章仇兼瓊

章仇兼瓊

?-750
唐代の軍人・貴族。玄素の子。兼瓊は字。益州司馬、のち剣南節度使。開元二十三年(735)、温江で渠を開いた。開元二十八年(740)三月に吐蕃を破り、安戎城を落とした。五月に吐蕃に奪還されたが、再度破った。歩頭路を開き安寧城を築いたが、群蛮動乱のきっかけとなった。天宝年間(742-756)に成都の万歳池で堤防を築いた。楊国忠を抜擢して節度使賓佐とし、楊国忠累進の契機をつくった。

本紀・志・列伝・史料

『新唐書』巻五 本紀第五つづき 玄宗 開元二十八年
『新唐書』巻四十二 志第三十二 地理六 剣南道
『新唐書』巻二百一十六上 列伝第一百四十一上 吐蕃上
『新唐書』巻二百二十二下 列伝第一百四十七下 南蛮下
『全唐文』巻三百二 贈東平郡太守章仇府君神道之碑

参考リンク

维基百科，自由的百科全书　章仇兼琼(中文)
https://zh.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%A0%E4%BB%87%E5%85%BC%E7%90%BC