「備忘録 または "約束" 帖」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

備忘録 または "約束" 帖 - (2005/09/13 (火) 03:40:18) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<p><strong>ネコ神</strong></p> <p> 正式名フシギ。普段は30代の女性の姿をしているが、実体は白いネコ(のヌイグルミ)のような姿をしているので紫音はこう呼んでいる。</p> <p> 深宮島の神様の片割れ。性格は天然、というか不思議。言葉を発することはなく、その言葉を聞いたものはいない、という。</p> <p>紫音を玩具にしているフシがある。</p> <br> <p><strong>天津家【アマツ-け】</strong></p> <p> 深宮島に住む家族。現在は四男二女の兄弟が暮らしている。家庭環境は有機的かつ非常に複雑な事情があり、兄弟間で紛争が発生することもしばしば。</p> <p> 特に衝子(しょうこ)と楯(じゅん)の姉妹間には、兄優作を巡る"争奪戦"の火種がいつもくすぶっている。</p> <p> 優作を除けば、全員が人造人間であることは公然の秘密。</p> <br> <p><strong>ポン刀メイド</strong></p> <p> 亜鳥本家から派遣されてきた紫音付きのメイド、アカネ=ギュールのこと。家事一般はてんでダメなくせに、力仕事とメカいじりが得意、という変り種。愛刀は"菊一文字"。大型特殊免許所持。</p> <p> 人情に厚い熱血姉ちゃんで悪い人ではない。が、頭に血が上ると回りが良く見えなくなるので、トラブルが絶えない。</p> <br> <p><strong>隊員</strong></p> <p> 深宮島支部の隊員のこと。"世界結界の出島"的存在である深宮島を監視するために存在する同支部だが、あまりに平和かつ非日常な毎日を送るうちに、すっかり緊張感をなくして馴染んでしまっているようである。</p> <p>支部長である紫音の苦労は絶えない。</p> <br> <p><strong>熊</strong></p> <p> 本名 角館 熊、輝明学園極東方面道内統括生徒会(略称極道生徒会)の遊撃班所属。北海道在住のくせになぜか広島弁を話し、今時珍しい仁義を尊ぶ高校生。</p> <p> 紫音とはとあるミッションで協力して以来、"拳の友情"で結ばれている。(本人談、意味不明)</p> <br> <p><strong>転属願い</strong></p> <p> 亜鳥紫音が上司に提出し続けているはずの書類。必ずどこかで紛失書類になる。深宮最大の不可能命題のひとつ。</p> <br> <p><strong>叢雲さん【ムラクモ - さん】</strong></p> <p> アカネと同じく亜鳥本家から派遣されてきた紫音付きのメイド、叢雲蒼(ムラクモ アオイ)のこと。冷静にして的確な判断・指示で任務を遂行するスーパーコマンド。家事一般はソツなくこなす・・・・と本人は思っているが、その内容は平和な日本の基準とはかなり違っている。</p> <p> 例:マラリアの応急処置、ブービートラップ対策、現地生息動物の安全な裁き方、招かれざる客の接客法(南米仕込み、アフガン仕込み)など</p> <p> "非常事態下のサバイバル状況なら"頼りになるメイドさん。でもネコは苦手。</p> <br> <p><strong>校長</strong></p> <p> 樫木校長。輝明学園深宮分校校長にして、深宮島青年団団長。40過ぎの容姿だが、立ち居振舞いには渋さが光るナイスミドル。しかしその実体はネコ神ことフシギの片割れ、カシギである。(正体は人間大の黒ネコ。)</p> <p> ちなみに、フシギは"藤木理事長"であるが、学園内で昼寝をしていることはあっても仕事をしているところは誰も見たことがない。</p> <br> <p><strong>折羽 マコト 【オリハ マコト】</strong></p> <p> この世界の守護者が、"世界の出島"深宮を監視するために遣わした使徒。深宮が危険な存在とならぬように調停するのが彼女の任務・・・・のはずだが、あまりにも平和なため、その退屈を紛らわせるために紫音になにかとちょっかいをかけてきてはトラブルを起こす、"深宮一のトラブルメーカー"。たまに痛い目にあったり、守護者からお叱りを受けて凹んでいることがある。でも、紫音をいじればすぐに機嫌が直る。</p> <p> 監視者のくせに監視対象の校長やフシギとは仲が良い。</p> <br> <p><strong>神宮司 鈴 【シングウジ リン】</strong></p> <p> 輝明学園深宮分校の高等部3年生にして、中州支部こと深宮支部の隊員。