裴虔通

裴虔通 はいけんつう

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隋・初唐の官人。晋王時代の煬帝を昵懇で、監門校尉となった。煬帝が即位すると宣恵県の尉となり、監門直閤に遷った。しばしば征役に従い、通議大夫となった。司馬徳戡とともに反乱を企て、宮門を開き、成象殿に至って、将軍独孤盛を殺し、煬帝を西閤に捕らえた。宇文化及によって光禄大夫、莒国公に任じられた。宇文化及が兵を北に引き上がると、徐州で自立した。唐に帰順し、徐州総管、辰州刺史を授けられ、長蛇県男に封ぜられたが、隋朝での殺逆の罪を問われ、除名されて嶺表に流されて死んだ。『隋書』『北史』に伝がある。

本紀

『隋書』巻八十五 列伝第五十 裴虔通
『北史』巻七十九 列伝第六十七 宇文述 裴虔通

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最終更新:2024年11月06日 23:04
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