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22話「初戦」

決闘当日、昼・・・北の家


進也「‼‼‼」

カチャ


レイン「一週間ぶりだなシン」

進也「レイン‼どうだった‼‼?」

レイン「あったぞ・・・初代の残した文献が」

裕馬「それはよかった‼‼‼」

レイン「今日は夜7時に山へ集合・・・初戦だぞ」

プルルルルルルル


裕馬「10代目のですよ」

進也「・・・もしもし?」



坂城「シン、広場で色々あってな、発砲許可が欲しいんだけど」



※町での戦闘は目立つので進也の許可なしでは行えない事となっていた



進也「何で‼‼‼?」



坂城「えーっとですねぇ・・・」



レイン「今から向かう、場所は?」



坂城「商店街っす」






鶴丘商店街


男「寄るな‼‼‼撃つぞ‼‼‼‼」

坂城「だいぶ・・・錯乱してんな」

刃「どーすんだよ、放っておくのか‼‼?」

坂城「許可がねえと戦闘は出来ない・・・」

ダッ


進也「どうしたの‼‼‼?」

坂城「あの男が5000万円要求してる・・・人質は雪希だ」

レイン「成程な・・・しかしお前のでかい攻撃じゃ雪希も巻き込んじまうんじゃねえのか?」

坂城「このまま何もせずに見てるよりはマシだと・・・」

刃「あいつが自分で脱出出来ると思って手を出さないでいたんだけど・・・なぜか動かないんでどうしようかと」

進也「俺がやる・・・それが一番確実だと思うし」

刃「マジで‼‼‼?」

レイン「ま、シンの実力を見るって意味でも重要だな、行って来い」

ゴクン


レイン「派手に生光と炎は出すなよ、目立つ」

JETムーブ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


男「?」

ザッ


男「あれ・・・女は・・・銃は?」

進也「雪希・・・大丈夫か」

雪希「・・・あり・・・がとう」

坂城「ヒュー・・・やるなぁ」





北の家


刃「あれ、雪希は?」

レイン「ちょっと寝てる・・・」

進也「何で・・・自分で抜けなかったんだろう・・・相手は一般人だったのに」

坂城「銃にビビったとか?」

テイル「あんたらホントガキね」

坂城「んだとこのアマ‼‼‼‼」

レイン「異性拒絶症と言ってな・・・長くDVやセクハラを受けた妻や暴力を受け続けた学生なんかがなるんだが・・・」

坂城「そう言えば・・・遭難した時・・・治療中も俺の腕に反応してた」

テイル「通常は苦手くらいで収まるんだけど・・・意識が無くても反応するってのは相当よ」

進也「やっぱ・・・雪希を戦わせるのはまずいんじゃない?・・・相手男なら絶対勝てないよ」

レイン「お前は自分の幹部を信用出来ないか?」

進也「そうじゃないけど・・・」

坂城「勝つ事を信じるしか出来ねえだろ」

刃「そーだぜ、それに俺が割って入って仮に二人失格になってもあと3人勝てばいいんだろ」

進也「そうだね・・・」

テイル「それに対戦相手の心配はいらないわ、向こうの黄幹部の詳細は分かってるの」

刃「黄幹部?」

レイン「幹部とボス6名の中の5名は全員違う生光である必要があるんだ、残った一人は非常任という掟だ」

レイン「決闘前に常任幹部3名は相手に公開しなきゃならない、これも掟だ、ちなみにこっちは坂城、刃、雪希だ」

テイル「向こうは冴島亮、レーブ、キラーの三名、キラーは女性よ」

坂城「女殺人鬼キラーか・・・手強いぞ」






夜、鶴丘山


進也「今日は何をするの?」

レイン「恐らく1vs1だ、5日かけて幹部戦を行う筈」

進也「今日が非常任どうしの戦いかもしれないって事‼‼‼?」

坂城「その場合ちゃんと来るんすよね?」

レイン「その筈だ、ちなみに9代目の非常任だけがお前らを選んでるから向こうにアドバンテージがある」

レイン「どんな物かは審判が決めるから分からんがな」