人狼族の娘。ニホンオオカミを祖霊とする一族の最後の血統で、山犬信仰のある宮司の家族に育てられた。子供の頃、紫音と"家族になる"という約束をしたらしい。誠実な性格で、大事なもの、仲間と思ったものは裏切られても守ろうとする。</p> <p> 礼儀正しく人当たりも良いが、料理の腕は破滅的。好意を断れない紫音はいつも決死の覚悟で食べているとか。。。</p> <p>怒らせるとすごく怖いので注意。</p> <br> <p><strong>日向 深風 【ヒナタ ミブ】</strong></p> <p> 診療所に出入りしている青年。よく絵を描いているところを見かけることがある。幼少の頃の事故の後遺症のため、あまり激しい運動は出来ず、空気の良い(?)深宮で暮らしている。実は自己のプラーナを他人に無限に供与できる特異体質のため、プラーナの希薄な場所ではすぐにプラーナを使い果たしてしまう。</p> <p> 深宮の外に出られない彼の代わりに、幼馴染の間桐由美が世界を回り、手紙を送ってくるのを楽しみにしているらしい。</p> <br> <p><strong>神岸 真夏 【カミギシ マナツ】</strong></p> <p> 輝明学園網走分校高等部からの交換留学生。当代の「神室木の君」"だった"少女。長く世間から隔絶されて生きてきたため一般常識に欠ける。メガクラスの世間知らずのお嬢。本から得た知識は豊富。たまに知ったかぶりをしては、紫音に注意される。性格は天然。時間は北海道基準。</p> <p> 「神室木の君」は北の地に封印された龍脈の結"極北星"を守る巫女のこと。極北星覚醒事件の折、とある異神がその力を背負ったため任を解かれた。ウィザードの力は(現在は)ない。</p> <p> 極北星覚醒事件の際、紫音と「自由な世界を見せてやる」との約束を結んだので、深宮まで追いかけてきた。</p> <p> 神岸はマコトが付けた偽名。「神室木 真夏(カムロギ マナツ)」が本名。東京に双子の妹がいる。</p> <br> <p> <strong>なんでもアリすぎるのんじゃないか?深宮</strong></p> <p>以下の2点において何でもアリである。</p> <p> ・世界結界と異界の狭間にあるので何でもアリである。</p> <p> ・世界創生の力を持つ神様がいるので何でもアリである。</p> <br> <p><strong>竜胆湯(りんどう - ゆ)</strong></p> <p> 銭湯。一部天然温泉を引いている。大人400円、幼児200円。露天風呂あり。<br> 湯船と湯殿の造り上、男湯と女湯を定期的に入れ替えている。<br> 一般人立入禁止の温泉もあるらしい。<br> 島民の利用者は多く、コミュニティの場としての位置づけ。<br> 中州の隊員もよく利用している。</p> <br> <p><strong>シュクさん(シュクばあちゃん)</strong></p> <p> 竜胆湯の番台のばあちゃん。崇祝融(スウ シュクユウ)が本名らしい。<br> 不自然なほど大規模な竜胆湯のすべてを一人で管理している。</p> <p> たまに男湯と女湯が入れ替わったりするのはこのおばあさんの仕業らしい。いたずら好き?</p> <p> ころころと笑う快活なおばあさんだが、竜胆湯自体、いつから深宮島にあるのか<br> よくわかっていない。<br> 源泉の記述が風土記に載っている、との説もある。</p> <br> <p><strong>博士</strong></p> <p> 紫音の強化改造に関わった、京本 結(キョウモト ユイ)博士のこと。専攻は生理学(血液学)、生体工学、魔化工学、脳神経学(以上博士号取得)。10代で博士号を取得した才媛で、近年の強化人間研究の第一人者の一人。愛煙家。酒乱。完全夜型人間。研究の虫。紫音が「ド変態」と呼ぶほどの病的な好奇心の持ち主で、「研究対象」以外は目に入らないこともしばしば。</p> <p> しかしその本性はごく限られた人々の間でのものであり、「理性ある大人の女性」として振舞うこともできる人である。</p> <p> また、本性は人間ではない、との情報もあるが、定かではない。しっかりものの妹がいる、との噂もあるがこちらも真偽は定かではない。</p> <br> <p><strong>師匠</strong></p> <p> 本名不明、13代目緋狩友衛(ヒカリトモエ)を名乗る。既婚者。</p> <p> 紫音の剣の師で、その腕は深宮においても1、2を争うと言われている。</p> <p> さばけた性格をしており、物事に固執しない。そのせいで家庭崩壊の一歩手前になっていても気にしないのだからなんとも豪気である。