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53話「チェーン」

天心商店街


?「玉森雪希だな?」

雪希(10年前)「・・・誰?」

?「19の貴様の体を貰いに来たつもりだったんだが・・・幼い貴様も悪くないな」

グイッ


雪希「痛っ・・・放して‼‼」

?「私は敵だ・・・さっさと戦ったらどうだ?・・・あぁ、無理だよな」

雪希「な・・・何を‼‼‼」

?「知らないと思っているのか・・・雨、男、怪我・・・貴様が勝てない理由はそれで充分だ」

雪希「まさか・・・タイムワープ・・・あんた誰?」

?「ティールファミリーの第二部隊長セルパーだ、3年前まで貴様と行動を共にしていた」

雪希「それが何でいきなり敵に・・・?」

セルパー「昨年俺はUBの奴らに狙われたんだ、俺の研究がBLOODにとって危険だと思ったらしい」

雪希「危険・・・?」

セルパー「それについては身を持って体験するがいい、言っておくが貴様の事は熟知している」

ピッ


雪希「ナイフ?・・・そんなの過去もあったし」

セルパー「俺が作ったのは・・・こいつだ」

ギュッ


雪希「今度はチェーン‼」

セルパー「その鉄の成分は俺が発見した物・・・生光を無効化する」

ピッ


雪希「く・・・放しなさいよ」

セルパー「男に掴まれ、動けぬほどの大怪我をして、雨の降っている中でそれだけの口を聞くとは・・・さすがだ」

雪希「何よ・・・服を割くのが・・・・・・あんたの・・・趣味?」

セルパー「そういう何でも知った様な口を聞くところが俺をムカつかせるんだ・・・ゆえに食っちまいたくなる」

雪希「うぅ・・・」

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン


セルパー「ち・・・チェーンをピンポイントで・・・何者だ?」

雪希「ぐ・・・」

?「もっと早く登場すりゃ・・・ヒーローっぽかったんだが・・・まあいいか」

セルパー「リストに載っていたな・・・デス・バースター坂城琉衣」

雪希「未来・・・の・・・坂城・・・君?」

坂城(10年後)「雪希、10年若い・・・ってか幼いだな、モックの情報はマジか」

バッ


坂城「それ持ってろ、チェーンに縛られてちゃ生光コントロール出来なくて辛いだろ」

雪希「ベルト?・・・ボックス・・・いっぱい付いてるけど・・・」

坂城「こいつを巻くだけなら必要ねえからな・・・生光がちゃんと出てるぜ」

セルパー「随分と余裕だな貴様・・・私は甘くないぞ」

坂城「どうだろうな・・・」

ガバッ


セルパー「足が地面に・・・」

坂城「貴様の作ったチェーンで下から引っ張ったんだ、これで生光も使えねえだろ」

セルパー「ち・・・」

坂城「果てな」

シャイン・・・


セルパー「・・・?」

ボフッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


雪希「新しい技?」

?「ん・・・何だ・・・急に雨が降って来たなぁ・・・あれ・・・俺何で天心に・・・?」

セルパー「若い・・・まさか噂のタイムワープを目の前で見られるとはな」

雪希「過去の坂城君‼‼‼?」

坂城(10年前)「雪希・・・結局俺以外ほとんどが行方不明になってるからどうなってるのかと・・・」

坂城「これがタイムワープ・・・今ここ何年後か分かってるのか?」

セルパー「10年だ・・・」

坂城「・・・敵か」

セルパー「さすがはこの時代、右腕と呼ばれBLOOD一番の狙撃王と言われた男だ、状況把握が早くて助かる」

坂城「成程・・・10年後の相手か・・・」

シャイン・バースト‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


セルパー「ただでかい攻撃など効かん、タイムワープのおかげで足に絡まっていたチェーンもとれたしな」

バッ


坂城「ち、何て速さだ」

セルパー「せっかくの血シリーズも使えなければ宝の持ち腐れ・・・俺の持つ羽シリーズと同等なのにな」

