賈曾
?-727
盛唐の官人・詩人。
賈言忠の子、
賈至の父。洛陽の人。景雲年間(710-712)吏部員外郎となり、玄宗が皇太子となると、宮僚に選ばれた。中書舎人に任じられたが、「中書」と、父の諱「言忠」の「中」と「忠」音が同じになることから辞退し、諫議大夫・知制誥に任じられた。その後音は同じだが字は違うという者がいて、中書舎人に任用された。
蘇晋とともに「蘇賈」と並び称された。後に連座して洋州刺史に左遷され、虔州・鄭州などの刺史を歴任し、礼部侍郎に遷って卒した。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2023年07月28日 17:01