</p> <p> 紫音に料理の基礎を教えたのも彼女であり、自分の腕を超えた弟子の料理を食べることが、実は密かな楽しみになっている。</p> <p> 緋狩の剣は本来女性に継承されていくものだが、彼女が紫音に教えた理由は、未だ明かされてはいない。</p> <br> <p><strong>海岸</strong></p> <p> 深宮島の海岸には様々な漂着物が打ち上げられることがある。その中には異界のものが含まれていることが珍しくない。青年団や役場では不審な漂着物には近づかないよう注意を呼びかけている。たまに人が流れ着くことがあるが、保護された後、どこかの機関が送り戻しているらしい。</p> <br> <p><strong>免許</strong></p> <p> 何でもアリ、な深宮島ではあまり役に立たないような気がするモノ。でも一応免許がないと、車やバイクに乗ってはいけません。</p> <br> <p><strong>祭</strong></p> <p> 深宮島にも日本本土の風習にならった祭がある。精霊を送る夏祭。土地の神様への感謝と豊穣を祈る秋祭など。だが夏はともかく、神様クラスの存在が普通に隣人として暮らす深宮では「勤労感謝祭」の認識が強い。</p> <p> よって、この祭の期間には「間違えば世界を滅ぼしかねない力」が暴走することが多くなるので、中州支部にとっても忙しい時期である。</p> <p> なお、神社ではこの時期と正月には臨時で巫女さんを募っており、鈴が助っ人に入ることもある。</p> <br> <p><strong>混沌/奈落</strong></p> <p> 世界結界および世界を侵蝕する概念、あるいは実体の一つと考えられているもの。存在概念の欠落、消滅を意味するとも言われているが、定かではない。ほとんどの場合、侵魔により異界より持ち込まれる。混沌/奈落による侵蝕は結界および世界そのものに深刻なダメージを生じる。</p> <br> <p><strong>イカ</strong></p> <p> 1.深宮島近海で捕れる豊富な海産物の一つ。フシギの好物。でも食べると腰を抜かすので、あまりオススメできない。</p> <p> 2.以前深宮島を襲ったエミュレイター、イカファイヤー・イカサンダー・イカフリーザーのこと。フシギを狙ったが、紫音たちの活躍で撃退された。元々は古き神々の眷属だったが、遥か太古に絶滅したと思われていた。特殊な金属製の武器によってしかダメージを与えられない体組織構造を持ち、研究者の間では「バイオ・エミュレイター」と分類するものもいる。</p> <br> <p><strong>戦技特練</strong></p> <p> 戦闘技術特殊訓練のこと。ロンギヌス監修のもと、秘密裏に行われる。この訓練を知る、受けられるウィザードはほとんどおらず、内容は苛烈を極める。例としては耐熱服、月衣なしで火口付近の洞窟でマグマの明かりだけを頼りに魔王クラスのエミュレイター相当の力を持った目標を一人で撃破する、など。</p> <br> <p><strong>謎の料理</strong></p> <p> スーパーコマンドメイド、叢雲さんが作った料理。代謝能力を促進する効果があるが、「食して数日はまた食べたくなるかもしれないが、我慢。さもないと廃人になるかもしれない。」との本人の使用上注意がある。材料は「知ると面倒なことになる」とのことで軍事・・・企業秘密らしい。</p> <br> <p><strong>オーバーロード・モード</strong></p> <p> 暴走防止用のリミッターを解除し、「Seedシリーズ」本来の能力を極限まで解放する起動オプションのこと。このモードが発動している間、体組織の色が変わるのが特徴。プラーナ流量の増加に対して、センサを含めた五感、思考速度および指向性も強化される。平たく言えば「身体能力とともに感情起伏も大きくなる」状態。</p> <p> 天津衝子「勝負モード」の正式名称であり、また全体的に色素が赤味を帯びるのでこの状態を「衝子・ルージュ」と呼ぶ場合もある。</p> <p> 普段は人見知りで奥手な性格が、まるで鬱屈した何かを解放するかのように反転し、感情的直情的積極的な行動に変わる。天津優作が最も恐れる状態の一つ。</p> <br> <p><strong>天津 決斗【アマツ ケット】</strong></p> <p> 天津家長男。形式ナンバーGAT-X102。深宮島役場のすぐヤる課に勤める公務員であり、また深宮青年団の副団長。かつては「深宮の狂犬」と恐れられるほどの暴れん坊だった。</p> <p> 不在の両親に代わり天津家と深宮島を外敵から守るという信念に燃えている。兄弟、特に衝子、楯への愛情は兄弟のそれを超えているのではないか?と周囲が不安になるくらい。</p> <p> そのため、最近外から来た優作とは非常にウマが合わない。