沈佺期

沈佺期

?-713
初唐の詩人。相州内黄の人。字は雲卿。675(上元2)年進士に及第し、 長安年間( 701-04)年間に考功郎給事中にまでなったが,則天武后の佞臣張易之にへつらった罪で驩州(ヴェトナム北部)に流された。しかし神竜年間(705-06)に中央によびもどされ、修文館直学士を拝命し、 中書舎人、太子少詹事となった。彼は宋之問とともに「沈・宋」とならび称されて、初唐の四傑のあとをうけて律詩という近体詩の形式を完成させた詩人といわれている。作品は七言律詩にすぐれたものが多い。『全唐詩』に集3巻が収められている。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝

『新唐書』巻二百二 列伝第一百二十七 文芸中 宋之問
『旧唐書』巻一百九十中 列伝第一百四十中 文苑中 宋之問

参考文献

『アジア歴史事典6』(平凡社,1960年)

外部リンク

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』沈佺期
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%88%E4%BD%BA%E6%9C%9F

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最終更新:2023年06月11日 13:48
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