徐王李元礼 りげんれい
619-672
初唐の宗室。
高祖の第十皇子。母は郭婕妤。武徳四年(621)鄭王に、貞観六年(632)徐王に封ぜられた。絳州刺史となると善政で知られた。永徽四年(654)司徒となり(在任654-672)、潞州刺史を兼任した。子に
李茂がいるが、李茂が寵姫と密通したのを譴責したのを怨みにもたれ、李茂に餓死させられた。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
『新唐書』
巻七十九 列伝第四 高祖諸子 徐康王元礼
『旧唐書』巻六十四 列伝第十四 高祖二十二子 徐王元礼
外部リンク
最終更新:2024年10月19日 16:16