優作は決斗にとっては異母兄弟にあたる。</p> <br> <p><strong>天津 閃一【アマツ センイチ】</strong></p> <p> 天津家の末の男の子。形式ナンバーGAT-X202。輝明学園深宮分校中等部2年生。物静かな少年。身体能力は非常に高いが、存在感が薄いのを気にしている。優作に本当の意味で同情している唯一の天津家の人。ちょっと冷めた性格かもしれない。楯姉さんのことが好き。</p> <br> <p><strong>天津 弾輝【アマツ タマキ】</strong></p> <p> 天津家次男。形式ナンバーGAT-X103。深宮大学文学部6回生。"恋多き"陽気な青年。突っ走る長男の影響か、その場の流れに流されやすい性格。最近、また失恋し傷心旅行を計画中。。。</p> <p>ある意味、天津家で下から2番目に不幸なヒト。</p> <br> <p><strong>天津 楯【アマツ ジュン】</strong></p> <p> 天津家長女。形式ナンバーGAT-X303。輝明学園深宮分校高等部3年生。暴走気味の天津家の中では(比較的)常識人の部類。ゆえに苦労の絶えない悩みと恋多き少女。</p> <p> ちなみに、一番の悩みの種は異母兄の優作であることは言うまでもない。</p> <br> <p><strong>佐箔 黄金【サハク コガネ】</strong></p> <p> 漆黒のタキシードに身を包む、金髪美女執事。完璧主義者。アカネや叢雲さんとは旧知の仲らしい。</p> <p> また、天津家の決斗とも面識があり、アカネや叢雲とのそれより古い様子。</p> <br> <p><strong>若乃 琴【ワカノ コト】</strong></p> <p> 夏休み前に深宮分校高等部2年に転入してきた少女。性格は明るく元気で快活だが、「備わった常識が根本から違う」レベルの非常識型天然系。「うーん、カルチャーギャップ」が最近の口癖。</p> <p>実は深宮近海に縄張りを持つ人魚族の姫。<font style= "BACKGROUND-COLOR: #ffffff">人魚名は「ヌービュqベ」。</font>多分、人間には正確に発音できない。</p> <p> 紫音が海中での任務の際に遭遇し、何かしらの約束をしたため陸だけでなく深宮支部にまで上がりこんでいる。</p> <p>以下、確認されている彼女の特異な行動例。</p> <p>・レトルトをパウチごと食す</p> <p>・アスベストを頬張る</p> <p>・カメの手、フジツボがおやつ。トドが好物。</p> <p> 彼女の父はかつて混沌として元いた世界を追われた東の竜王竜王デグュブェルネュ。母はかつての海底世界の守護者、元々は第三世界のプリンセス、セント☆サウンド。</p> <br> <p><strong>紫音の記憶【シオン-ノ-キオク】</strong></p> <p>幼少の頃より亜鳥紫音は度々記憶を失っている。</p> <p> 初めての喪失は母を失った時と思われるが詳細は不明。</p> <p> また、その際に父が行った行為が紫音が亜鳥を出た原因となっている。</p> <p> 紫音自身に直接の記憶はないが、兄より聞かされた事実が行動を起こさせた。</p> <p>紫音はその「始まり」を決して語ろうとはしない。</p> <br> <p><strong>深宮大学 【フカミヤ-ダイガク】</strong></p> <p> 深宮島の山地部にキャンパスを構える私立大学。文系の単科大学だったが、<br> 20XX/9/1より文系、理系、総合学部、および大学院を加えた総合大学となった。<br> 島には増設する施設の敷地が確保できないため、島沿岸に1000m級のメガフロート<br> を数基係留して施設を拡充。今後は数年単位で</p> <p> 大学の拡張の背景には、長きにわたる休眠からのフシギの覚醒により、深宮島の<br> "キャパシティ"が飛躍的に増加したこと、および深宮島に資本提供している企業<br> の思惑によるところが多い。</p> <p> 新学部開設に伴い、現在学生およびその他の人材を国内問わず国外からも集めて<br> おり、ウィザードの新たな拠点としても注目を集めている。</p> <br> <p><strong>サウザンドキラー</strong><br></p> <p> 召喚実験の暴走により異世界より召喚された凶悪な傭兵。「皆殺しの傭兵」「千人斬りの傭兵」とも呼ばれているが本名は不明。一応人間。</p> <p> 通常・魔法・特殊、全ての攻撃をなぜか効かず、両手のナタのようなコンバットナイフで手当たり次第に攻撃してくる。</p> <p> 第一世界でも、伝承「A村とB村の渡河問題」に語られるのみで謎に包まれている。</p> <p> ちなみに、伝承ではサウザンドキラーを御せるコマンダーについても語られているが、サウザンドキラー同様に実在するかは不明である。</p>
