龐充

龐充　ほうじゅう

?-766
中唐の武将。来瑱の部将で行軍司馬となり、兵二千で河南を防衛した。広徳元年(763)来瑱が誅殺されたのを聞いて襄州を襲撃したが、李昭に防がれて房陵に逃亡した。虢州刺史となるが、大暦元年(766)周智光が背いて陝州監軍の張志斌とともに殺害された。

本紀・列伝

『新唐書』巻六 本紀第六 代宗 大暦元年十二月癸卯条
『新唐書』巻一百四十四 列伝第六十九 来瑱
『新唐書』巻二百二十四上 列伝第一百四十九上 叛臣上 周智光