ズボッ


坂城「足が地面に埋まっちまった‼‼どうなってんだ‼‼‼‼」

セルパー「10年の差は大きいな・・・ほれ」

チェーン・ロック‼‼‼‼‼‼‼‼‼


坂城「ち・・・腕まで・・・」

セルパー「フハハ、助っ人もここまでだな・・・さて、まずは玉森雪希から頂くとしよう」

雪希「う・・・」

坂城「そいつに手出すんじゃねえよ‼‼‼‼‼‼」

セルパー「ん?負け犬の遠吠えが聞こえるなぁ・・・悪いが邪魔は出来ない様にさせて貰ってるぞ」

グイッ


雪希「う・・・」

セルパー「あの頃から夢だったんだよ・・・お前を犯すこの時がな‼」

坂城「テメェ・・・このド変態やろうが‼‼」

セルパー「ド変態、実に結構・・・私のモットーは華麗なるエロだ、変態呼ばわり最高じゃないか」

坂城「どこまでも腐ってる・・・」

雪希「ハァ・・・ハァ・・・」

坂城「傷が熱持ってるみてえだな・・・」

セルパー「まあどんな状態でも構わんさ・・・なぁ雪希」

雪希「く・・・う・・・」

坂城「くそっ‼‼‼‼」

セルパー「エレガントじゃねえなぁ・・・そんな汚い言葉を使うのはよしたまえ」

坂城「黙れ、腐れ外道が‼‼‼」

セルパー「実に良い時間だ・・・こうしてお前の体を自由に出来る・・・」

雪希「うぅ・・・」

坂城「野郎‼‼‼」

セルパー「ふぅ・・・いいじゃないか・・・俺を満足させるのに十分な体だ」










セルパー「随分と疲れて来た様だな・・・まだまだ休ませんぞ」

雪希「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」

坂城「くっそ・・・何て情けねえんだ・・・」

セルパー「このまま気絶されてもつまらん・・・仕事もしようか・・・敵幹部抹殺」

雪希「や・・・め・・・・・・て・・・」

坂城「ただ触るだけのプレイがそんなに楽しいのか‼‼‼?」

セルパー「異性拒絶症のこいつだから楽しいんだ・・・さて、これ以上は語らないぞ、貴様は死ぬんだからな」

ピタッ


セルパー「‼‼」

坂城「?」

セルパー「足が・・・砂で固まった・・・そこか」

キィン‼‼‼


ユウ「よぉ、10年若い坂城と玉森雪希」

坂城「オペ・・・レーターか」

セルパー「オペレーター・・・?」

アイ「2人、ちょっと伏せていろ」

ズバッ


坂城「鎖が・・・切れた」

セルパー「余計な手出しを・・・」

雪希「ぐ・・・」

ドサ


華凛「セーフ・・・大丈夫、雪希ちゃん?」

雪希「すい・・・ません・・・迷惑を・・・」

華凛「さて、あとはお願いしますよ」

アイ「あぁ・・・久々に刀が血を吸いたがってるんでな」

ユウ「アイ、目的を見失うなよ」

アイ「分かってるよ‼‼」

ズバッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼


アイ「いいぞ」

ユウ「よし」

サンド・ウォール‼‼‼‼‼‼‼‼‼


セルパー「こんな砂で・・・」

ドクンッ


華凛「今あんたに幻術をかけた、行こう」

セルパー「ち・・・目的は足止めか・・・」








アイ「俺が玉森持とうか?」

華凛「いいの、この子はこれで」

坂城「おいオペレーター、降ろせよ・・・恥ずかしい」

ユウ「やかましい、お前の足の速さじゃ見つかっちまう」

アイ「どういう意味だ」

華凛「この子がそれを望まないと思うし・・・話せないよ」











BLOOD基地、地下二階


進也「え・・・じゃあいたのは10年前の坂城君と雪希‼‼‼?」

ユウ「あぁ、坂城は軽傷だったからすぐ来るみてぇだぞ」

アイ「ふぁ~~~~~・・・マジで手応えのねえ奴だったぜ、あんな簡単に引っ掛かるとは」

レイン「雪希は相当酷いらしいぜ、新田が診てくれてるが疲労が半端ないみたいだ」

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最終更新:2013年03月22日 09:19