<p><strong>ネコ神</strong></p> <p> 正式名フシギ。普段は30代の女性の姿をしているが、実体は白いネコ(のヌイグルミ)のような姿をしているので紫音はこう呼んでいる。</p> <p> 深宮島の神様の片割れ。性格は天然、というか不思議。言葉を発することはなく、その言葉を聞いたものはいない、という。</p> <p>紫音を玩具にしているフシがある。</p> <br> <p><strong>天津家【アマツ-け】</strong></p> <p> 深宮島に住む家族。現在は四男二女の兄弟が暮らしている。家庭環境は有機的かつ非常に複雑な事情があり、兄弟間で紛争が発生することもしばしば。</p> <p> 特に衝子(しょうこ)と楯(じゅん)の姉妹間には、兄優作を巡る"争奪戦"の火種がいつもくすぶっている。</p> <p> 優作を除けば、全員が人造人間であることは公然の秘密。</p> <br> <p><strong>ポン刀メイド</strong></p> <p> 亜鳥本家から派遣されてきた紫音付きのメイド、アカネ=ギュールのこと。家事一般はてんでダメなくせに、力仕事とメカいじりが得意、という変り種。愛刀は"菊一文字"。大型特殊免許所持。</p> <p> 人情に厚い熱血姉ちゃんで悪い人ではない。が、頭に血が上ると回りが良く見えなくなるので、トラブルが絶えない。</p> <br> <p><strong>隊員</strong></p> <p> 深宮島支部の隊員のこと。"世界結界の出島"的存在である深宮島を監視するために存在する同支部だが、あまりに平和かつ非日常な毎日を送るうちに、すっかり緊張感をなくして馴染んでしまっているようである。</p> <p>支部長である紫音の苦労は絶えない。</p> <br> <p><strong>熊</strong></p> <p> 本名 角館 熊、輝明学園極東方面道内統括生徒会(略称極道生徒会)の遊撃班所属。北海道在住のくせになぜか広島弁を話し、今時珍しい仁義を尊ぶ高校生。</p> <p> 紫音とはとあるミッションで協力して以来、"拳の友情"で結ばれている。(本人談、意味不明)</p> <br> <p><strong>転属願い</strong></p> <p> 亜鳥紫音が上司に提出し続けているはずの書類。必ずどこかで紛失書類になる。深宮最大の不可能命題のひとつ。</p> <br> <p><strong>叢雲さん【ムラクモ - さん】</strong></p> <p> アカネと同じく亜鳥本家から派遣されてきた紫音付きのメイド、叢雲蒼(ムラクモ アオイ)のこと。冷静にして的確な判断・指示で任務を遂行するスーパーコマンド。家事一般はソツなくこなす・・・・と本人は思っているが、その内容は平和な日本の基準とはかなり違っている。</p> <p> 例:マラリアの応急処置、ブービートラップ対策、現地生息動物の安全な裁き方、招かれざる客の接客法(南米仕込み、アフガン仕込み)など</p> <p> "非常事態下のサバイバル状況なら"頼りになるメイドさん。でもネコは苦手。</p> <br> <p><strong>校長</strong></p> <p> 樫木校長。輝明学園深宮分校校長にして、深宮島青年団団長。40過ぎの容姿だが、立ち居振舞いには渋さが光るナイスミドル。しかしその実体はネコ神ことフシギの片割れ、カシギである。(正体は人間大の黒ネコ。)</p> <p> ちなみに、フシギは"藤木理事長"であるが、学園内で昼寝をしていることはあっても仕事をしているところは誰も見たことがない。</p> <br> <p><strong>折羽 マコト 【オリハ マコト】</strong></p> <p> この世界の守護者が、"世界の出島"深宮を監視するために遣わした使徒。深宮が危険な存在とならぬように調停するのが彼女の任務・・・・のはずだが、あまりにも平和なため、その退屈を紛らわせるために紫音になにかとちょっかいをかけてきてはトラブルを起こす、"深宮一のトラブルメーカー"。たまに痛い目にあったり、守護者からお叱りを受けて凹んでいることがある。でも、紫音をいじればすぐに機嫌が直る。</p> <p> 監視者のくせに監視対象の校長やフシギとは仲が良い。</p> <br> <p><strong>神宮司 鈴 【シングウジ リン】</strong></p> <p> 輝明学園深宮分校の高等部3年生にして、中州支部こと深宮支部の隊員。人狼族の娘。ニホンオオカミを祖霊とする一族の最後の血統で、山犬信仰のある宮司の家族に育てられた。子供の頃、紫音と"家族になる"という約束をしたらしい。