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21話「実践」

鶴丘山


レイン「とりあえず炎を扱うにも時間を延ばすにも・・・いつもの戦闘モードになってくれ」

進也「わ・・・分かった」

ゴクンッ


影久「・・・こいつでよかったか?」

?「レインさん・・・お久しぶりです‼‼‼」

レイン「裕馬‼‼‼‼でかくなったな‼‼‼‼‼‼」

進也「・・・誰だ」

裕馬「お初にお目に掛かります、10代目・・・影久さんの下にいる波多野裕馬と言います、では早速ですが・・・」

ボコッ


進也「が・・・」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


レイン「ヒュー・・・速度もパワーも申し分ない、さすがお前の弟子だ」

影久「まあな、俺は他の幹部を見たり坂城の修業と忙しい、好きに使ってくれていいからな」

レイン「恩に着るぜ」

進也「ハァ・・・」

裕馬「ついこの間まで素人だったのに・・・この一撃で倒れないとはさすがです・・・10代目」

進也「どういう事だ」

レイン「スパーリング相手だ、まずは10分・・・やってみろ」






10分後


裕馬(向こうの戦闘態勢が・・・切れる)

赤隕石‼‼‼‼‼‼‼‼‼


進也「ち・・・」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


レイン「そこまでだ裕馬、この5年でまるで別人だな、あの頃はかわいい子供だったのにな」

裕馬「昔の話ですよレインさん」

進也「痛てててて・・・体がきしむ・・・」

レイン「全力で無いとはいえこいつ相手に10分間よく耐えきったな」

進也「あ・・・そうだ裕馬君だっけ・・・めっちゃ強いんだけど・・・」

レイン「そりゃ影久の下でずっとマンツーマンで修業してたもんな」

裕馬「はい、今回は珍しく影久さん関係ではなく10代目の修業相手として呼ばれました」

レイン「それでシン、どうだった?・・・組手」

進也「まだまだ炎で戦ってたら消費し過ぎて持たない・・・生光じゃ俺の場合パワー不足だし・・・」

裕馬「何度でも付き合いますよ、そちらのパワーアップに比例してこちらも力を調節します」

進也「ってか・・・負けたらボスにならないんだよね・・・なら勝たなくても・・・」

レイン「お前は目の前でチームの連中がやられても平気か?」

進也「そりゃ嫌だよ‼‼‼‼」

レイン「なら、ボスの事はおいといてとりあえず無事に終える事ためだと考えとけ」







南の家


坂城「くっそー・・・全然分からん・・・」

影久「苦戦してんな」

坂城「まあな・・・俺の武器に足りない物ねー・・・」





外


瞬「ふぅ・・・ちょっと休憩にすっか?」

刃「だな、虎ちゃんさぁ、ジュース買って来てくれる?」

虎丸「いいぞ、割り勘な」

瞬「マジで良い様に使われてるな、虎」

虎丸「俺らは刃のバックアップって任務で来てるんだ、そりゃこれくらいするさ」

瞬「それでその剣術どうよ・・・結構腕に負担掛かるみたいだけど」

刃「まあ剣道は長い間やってたから多少は大丈夫なんだけど・・・それでもやっぱきついな」

瞬「虎もお前の見よう見真似でやってたんだぜ、即断念してたけどな」

刃「へぇ・・・以外に頑張り屋さんなんだな、あいつ」







ポタ・・・ポタ・・・


赤羽「ハァ・・・中々出来るね・・・君」

ユウ「やるな・・・お前・・・中坊にしては充分過ぎるぜ、全く持って末恐ろしい」

赤羽「・・・唯、今何時?」

唯「えーっと・・・午後4時過ぎですね、そろそろお時間です」

ユウ「何だ?予定か?」

赤羽「委員会活動だよ、病院の会議に参加する」

ユウ「じゃあまた明日来る、唯っつったなお前」

唯「え・・・はい」

ユウ「こいつのスケジュール教えろ、空いている時間に来る」

赤羽「必要無いよ・・・君も来な」

唯「分かりました」

ユウ「っておい‼‼‼」

唯「ち・・・治療は・・・」

赤羽「今から病院に行くんだ、今する必要は無いよ」








2日後、鶴丘山


レイン「修業開始から丸二日・・・だいぶいい勝負になって来たな」

裕馬「い‼‼?」

進也「とった‼‼」

バシッ


裕馬「甘いですよ・・・10代目」

ボコッ


進也「ぐ・・・・・・めちゃくちゃ痛えーーーー‼‼‼‼」

裕馬「しかし、だいぶ本気を出しています、持続時間も今は20分程まで増えました、相当な成長です」

レイン「そうとも言えるが、十日で仕上げるにはむしろペースが遅い」

進也「んな事言ったってこれが精一杯だよ‼‼‼」

レイン「持続時間を延ばすにはまず基礎体力だ、ただ炎のトレーニングは飲まなきゃ出来ないし・・・」

レイン「難しいよな・・・まあその辺の調節はお前に任せるからな」

進也「んな事言ったって‼‼‼」

レイン「あと1週間しかない、基礎体力作りは勿論、新技なり新戦略を習得するぞ」

進也「炎で戦闘出来れば充分いいんじゃないの?」

レイン「あいつは半端ないぜ・・・速度は充分だが・・・拳同士がぶつかった時のパワーも必要だし」

レイン「向こうも特殊な戦闘をすると聞いた事がある、それが分からない以上こちらも何かしらの策を持つ必要がある」

裕馬「僕も聞いた事があります、ラルクは半端ない生光を使うとか・・・」

進也「強い生光・・・それを逆手にとれないかな」

レイン「逆手?」

進也「うん、何か跳ね返したりとか・・・」

裕馬「つまりカウンターの要領ですね」

レイン「成程な、ただそれが出来るかどうかだ」

進也「やっぱ無理だよね・・・」

レイン「いや・・・無い事も無いか・・・」

進也「ホントに‼‼‼?」

レイン「初代BLOODはグローブに自らの物とは別に相手の炎も灯せたと聞く」

裕馬「それいいじゃないですか‼‼‼どうやってやるんですか‼‼‼?」

レイン「それは俺にも分からん、初代には会った事無いしな」

進也「そうだよね」

レイン「初代か・・・文献を当たってみよう、お前はスパーリング続けて基礎体力を付けてろ」

裕馬「え・・・では・・・」

レイン「俺は決闘が始まるギリギリまで本部に滞在し探す、いいな」






一週間後・・・決戦が始まる

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最終更新:2013年02月15日 10:32