劉存

劉存 りゅうそん

?-906
唐末の武将。楊行密の部将。陳州の人。孫儒との戦いで足の指三本を失う重症を負いながら奮戦した。功によって際州団練使となる。天復三年(903)李神福杜洪を鄂州に攻撃するのに副官となって参加したが、下せなかった。天祐元年(904)李神福は広陵に戻ったから、代わりに招討使となった。翌年、鄂州を攻撃して杜洪を捕虜とした。鄂州観察使に任じられた。天祐三年(906)西南面都招討使に任命され、岳州を奪取し、勝利に乗じて岳州刺史の陳知新とともに水軍で楚を撃ったが、瀏陽で大敗した。劉存・陳知新は捕虜となり、二人とも斬られた。『九国志』に伝がある。

史料

『九国志』巻一 呉臣伝 劉存

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最終更新:2024年05月20日 19:54
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