李徳誠 りとくせい
863-940
唐末・五代の武将。
楊行密の部将。初め
趙鍠に仕えて給使となり、趙鍠が滅ぶと楊行密に仕えて江南馬歩軍使となった。
安仁義討伐に参加し、潤州刺史、撫州節度使を歴任。呉が成立すると武義元年(919)平南大将軍、中書令となり、さらに百勝軍節度使、鎮南軍節度使となった。南唐が成立すると太師となり、南平王、後に趙王に封ぜられた。最も長く楊氏の呉に仕え、南唐が成立すると元勲をして重んじられた。『十国春秋』に伝がある。
史料
『十国春秋』巻七 呉七 列伝 李徳誠
最終更新:2024年05月21日 01:17