薛元賞

薛元賞 せつげんしょう

?-852
中唐の官人。薛元亀の兄。出身地・系譜は不明。廷尉丞、華原県を歴任。大和四年(830)司農少卿から漢州刺史となった。李徳裕牛僧孺の間で維州事件の処理において、李徳裕の側にたって維州の受け入れを支持したが、受け入れられなかった。大和九年(835)司農卿・京兆尹となって甘露の変で動揺する長安を抑えた。開成元年(836)武寧節度使、会昌元年(841)天平軍節度使に遷った。会昌四年(844)李徳裕により京兆尹に再任され、治安を脅かす無頼者を強行な手段で排除し、さらに禁軍の横暴に対処した。会昌六年(846)宣宗が即位すると李徳裕の党とみなされて忠州刺史、袁王傅に貶された。大中三年(849)昭義軍節度使に任じられた。『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻一百九十七 列伝第一百二十二 循吏 薛元賞

外部リンク

維基百科,自由的百科全書 薛元賞(中文)
https://zh.wikipedia.org/zh-tw/%E8%96%9B%E5%85%83%E8%B5%8F

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最終更新:2025年05月17日 19:34
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