宋之問 そうしもん
?-710
唐初期の詩人。
宋令文の子。
宋之悌・
宋之愻の兄。
宋若思の叔父。汾州(山西省汾陽県)の人。字は延清。675(上元2)年の進士。詩才をもって
武則天に認められ、左奉宸内供奉となったが、
張易之にこび仕えるなど、節操のないふるまいが多かったため、たびたび左遷され、ついに桂州(広西省桂林市)において死を賜わった。しかし
沈佺期とともに七言律詩の定型をつくりだし、その韻律が、のちの模範とされた功績は大きい。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
参考文献
『アジア歴史事典6』(平凡社,1960年)
外部リンク
最終更新:2025年08月15日 01:46