李至遠 りしえん
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初唐・武周・盛唐の官人。趙郡李氏の南祖の出身。
李休烈の子。
李従遠の兄。
李畬の父。初名は鵬。祖父が奉使に派遣される際にちなんで改名した。蒲州参軍、乾封県尉となり、上元年間(674-677)、科挙に優秀な成績で及第し、
明堂主簿を授けられた。鴻臚主簿、監察御史裏行、司勲・吏部員外郎中、天官侍郎、知選事を歴任したが、推薦者の
李昭徳に対して感謝の意を表さなかったため、憎まれて壁州刺史に左遷された。著作に『春秋編記』・『周書』がある。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2025年04月23日 12:25