薛珏 せつかく
719-792
中唐の官人。字は温如。河中宝鼎県の人。蔭位によって
懿徳太子廟令となり、乾陵台令、昭応県令、楚州刺史となったが、刺史の既得権益を廃止したためかえって観察使に潔癖さを嫌われ、峽州刺史に左遷された。しかし清廉さを称えられて中散大夫を拝命し、汴宋行軍司馬、汴州刺史、河南尹、司農卿となった。
竇参と親しかったのに連座して太子賓客に改められて嶺南観察使となった。子に
薛存慶がいる。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2024年03月18日 21:00