便橋

便橋

陝西咸陽県にあった渭川にかかる橋。西渭橋・咸陽橋ともいう。前漢の建元三年(前138)建造。長安城の西門を便門といい、門の北に橋が対しているからそのため便橋といった。造営・修造は工部が管轄し、木柱の梁を持つ三橋(便橋・中渭橋・東渭橋)の一つである。武徳九年(626)八月、太宗が即位すると突厥が入寇して便橋まで到達すると、太宗は数騎を率いて突厥と盟したことは有名。

史料

『旧唐書』巻四十三 志第二十三 職官二 尚書都省 工部
『通典』巻第一百七十三 州郡三 古雍州

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最終更新:2025年07月12日 00:10
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