤羽「それより・・・あなたエージェントの知り合いって事は・・・強いの?」

ユウ「まあな、一応これでもボスなんでね」

赤羽「そう・・・じゃあ始めようか」

ユウ「まてまて、ネックレスについての話が・・・」

赤羽「興味無いな・・・あなたを壊す事以外」

ユウ「成程・・・とんでもない男と聞いてたが間違いない・・・じゃあ俺が勝ったら話を聞いて貰うぜ」

赤羽「何でもいいよ、そんな条件が満たされる事はないからね」

ユウ「ここで暴れたくねえ、校庭かどこかに案内してくれるか?」





鶴丘山


レイン「相手はあのラルクだ、今から修行してもそう簡単には行かねえ」

進也「じゃあどうすんのさ‼‼‼」

レイン「だからこそ炎をマスターする、前回みたいにただ突っ込んだりするだけじゃ意味がない」

レイン「それと飴を飲んで戦える時間を増やす事だ、この決闘は外部からのタッチも出来ない、お前自身の力で戦い続けるんだ」

レイン「それ故これまでみたいに俺がサポート出来ねえんだ、だから一回の補充で戦い続けるのが重要になる」

レイン「そもそも、二個目を飲む時間を与えてくれるとも限らない」

進也「それで・・・あいつに勝てるかな」

レイン「無理だな、これで戦いにはなる、その休憩時間にでも新しい技なり戦闘法を考えておけ」






南の家


坂城「は?」

影久「もう一度言う、お前の武器や攻撃に足りない物はなんだ」

坂城「それを教えてくれるんじゃねーのかよ‼‼‼」

影久「いいか、この裏社会は「はい、分かりました、頑張ります」って言う素直な奴らは生き残れねえ」

影久「強くなるには教えて貰うんじゃなくて・・・気付くか盗むかだ」

坂城「ち・・・」

影久「俺が戦力データを作る時にやった実践訓練の映像をやるからそれ見て考えろ」

坂城「マジかよ・・・」

影久「何か分かった時俺がいなくても連絡して来い、その時に次のステップに移る」







外


刃「これが・・・」

ギィン‼‼‼


虎丸「お久しぶりだな、若月刃」

瞬「はーい♪」

刃「お前ら・・・高郷の‼‼‼」

虎丸「やあ、ヒットマンに呼ばれてな」

刃「成程・・・丁度実戦練習したかったところだ、相手してくれるか?」

虎丸「勿論だ」






広場


雪希「う・・・」

テイル「この程度じゃ・・・役に立たないわ、ただ活性の生光は見事な物ね」

雪希「ハァ・・・ハァ・・・」

テイル「まずその皆無に近い体力と腕力をどうにかしなきゃね」





中庭


ユウ「中庭か・・・いい場所だな」

赤羽「フフ、僕の昼寝場所さ」

ビュッ


ユウ「うぉっと‼‼‼」

赤羽「じゃあ始めようか」

カチャ


ユウ「十手‼‼」

ギィン‼‼‼‼‼‼


赤羽「・・・砂?」

ユウ「地面の砂と空気中のわずかな水分さえあれば俺は戦える」

赤羽「へぇ・・・俄然やる気が出て来た、君をグチャグチャにするやる気がね・・・」

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最終更新:2013年02月25日 16:18