盧耽

盧耽 ろたん

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唐代の官僚。字は子厳、または子重。大中八年(854)、蒋偕王渢盧告牛叢らとともに『文宗実録』全四十巻撰述にあたる。咸通十年(869)、西川節度使・同中書門下平章事となる。翌年の南詔の成都の侵攻に際して包囲された成都を防衛した。『新唐書』では、南詔に欺かれて度々講和を試みたとするが、『資治通鑑』では、そのことがかえって成都防衛準備の時間稼ぎとなり、成都防衛成功につながったとする。

志・列伝・史料

『新唐書』巻五十八 志第四十八 芸文二
『新唐書』巻二百二十二中 列伝第一百四十七中 南蛮中
『旧唐書』巻十九上 紀第十九上八下 懿宗 咸通十年十二月条
『資治通鑑』巻二百五十 唐紀六十六

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最終更新:2025年05月17日 19:48
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