馬懐素

馬懐素

?-718
唐の官人・儒者・目録学者。潤州丹徒(江蘇省鎮江市)の人。苦学して学をなし、進士に及第し、監察御史となって時の権勢者張易之にはばからず崔貞慎獨孤禕之を弁護した。玄宗が即位すると侍読となり、師として扱われた。秘書監・昭文館学士となった。『七志』以後、著録に『隋書』経籍志があるだけでその間の膨大な著作に関する目録がないことから、たとえ浅薄な著作であっても著録して『七志』に継ぐ目録の作成を上奏した。許可されて作業がすすめられたが、開元六年(718)完成をみることなく卒した。その『群書四録』が完成したのは開元八年(720)になってのことであった。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻一百九十九 列伝第一百二十四 儒学中 馬懐素
『旧唐書』巻一百二 列伝第五十二 馬懐素

参考文献

余嘉錫著/古勝隆一・嘉瀬達男・内山直樹訳注『目録学発微 中国文献分類法』(平凡社,2013)

外部リンク

维基百科,自由的百科全书 馬懷素(中文)
https://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E6%87%B7%E7%B4%A0

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最終更新:2023年01月28日 01:24
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