辺岡

辺岡 へんこう

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唐末の官人・天文学者・暦学者。天文に明るく、陰陽・暦数の妙に広く通じ、天下の奇秘を知り、先見の明があり、京房・管輅であっても超えることができないと評された。乾符年間(874-879)処士であったが、木星が南斗に入って、数夜退かなかったから、王鐸に呼ばれて諮問を受けた。昭宗の時、太子少詹事となり、詔により司天少監の胡秀林、均州司馬の王墀とともに改暦にあたったが、実際には辺岡単独の作業であったという。景福二年(893)『景福崇玄暦』となって完成・頒布された。

志・史料

『新唐書』巻三十下 志第二十下 暦六下
『新唐書』巻三十一 志第二十一 天文一
『新唐書』巻五十九 志第四十九 芸文三 丙部子録 暦算類
『旧五代史』巻三 梁書三 太祖 紀第三 開平元年二月戊申条

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最終更新:2025年04月06日 00:37
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