刃「じゃ、俄然楽しみだな‼‼‼‼」

バッ


?「私が審判を務めるジョニーだ、レイン・・・懐かしい顔だ」

レイン「ジョニー・・・」

坂城「誰すか?」

レイン「9代目の常任幹部の1人だ、今回常任が選んだのはラルクだ・・・どう考えても向こうに有利な審判だな」

ジョニー「あくまでも決闘はBLOODの名の元にだ・・・アドバンテージだが、ラルク側が戦闘順を選べるってのはどうだ?」

レイン「結構だ」

進也「つまり今日誰が戦闘するかも・・・向こうが決めるんだ・・・」

コオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォ


ラルク「よぉ・・・カス共」

進也「ラ・・・ラルク・・・」

冴島「ボス、今日の戦闘・・・誰にする?向こうは常任とボスしかいねえみたいだが」

レーブ「俺にやらせろよぉ・・・もう我慢できねえ」

ラルク「・・・・・キラー・・・出ろ」

キラー「私の相手は玉森雪希っていうお嬢さんなんでしょ・・・あの子ね」

雪希「最初か・・・」

進也「あの人もやばそう・・・」

テイル「来てあげたわよ・・・雪希」

雪希「・・・ありがとう」

ジョニー「山の中ってどうなってるか知ってるか?」

刃「確か・・・そのうちショッピングモールになるとか・・・」

ジョニー「我々はその作業員って事で山を封鎖し、決闘を行うわけだ」

ジョニー「ってな訳で全試合ショッピングモール内で行う、まずは控室へ」





進也「凄い・・・部屋がある」

刃「モニターもあるぜ‼‼」

レーブ「はしゃぎやがって・・・ほんとにガキだな♪」

坂城「あ?」

ジョニー「では玉森雪希様とキラー様、戦闘フィールドの中へ」

坂城「・・・頑張れよ」

刃「最悪割って入るから精一杯戦って来い」

雪希「・・・ありがとう」

テイル「ペース配分だけ気を付けなよ」







フィールド内


キラー「あんた・・・貧弱そうね・・・もうこっちが勝ったようなもんじゃん」

雪希「お言葉だけど・・・負ける気は毛頭ないから」

ジョニー「では・・・時間無制限、BLOODバングル争奪決闘開始」

ビュッ


雪希「く・・・」

キラー「負ける気・・・無いんでしょ」

ニードル・アッパー‼‼‼‼‼‼‼‼‼





坂城「針付きグローブか・・・一撃でも食らうと穴が開くな」

進也「超怖えーーーーーーー」

刃「・・・でも避けてるし大丈夫じゃね?」

レイン「よかったな、剛拳で」

坂城「剛拳?」

テイル「覚えておくと良いわ、拳士には彼女の様な力の剛拳、拳を飛ばす飛拳、雪希の様な受け流す柔拳があるの」

テイル「柔拳は剛拳に、剛拳は飛拳に、飛拳は柔拳に強いのよ、一般的にね」

冴島「ただの剛拳で・・・ボスの幹部にはなれないよ」

ラルク「ふぁ~~~~」






雪希「ふぅ・・・」

キラー「受け流すだけじゃ・・・勝てないわよ」

ニードル・ノック‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


ス・・・


雪希「活性‼‼‼‼」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン






冴島「ほぉ・・・柔拳にしては中々の威力だな」

レーブ「あいつマジで遊び過ぎじゃん?」

レイン「確かにな・・・マジでやる気が感じられない・・・舐められてるな」

テイル「ちょっと勘付いてムキになってるのかな・・・序盤から飛ばし過ぎよ」





雪希「ハァ・・・ハァ・・・」

キラー「息・・・切れてるけど大丈夫?」

雪希「馬鹿に・・・して・・・」

キラー「じゃあ・・・そろそろかわいい子を頂こうかしら・・・」

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最終更新:2013年02月17日 10:03