楊子琳 ようしりん
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中唐の武将・叛将。永泰元年(765)四川で崔旰(
崔寧)が
郭英乂と争い、郭英乂が敗走して殺されると瀘州で蜂起した。大暦元年(766)に瀘州刺史に任じられた。大暦三年(768)崔寧が入朝した隙をついて叛乱を起こして成都を陥落させたが、剣南節度留後の
崔寛が抵抗し、崔寛が不利となると、崔寧の妾の任氏が家財数十万を出して募兵して数千の兵を得ると逆襲され成都を奪還された。楊子琳は夔州別駕の張忠を殺したが、朝廷に帰順し、許されて峽州団練使に任じられた。大暦六年(771)に入朝すると
代宗より楊猷の名を与えられた。
列伝・史料
外部リンク
最終更新:2025年07月22日 01:33