鄭朗 ていろう
?-857
中唐の宰相(在任856-857)。徳宗・順宗の宰相
鄭珣瑜の子、文宗の宰相
鄭覃の弟。字は有融。
柳公綽の山南東道節度使の幕下よりはじまり、右拾遺、起居郎、諌議大夫の累進し、侍講学士、華州刺史、御史中丞・戸部侍郎を歴任し、さらに鄂岳観察使・浙西観察使・義武軍節度使・宣武軍節度使となり、工部尚書判度支・御史大夫を経て、大中十年(856)正月、工部尚書・同中書門下平章事(宰相)となった。翌十一年(857)十月、病によって宰相を免じられて太子少師となり、同月中に卒した。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2024年03月19日 01:31