誠実な性格で、大事なもの、仲間と思ったものは裏切られても守ろうとする。</p> <p> 礼儀正しく人当たりも良いが、料理の腕は破滅的。好意を断れない紫音はいつも決死の覚悟で食べているとか。。。</p> <p>怒らせるとすごく怖いので注意。</p> <br> <p><strong>日向 深風 【ヒナタ ミブ】</strong></p> <p> 診療所に出入りしている青年。よく絵を描いているところを見かけることがある。幼少の頃の事故の後遺症のため、あまり激しい運動は出来ず、空気の良い(?)深宮で暮らしている。実は自己のプラーナを他人に無限に供与できる特異体質のため、プラーナの希薄な場所ではすぐにプラーナを使い果たしてしまう。</p> <p> 深宮の外に出られない彼の代わりに、幼馴染の間桐由美が世界を回り、手紙を送ってくるのを楽しみにしているらしい。</p> <br> <p><strong>神岸 真夏 【カミギシ マナツ】</strong></p> <p> 輝明学園網走分校高等部からの交換留学生。当代の「神室木の君」"だった"少女。長く世間から隔絶されて生きてきたため一般常識に欠ける。メガクラスの世間知らずのお嬢。本から得た知識は豊富。たまに知ったかぶりをしては、紫音に注意される。性格は天然。時間は北海道基準。</p> <p> 「神室木の君」は北の地に封印された龍脈の結"極北星"を守る巫女のこと。極北星覚醒事件の折、とある異神がその力を背負ったため任を解かれた。ウィザードの力は(現在は)ない。</p> <p> 極北星覚醒事件の際、紫音と「自由な世界を見せてやる」との約束を結んだので、深宮まで追いかけてきた。</p> <p> 神岸はマコトが付けた偽名。「神室木 真夏(カムロギ マナツ)」が本名。東京に双子の妹がいる。</p> <br> <p> <strong>なんでもアリすぎるのんじゃないか?深宮</strong></p> <p>以下の2点において何でもアリである。</p> <p> ・世界結界と異界の狭間にあるので何でもアリである。</p> <p> ・世界創生の力を持つ神様がいるので何でもアリである。</p> <br> <p><strong>竜胆湯(りんどう - ゆ)</strong></p> <p> 銭湯。一部天然温泉を引いている。大人400円、幼児200円。露天風呂あり。<br> 湯船と湯殿の造り上、男湯と女湯を定期的に入れ替えている。<br> 一般人立入禁止の温泉もあるらしい。<br> 島民の利用者は多く、コミュニティの場としての位置づけ。<br> 中州の隊員もよく利用している。</p> <br> <p><strong>シュクさん(シュクばあちゃん)</strong></p> <p> 竜胆湯の番台のばあちゃん。崇祝融(スウ シュクユウ)が本名らしい。<br> 不自然なほど大規模な竜胆湯のすべてを一人で管理している。</p> <p> たまに男湯と女湯が入れ替わったりするのはこのおばあさんの仕業らしい。いたずら好き?</p> <p> ころころと笑う快活なおばあさんだが、竜胆湯自体、いつから深宮島にあるのか<br> よくわかっていない。<br> 源泉の記述が風土記に載っている、との説もある。</p> <br> <p><strong>博士</strong></p> <p> 紫音の強化改造に関わった、京本 結(キョウモト ユイ)博士のこと。専攻は生理学(血液学)、生体工学、魔化工学、脳神経学(以上博士号取得)。10代で博士号を取得した才媛で、近年の強化人間研究の第一人者の一人。愛煙家。酒乱。完全夜型人間。研究の虫。紫音が「ド変態」と呼ぶほどの病的な好奇心の持ち主で、「研究対象」以外は目に入らないこともしばしば。</p> <p> しかしその本性はごく限られた人々の間でのものであり、「理性ある大人の女性」として振舞うこともできる人である。</p> <p> また、本性は人間ではない、との情報もあるが、定かではない。しっかりものの妹がいる、との噂もあるがこちらも真偽は定かではない。</p> <br> <p><strong>師匠</strong></p> <p> 本名不明、13代目緋狩友衛(ヒカリトモエ)を名乗る。既婚者。</p> <p> 紫音の剣の師で、その腕は深宮においても1、2を争うと言われている。</p> <p> さばけた性格をしており、物事に固執しない。そのせいで家庭崩壊の一歩手前になっていても気にしないのだからなんとも豪気である。</p> <p> 紫音に料理の基礎を教えたのも彼女であり、自分の腕を超えた弟子の料理を食べることが、実は密かな楽しみになっている。</p> <p> 緋狩の剣は本来女性に継承されていくものだが、彼女が紫音に教えた理由は、未だ明かされてはいない。