興慶宮

興慶宮

長安の三大内の一つ。「南内」とも。もとは隆慶坊で、武后が睿宗の五皇子に邸宅を賜い、そのうちの一人玄宗が即位したため、隆慶坊一坊まるごと宮殿を営み、興慶宮が成立した。開元二年(714)に離宮とされ、同十四年(726)に北隣の永嘉坊、東隣の勝業坊の二坊の半ばの地を割いて拡張され、東西1080m、南北1250mと大々的に整備され、同十六年(728)に完成し、玄宗はここで専ら政務を見た。

参考文献

愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)

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最終更新:2024年08月29日 00:29
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