※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。
ちょうど1年前の2023年03月16日 (木)に、「【ワンピース ネタバレ考察】怪しいのはベガパンク06「欲(ヨーク)」【ONE PIECE SPOILER】」で、私は以下のように書いておきました。
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>ジェイガルシア・サターン聖が私の読解通りなら、パワー、スピード、柔軟性がすごいかも。
当時の最新話は第1077話”早く気づくべきだった”で、ラストページでベガパンク01「正(シャカ)」が何者かに頭部を銃で撃ち抜かれ、ネットは犯人予想で盛り上がっていました。
そして、1年後の第1108話”応答せよ、世界”で、サターン聖が人と牛と蜘蛛(あるいはカニ)が合体したような姿で降臨した後、さらに非人間的な姿に変化しました。
ネットではこれを「第2形態」と呼んでいます。
前述の「1年前の予想」が、このサターン聖の「第2形態」にどうやら当てはまっているようです。
第1108話”応答せよ、世界”では、サターン聖の足?がグニャグニャになって柔軟に伸びています。
さらにサターン聖の足はエッグヘッドの床を砕いていますし、ベガパンクの体も足で軽々と貫き、生き埋めになっても建物のがれきをあっさり持ち上げているので、パワー(破壊力)も十分です。
第1109話”阻止”では、ルフィに”白い万力(ドーンシンバル)”で円盤状に潰されたサターン聖がすごいスピードで戻ってくる描写もあります。
私は「ジェイガルシア・サターン聖」という名前を分析して、そのように予測したのですが、一応的中していたとみてもよいかと思います。
ということは、私の「ジェイガルシア・サターン聖」の名前の読解は「今のところ」間違っていなかったのだろうと判断します。
ちなみに、第1109話”阻止”の”白い万力(ドーンシンバル)”で潰されたサターン聖は、
(引用)
『ゴエティア』では(人馬宮のシンボル)の姿で現れるとされる[2]が、コラン・ド・プランシーは『地獄の辞典』においてブエルの姿を「星か車輪のような五本の脚を持ち、自ら転がりつつ前進する」と紹介している。『地獄の辞典』第6版以降のルイ・ル・ブルトンによる挿絵では、ライオンの頭と5本のヤギの足を体の周りに持つ姿で描かれており、今ではその姿の方が有名である。また、ヒトデの姿をした悪魔という説もある[3]。『悪魔の偽王国』ではアスタリスクの姿とされる[1]。
(引用)
(ウォルター・フレデリック・)モリソンはもっと安く生産できることに気づき、1955年に新しい「PlutoPlatter」というモデルを開発した。これが現在のすべてのフライングディスクの原型にあたる。
を表現していると、私は見ています。
Pluto Platter とは、「冥王(冥王星)の大皿」という意味。
飼い主が飼い犬に投げた棒やボールを拾わせて来るように、フリスビーも同じ犬との遊びで使用されます。
プルートゥは悪魔のサタンとイメージが近いですね。
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冥王星は太陽系外縁天体の準惑星で、太陽系内最大の質量を有する準惑星エリスに次いで、2番目の質量を持ちます。
冥王星の衛星「カロン」は「地獄の渡し守」の名前であり、ダンテの『神曲』に登場します。
(引用)
カロンは1978年6月22日にアメリカの天文学者ジェームズ・クリスティーによって発見された。その後、冥王星が冥府の王プルートーの名にちなむことから、この衛星はギリシア神話の冥府の川・アケローンの渡し守カローンにちなんで「カロン」と命名された。なおクリスティーは当初から一貫してCharonの「char」を妻シャーリーン (Charlene) のニックネーム「シャー (Char)」と同じように発音していたため、これが英語圏で定着して「シャーロン」と呼ばれるようになった。
冥王星は彗星に近い性質を持ち、エッジワース・カイパーベルト天体のひとつ。
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エッジワース・カイパーベルト(英:Edgeworth-Kuiper belt)は星周円盤の一種。
アニメ『宇宙戦艦ヤマト』で、敵のガミラス帝国はエッジワース・カイパーベルト天体を遊星爆弾に改造して地球に落としていました。
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準惑星エリスは大きな楕円軌道を描いて太陽を公転していますが、サターン聖の「第2形態」の目も楕円形に変化しています。
「円盤状になったサターン聖」だけで、いろいろと重要な伏線になっていると、私は考察しています。