新興公主
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初唐の公主。太宗の第十五皇女。生母不明。
契苾何力が薛延陀の捕虜となると、真珠毘伽可汗(夷男)が公主の降嫁を求めたため、契苾何力との交換のため新興公主を嫁がせることとしたが、契苾何力が薛延陀との和平は不要であるとの意見を述べ、また送聘途中に暴風雪のため薛延陀の家畜の大半が失われたこともあり、太宗は新興公主の降嫁を取りやめとした。その後
長孫曦に嫁いだ。『新唐書』にかなり短い伝があるが、薛延陀との降嫁中止事情は回鶻伝下の薛延陀附伝に詳しい。
列伝
外部リンク
最終更新:2023年10月17日 10:25