</p> <br> <p><strong>海岸</strong></p> <p> 深宮島の海岸には様々な漂着物が打ち上げられることがある。その中には異界のものが含まれていることが珍しくない。青年団や役場では不審な漂着物には近づかないよう注意を呼びかけている。たまに人が流れ着くことがあるが、保護された後、どこかの機関が送り戻しているらしい。</p> <br> <p><strong>免許</strong></p> <p> 何でもアリ、な深宮島ではあまり役に立たないような気がするモノ。でも一応免許がないと、車やバイクに乗ってはいけません。</p> <br> <p><strong>祭</strong></p> <p> 深宮島にも日本本土の風習にならった祭がある。精霊を送る夏祭。土地の神様への感謝と豊穣を祈る秋祭など。だが夏はともかく、神様クラスの存在が普通に隣人として暮らす深宮では「勤労感謝祭」の認識が強い。</p> <p> よって、この祭の期間には「間違えば世界を滅ぼしかねない力」が暴走することが多くなるので、中州支部にとっても忙しい時期である。</p> <p> なお、神社ではこの時期と正月には臨時で巫女さんを募っており、鈴が助っ人に入ることもある。</p> <br> <p><strong>混沌/奈落</strong></p> <p> 世界結界および世界を侵蝕する概念、あるいは実体の一つと考えられているもの。存在概念の欠落、消滅を意味するとも言われているが、定かではない。ほとんどの場合、侵魔により異界より持ち込まれる。混沌/奈落による侵蝕は結界および世界そのものに深刻なダメージを生じる。</p> <br> <p><strong>イカ</strong></p> <p> 1.深宮島近海で捕れる豊富な海産物の一つ。フシギの好物。でも食べると腰を抜かすので、あまりオススメできない。</p> <p> 2.以前深宮島を襲ったエミュレイター、イカファイヤー・イカサンダー・イカフリーザーのこと。フシギを狙ったが、紫音たちの活躍で撃退された。元々は古き神々の眷属だったが、遥か太古に絶滅したと思われていた。特殊な金属製の武器によってしかダメージを与えられない体組織構造を持ち、研究者の間では「バイオ・エミュレイター」と分類するものもいる。</p> <br> <p><strong>戦技特練</strong></p> <p> 戦闘技術特殊訓練のこと。ロンギヌス監修のもと、秘密裏に行われる。この訓練を知る、受けられるウィザードはほとんどおらず、内容は苛烈を極める。例としては耐熱服、月衣なしで火口付近の洞窟でマグマの明かりだけを頼りに魔王クラスのエミュレイター相当の力を持った目標を一人で撃破する、など。</p> <br> <p><strong>謎の料理</strong></p> <p> スーパーコマンドメイド、叢雲さんが作った料理。代謝能力を促進する効果があるが、「食して数日はまた食べたくなるかもしれないが、我慢。さもないと廃人になるかもしれない。」との本人の使用上注意がある。材料は「知ると面倒なことになる」とのことで軍事・・・企業秘密らしい。</p> <br> <p><strong>オーバーロード・モード</strong></p> <p> 暴走防止用のリミッターを解除し、「Seedシリーズ」本来の能力を極限まで解放する起動オプションのこと。このモードが発動している間、体組織の色が変わるのが特徴。プラーナ流量の増加に対して、センサを含めた五感、思考速度および指向性も強化される。平たく言えば「身体能力とともに感情起伏も大きくなる」状態。</p> <p> 天津衝子「勝負モード」の正式名称であり、また全体的に色素が赤味を帯びるのでこの状態を「衝子・ルージュ」と呼ぶ場合もある。</p> <p> 普段は人見知りで奥手な性格が、まるで鬱屈した何かを解放するかのように反転し、感情的直情的積極的な行動に変わる。天津優作が最も恐れる状態の一つ。</p> <br> <p><strong>天津 決斗【アマツ ケット】</strong></p> <p> 天津家長男。形式ナンバーGAT-X102。深宮島役場のすぐヤる課に勤める公務員であり、また深宮青年団の副団長。かつては「深宮の狂犬」と恐れられるほどの暴れん坊だった。</p> <p> 不在の両親に代わり天津家と深宮島を外敵から守るという信念に燃えている。兄弟、特に衝子、楯への愛情は兄弟のそれを超えているのではないか?と周囲が不安になるくらい。</p> <p> そのため、最近外から来た優作とは非常にウマが合わない。優作は決斗にとっては異母兄弟にあたる。</p> <br> <p><strong>天津 閃一【アマツ センイチ】</strong></p> <p> 天津家の末の男の子。形式ナンバーGAT-X202。輝明学園深宮分校中等部2年生。