賈明観 かめいかん
?-772
中唐の官人・酷吏。万年県の捕賊吏であったが、
劉希暹に仕え、さらに
魚朝恩の権勢を背景に多数の人々を罪に陥れた。魚朝恩・劉希暹の死後、
元載に見出され、江西に派遣されることとなったが、百姓数万人が石を持って追跡したから、元載は市吏に止めさせ、賈明観を洪州に滞在させた。しかし江西観察使が
路嗣恭に交替すると、赴任日に召還されて杖殺された。『旧唐書』に伝がある。
列伝
『旧唐書』巻一百八十四 列伝第一百三十四 宦官
魚朝恩 賈明観
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最終更新:2024年08月17日 00:54