令狐滈 れいこかく
?-?
晩唐の官人。宰相
令狐綯の子。
令狐渙・
令狐渢の弟。科挙に受験したが、父令狐綯が宰相となったため、受験資格を失った。大中十三年(859)父が宰相を退くことになると進士に再受験して及第したが、宰相の意があったとして問題化した。長安県の尉、集賢院校理、、右拾遺、史館修撰を歴任したが、父の権力を楯にして収賄にはげみ、官に多大な影響を及ぼしたため、「白衣の宰相」と称された。詩人の
温廷筠と親しかった。『旧唐書』『新唐書』に短い伝がある。
列伝
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最終更新:2024年01月27日 01:21