現在2021年3月9日時点での原作最新話 第138話「長い夢」の元ネタは『ウルトラセブン』第11話「魔の山へ飛べ」です。
ラストのミカサとエレンのキスは、オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』が元ネタ。
サロメは預言者ヨカナーンに恋をしますが、ヨカナーンは振り向いてくれません。
サロメは王の前で踊りを踊ります。(9巻のウソ予告「最強のステージエンターテイナー。すべての巨人を魅了せよ!!」「ハチ(8、蜂、鉢、にんべんに八で「イ八(マラ)」と読む)」の伏線)
その踊りに魅了された王は何でも褒美を与えると言い、サロメはヨカナーンの首が欲しいと答えます。
ヨカナーンは首を切られ、サロメはその生首にキスをします。
ここで気になるのは、19巻第78話「光臨(コウリン)」でのライナーの行動です。
ベルトルト
「これは…全身の神経網に意識を移すことに成功したのか?…そうだ 神経網を通じて巨人の脳を利用すれば記憶も失わずに済む でもこれは…最後の手段だ
まさか本当にやるなんて…」
同じことをエレンがしている可能性は?
また、ミカサのキスについては、以前からチャーム(魅了)発動の可能性を指摘してきました。
これで世界が一度滅び、再生するのかもしれません。
ミカサの神経に意識を移すことも考えられますし、私の仮説に従えば、誘拐事件の時に移すことも可能です。
光るミミズは円盤竜ナースの役。
ヨルムンガンドでもあります。
俵藤太のムカデ退治では唾液をつけた矢で倒されますが、以前から言ってきた「唾液の伏線」でミカサのキスによって倒される可能性も。
ヨルムンガンドは胞子によって地上・地下・水中まで全て支配していますが、空だけはどうにもできません。
重力という鳥籠に閉じ込められ、雲から上に行けないのです。
また、戯曲『サロメ』の作者オスカー・ワイルドと円盤竜ナースの主人であるワイルド星人が掛けられています。
そしてエレンはウルトラセブン。
私は以前からウルトラマンとの関連性を指摘しています。