物静かな少年。身体能力は非常に高いが、存在感が薄いのを気にしている。優作に本当の意味で同情している唯一の天津家の人。ちょっと冷めた性格かもしれない。楯姉さんのことが好き。</p> <br> <p><strong>天津 弾輝【アマツ タマキ】</strong></p> <p> 天津家次男。形式ナンバーGAT-X103。深宮大学文学部6回生。"恋多き"陽気な青年。突っ走る長男の影響か、その場の流れに流されやすい性格。最近、また失恋し傷心旅行を計画中。。。</p> <p>ある意味、天津家で下から2番目に不幸なヒト。</p> <br> <p><strong>天津 楯【アマツ ジュン】</strong></p> <p> 天津家長女。形式ナンバーGAT-X303。輝明学園深宮分校高等部3年生。暴走気味の天津家の中では(比較的)常識人の部類。ゆえに苦労の絶えない悩みと恋多き少女。</p> <p> ちなみに、一番の悩みの種は異母兄の優作であることは言うまでもない。</p> <br> <p><strong>佐箔 黄金【サハク コガネ】</strong></p> <p> 漆黒のタキシードに身を包む、金髪美女執事。完璧主義者。アカネや叢雲さんとは旧知の仲らしい。</p> <p> また、天津家の決斗とも面識があり、アカネや叢雲とのそれより古い様子。</p> <br> <p><strong>若乃 琴【ワカノ コト】</strong></p> <p> 夏休み前に深宮分校高等部2年に転入してきた少女。性格は明るく元気で快活だが、「備わった常識が根本から違う」レベルの非常識型天然系。「うーん、カルチャーギャップ」が最近の口癖。</p> <p>実は深宮近海に縄張りを持つ人魚族の姫。<font style= "BACKGROUND-COLOR: #ffffff">人魚名は「ヌービュqベ」。</font>多分、人間には正確に発音できない。</p> <p> 紫音が海中での任務の際に遭遇し、何かしらの約束をしたため陸だけでなく深宮支部にまで上がりこんでいる。</p> <p>以下、確認されている彼女の特異な行動例。</p> <p>・レトルトをパウチごと食す</p> <p>・アスベストを頬張る</p> <p>・カメの手、フジツボがおやつ。トドが好物。</p> <p> 彼女の父はかつて混沌として元いた世界を追われた東の竜王デグュブェルネュ。</p> <p> 母はかつての海底世界の守護者、元々は第三世界のプリンセス、セント☆サウンド。</p> <br> <p><strong>紫音の記憶【シオン-ノ-キオク】</strong></p> <p>幼少の頃より亜鳥紫音は度々記憶を失っている。</p> <p> 初めての喪失は母を失った時と思われるが詳細は不明。</p> <p> また、その際に父が行った行為が紫音が亜鳥を出た原因となっている。</p> <p> 紫音自身に直接の記憶はないが、兄より聞かされた事実が行動を起こさせた。</p> <p>紫音はその「始まり」を決して語ろうとはしない。</p> <br> <p><strong>深宮大学 【フカミヤ-ダイガク】</strong></p> <p> 深宮島の山地部にキャンパスを構える私立大学。文系の単科大学だったが、<br> 20XX/9/1より文系、理系、総合学部、および大学院を加えた総合大学となった。<br> 島には増設する施設の敷地が確保できないため、島沿岸に1000m級のメガフロート<br> を数基係留して施設を拡充。今後は数年単位で</p> <p> 大学の拡張の背景には、長きにわたる休眠からのフシギの覚醒により、深宮島の<br> "キャパシティ"が飛躍的に増加したこと、および深宮島に資本提供している企業<br> の思惑によるところが多い。</p> <p> 新学部開設に伴い、現在学生およびその他の人材を国内問わず国外からも集めて<br> おり、ウィザードの新たな拠点としても注目を集めている。</p> <br> <p><strong>サウザンドキラー</strong><br></p> <p> 召喚実験の暴走により異世界より召喚された凶悪な傭兵。「皆殺しの傭兵」「千人斬りの傭兵」とも呼ばれているが本名は不明。一応人間。</p> <p> 通常・魔法・特殊、全ての攻撃をなぜか効かず、両手のナタのようなコンバットナイフで手当たり次第に攻撃してくる。</p> <p> 第一世界でも、伝承「A村とB村の渡河問題」に語られるのみで謎に包まれている。</p> <p> ちなみに、伝承ではサウザンドキラーを御せるコマンダーについても語られているが、サウザンドキラー同様に実在するかは不明である。</p>

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー