中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~内検索 / 「無理を通して道理に弾かれる」で検索した結果

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  • 業務日誌/2012年01月22日
    業務日誌/2012年01月22日/無理を通して道理に弾かれる #blognavi
  • 業務日誌/2012年01月22日/無理を通して道理に弾かれる
    #blognavi 特記事項なし。 中州を出たところでリサに遭遇、ローキックの連打を食らう。 何かしら彼女は機嫌を損ねているようだ。いつもながらの 理不尽だと思うので放置しておくことにする。 三度三木宅を訪問、悟に前回と同じ質問を受けたが 結婚もその約束もできないがこのまま会わないこともできないと 即座に、はっきりと、自分の我侭を口にした。 昨日の日誌記入後もずっと考えて、考え抜いて 結局この答えしかでなかったのだ。 俺は理不尽と戦ったり、助けを求める声に応えてきたりしたと思う。 多くの人間を不幸から救ってきたと胸をはって言える、 それだけの行動をしてきたつもりだ。 だが同じだけ身近な人に寂しい思いだったり辛い経験だったり とにかく見知らぬ誰かと見知るために見知った誰かを不幸にしてきた。 これからも、俺が死ぬまでそれは続くだろう。 ...
  • 業務日誌/2012年12月01日/人の支えの中で
    #blognavi 昨日セッティングした会合にもう数人どうしても同席してもらいたい 人物がいるため第五世界に赴く必要があるのだが、 日帰りでは会えるかどうかも不明なため何日かの猶予がいる。 そのことを流馬とノルンに相談した。 入社一年目でそんな無理を聞いてもらうのは傲慢だとはわかっているのだが、 こちらもルセリアの命が掛かるかもしれないので引くわけにもいかない。 最悪退社も仕方が無いと思っての相談だったが セラがあの武闘大会での特別休暇を俺のために融通してくれたり 他人の休暇を使うという無茶と流馬が特別に許可してくれたりと まるく治めてくれた。 ヴァルキリーの何人かや流馬などは自分の有休を使ってまで 同行してくれるとまで言ってくれた。 絶対にルセリアの命が掛かっているとは限らない。 ただの俺の妄想なのかもしれない。 それでも皆、快く俺の勝手を通し...
  • 業務日誌/カテゴリ/普通
    ...bsp; 無理を通して道理に弾かれる (2012年01月21日)  二者択一 (2012年01月20日)  馬鹿でも風邪は引くらしい (2012年01月17日)  帰還挨拶回り (2012年01月11日)  ヒタテ=マギリという人物 (2012年01月09日)  搦め居合い (2012年01月08日)  疑念の種蒔き (2012年01月07日)  不和の種 (2012年01月06日)  昨日も行った (2012年01月04日)  考えるより難しい (2012年01月02日)  書初め (2011年12月31日)  修行進展 (2011年12月25日)&nbs...
  • 業務日誌/2012年04月29日/即死寸前間一髪
    #blognavi シフトを半日ずらしてもらって完徹で働いた甲斐はあった。 今日代わりに通しで働いてくれるヤオにも最大の感謝をしなければ。 というか対象がピンポイントで竜殺しの御技を使うなど 報告書にもなかったし想像だにできなかった。 直感に従って無理をしなければ李刻は今頃死んでいただろう。 奇異を鋭く捕えるための地下荒行は成果が出てきているのかもしれない。 カテゴリ [事件] - trackback- 2012年04月29日 00 24 42 #blognavi
  • 業務日誌/2013年03月11日/魔女の賞賛
    #blognavi ワルハラで調理と接客業務をおこなった。 モイラからこの二月で動きが良くなったと誉められた。 ハンナのところで培った修練ではなく、実践を通して臨機応変な 対応を迫られ続けたことが力になっているようだ。 本格的に料理の道に進むつもりはないが せめてレヒトさんに認められる程度の腕にはなっておきたい。 まだまだ精進あるのみだ。 カテゴリ [普通] - trackback- 2013年03月11日 00 25 31 #blognavi
  • 業務日誌/2012年02月01日/危険物質、丁香涙
    #blognavi 昨日の日誌の記述がおかしいということは やはり世界の許容限界を超えていることか。 レポートを書いている時点では何も問題なかったので すっかり安心していたが、亀甲酒の量産はあきらめたほうが よさそうだ。 エリクシールで工場見学参加者を募っていたので一応応募、 当日欠席はありか質問にいくついでにレポートを提出、小瓶も見せた。 ハンナはレポートはこれ以上なく合格だがこの調味料は 世に出すな、と言った。 世が世ならこの小瓶が原因で戦争が起きてもおかしくない レベルの危険な物品に仕上がっているという評価だ。 最高が最良であるとは限らないのが社会だというここだ。 値のつけられない物の価値は無限であり零なのだ。 丁香涙という名の劇薬は、俺が親しい人物相手に 商売ぬきで料理を振舞う時にのみ使っても良い、という 協定というか妥協点となった。 ...
  • 業務日誌/2010年04月12日/普通の感覚がわからなくなっている
    #blognavi 今日は特に面倒事も起きなかったので一日公園でぼーっとしていた。 途中で右京が散歩していたのを発見した。 声をかけると暇だったようなので一緒にぼーっとしていた。 さらにディーンとルーシィが声をかけてきて、結局四人でぼーっとしていた。 ディーンは何もない日常が不安になる、壊れることを恐れるようになると 何もできなくなり、結局何も守れなくなるのではいか、と言っていた。 その意見もわかるが、それも含めて世界なのだとわかるようにもなってきた。 守ろうと無理をすれば、かえって世界を壊してしまう。少なくとも俺は壊しかけた。 息をするように世界の滅びに立ち向かうようになっている自分が嫌いではない。 アバドンとも折り合いがつくようになってきた。 でも、明日からはただの大学生という自分も必要になるのはどうにも実感できない。 どういうの...
  • 業務日誌/2013年08月12日/馬鹿の所業
    #blognavi 海の家でトラブルがあったがそれどころではない。 リンケに任せた。 マコトを全力で捜索している。 巫女さんにも連絡し、回答待ちの状態だ。 悟が相打ちで止めてくれたため大事には至らなかったが 暁とゼットの相打ちで呼ばれた追加選手が紅蓮華だった。 遊びで世界の危機が起きてはたまらない。 実際、予選会場を飛び出して俺のところまで来たしな。 慌ててひと気のないところまで移動し、会場まで誘導したが 放置していたらかなり危険なことになっていた。 紅蓮華は大人しく、力を使わないという約束でこの大会が終わるまで 深宮に留まるらしい。青梨亜がそう言っていた。 姉妹で話す時間もとれるそうだ。少し嬉しそうだった。 今後博士とか出てこないだろうな、心配だ。 決斗は衝子を傷つけないように戦ったそうだ。 兄馬鹿だがそれだけの余裕があった...
  • 業務日誌/2012年11月15日/共通と個性
    #blognavi レヒトさん、小野瀬と何度目かの打合せを行った。 議題は定番メニューの簡略化についてとのことだったので 少し理解が追いつかず議論が空転した。 どうやら俺は大きな勘違いと無理をしていたようだ。 他人の味を正確に再現することは限りなく難しいということだ。 レヒトさんほどの人でも剣術を下地にしている小野瀬の包丁技術を 再現するのは無理らしい。小野瀬がレヒトさんを模倣することも 現時点、少なくとも春までには不可能であるということだ。 そのため、誰が作っても安定して同じ味を出せるメニュー以外は 当日の料理担当を玄関で告知し、味が違うことを納得してもらう 形にするのがレヒトさんと小野瀬の間では決定事項になっていたようだ。 なぜ一応でも店長である俺だけがその決定を知らなかったのか、 それはまあ気にしないでおこう。 仲間はずれにされているとは思い...
  • 業務日誌/2012年11月02日/特化存在
    #blognavi アスクーをどうにかできる手段ならある、というかいる。 ラシアを使えば事態を収拾することができるかもしれない。 アスクーとエンブラは同種の対存在である以上、どうにかならないことはないだろう。 本人がその可能性に言及していたのでまず間違いはないだろう。 問題はそれはあのアホ猫を野に解き放つことと同義語でもあることだろう。 だが、一つ良い話を聞けた。 アスクーとエンブラが同種であるということだ。 まるで外見や能力が違うので切り離して考えていたが 言われてみれば同じ起源を持つ存在であるのだからそうなのかもしれない。 絆と博士に少し無理をしてもらうか。 カテゴリ [事件] - trackback- 2012年11月02日 00 32 00 #blognavi
  • 業務日誌/2010年10月09日/俺達は関係者に入るのだろうか
    #blognavi 明日からの連休にアースガルドがプレオープンイベントを行うというのでいろいろと日程調整。 どうやら十一月の正式オープン前に一度実際に全稼動させてみるのが狙いのようだ。 ヴァルキリーによる完全制御が可能なアトラクションスペースとゲームスペース、 ノルンが直接引っ張ってきた宿泊スペースは全く問題ないが、 誘致してきた飲食店やシネコンが稼動するのかどうかがポイントになっているようだ。 飲食店に関してはアースガルド直営の店も出すそうだがあの面子でまともな料理がでるのだろうか。 シネコンに関しても弾が足りないと時はオリジナル映画と称して過去の戦闘を編集して流すらしい。 つくづく危険なことを考える連中だ。 さすがに丸三日深宮の戦力のほとんどをアースガルドに集結させるのはそこ以外の防御が 手薄になりすぎるのでロンギヌスに無理を言って増員を頼んだ。 理...
  • 業務日誌/2012年11月29日/重要案件
    #blognavi 昨日と同じような記事を書いたような気がして日誌を読み返した。 幻日事件において俺が経験したことだった。 幻日は起こりえたかもしれない明日という話だ。 すでに琴が箒で墜落し、 アプフェルツヴェイグが俺とは関係ない所で破綻した。 李刻が竜殺しの御技の脅威に遭遇した際、俺を襲った 正体不明の不安も無意識に幻日を恐れただったのだろう。 忙しいという言い訳に溺れて何もしない毎日を続ければ、 間違いなく、俺はルセリアを失う。 ヴァルキリー達は旅立ち、蒼やアカネ、流馬を失う。 考え、行動しなければならない。 とりあえず無理を言って出来る限り人に助けを乞うことにする。 カテゴリ [事件] - trackback- 2012年11月29日 00 54 02 #blognavi
  • 業務日誌/2005年08月01日/身体中が痛い
    #blognavi やはり無理を続けているのかもしれない 昼まで寝たというのに、夕方突然足が動かなくなった 左手の感覚もない。博士には強化筋肉と骨格の全換装を勧められた。 そこまですると剣を振る感覚が以前と変わってしまうので辞退する。 くそう、俺は弱い。悔しい。明日までに絶対治す。 人間最後は気合だ カテゴリ [普通] - trackback- 2005年08月01日 01 38 25 #blognavi
  • 業務日誌/2012年11月03日/対神級対消滅爆雷・改
    #blognavi 終末事件では使わなかった対神級対消滅爆雷と エンブラを滅ぼすために創造された除草剤、 双方の性質を併せ持つ今回の事件に特化した兵器を受注した。 名付けるとすれば対奈落樹特化対消滅除草爆雷、 世界の一部と引き換えに奈落の樹を消滅させる悪魔の力だ。 対神級対消滅爆雷では局所的に甚大な被害が発生し、少なくとも使用者は死ぬ。 除草剤はあくまでも増殖を反転させる効果しかないので完成したアスクーへの効果は薄い。 それゆえに混ぜるという手段をとらざるを得ないという俺と博士の一致した意見があり、 今回の無理を実行することとなった。 博士の実験に付き合う約束は重いが背に腹は代えられない。 アスクーが本土に確認される前に洋上で使用する。 かかるのは俺の命一つなので、今回の作戦は気楽なものだ。 追伸:アスクーが侵攻を再開した。さすがのライラ...
  • 業務日誌/2012年11月04日/絶大と無限
    #blognavi 日誌を書けるということは、アスクーを無事に消滅せしめたということだ。 深月の本質は無限にプラーナを使い事象を起こすことにある。 そしてそのためには大量のプラーナを取り込む必要がある。 だから、深月は無限にプラーナを吸収、貯蓄することができるはずだ。 対消滅爆雷の過程は、まず消滅させる対象をプラーナの形に分解する。 そしてそのプラーナの爆発的供給が起こす世界結界への破壊を 世界への影響を最小限に抑えるべく、最もプラーナを使う存在消失という 局所被害を意図的に発生させる。 その結果、どちらも消滅するという現象となる。 前の爆雷は世界の一部を先にプラーナに変換し敵をその対消滅に巻き込んだが 今回はアスクー本体に干渉しプラーナに変換し、世界が余波で対消滅する。 つまり、余波での対消滅が起こる前に世界を破壊、変革するほどのプラーナを ...
  • 業務日誌/2010年10月22日/装着と侵食
    #blognavi 装着型箒レイジングでなければ不死兵は封印できないことは昨日で十分身にしみたので それを中州の人間が装着できないものかと尋ねると危険すぎるという答えが返ってきた。 危険すぎるなどという曖昧な理由で倒せる手段を失い結局何も解決できないまま帰る、 などという不甲斐ない結末を迎えることは避けたいので無理を言って 俺だけでも試させてもらった。 結論を言うと危険すぎる。人間の装着していい物ではない。 立花を問い詰めることとなってしまった。 俺が装着したのは後期型のレイジング=グレイブだったが着た瞬間に理解し深月の力で影響を ズラすことに全力を注ぐ羽目になった。 あの箒には間違いなく不死兵の因子が使われている。 そしてあれは体を徐々に不死兵化させてしまう効果を持っているはずだ。 あの感覚はそうとしか考えられない。 問いただすと立花は...
  • 業務日誌/2010年02月20日/天津正義の罪、亜鳥の罪
    #blognavi やはり亜鳥という企業は糞だ。兄貴が頑張っていると言っても 他のトップ連中の性根が腐りきっているとしか思えない。 今日の敵は世界から捨てられて魔に染まった亜鳥の犠牲者達だった。 唐須混璃、唐須深奈、唐須大地という律華の行方不明だった弟妹達、 そして十三人の天津壊が深宮の西部分を蹂躙した。 各班は十三人の天津壊を殲滅するため、戦った。 決斗が負傷し、一時的に視覚を失った。治療に専念すれば治るらしいが 顔に大きな傷が残るかもしれないということだった。 決斗は最後までこちらに残ると言い張ったが、弾輝に説得されネコバスに乗った。 世界を護りきれなかったら許さんからな、と俺に言い残すのがいかにもあいつらしかった。 律華は弟妹を止めるため一人で戦場に行き、ドラグーンシステム、 メサイアシステムという力の多重起動を行ったらしい。 首から下の...
  • 業務日誌/2012年05月19日/必須技能
    #blognavi ハンナから今日夜の講義は絶対に受けておけという話をされたので 少々無理をしたが講義に出席した。 大量に作り置きできる料理の基礎だった。 前に宴を開いた時にも覚えるように指摘されていたので 今日の講義は俺にとって絶対に必要なものだったのだろう。 今日感じたのは 何故かからあげをお勧めに据える学食が多いのには 意味があったのだという確認ができたことだ。 目玉になるメニューはこういう点も見ながら考えることとする。 カテゴリ [普通] - trackback- 2012年05月19日 00 57 59 #blognavi
  • 業務日誌/2013年03月26日/学生アルバイト
    #blognavi レヒトさんと小野瀬に任せていたアルバイト募集の結果、 生馬一人(いくまかずと)三年生、 坂上光(さかがみきらら)二年生、 矢吹翔(やぶきしょう)二年生、 という三人の在学生と 山田久美(サンダクミ)という新入生、そして真夏と刹那の 六人を採用することを提案され、了承した。 真夏と刹那に関しては縁故採用なのではないかという 疑問もあったが、意思疎通のしやすさとシフト日程の調整の際に 無理を聞かせ易いというレヒトさんの打算を聞くと 縁故採用というのも完全に悪いということはないのかもしれないと 判断するに到り、採用の運びとなった。 正社員五人とアルバイト六人、そしてテスト前などの繁忙期には アースガルドから助っ人をひっぱってくる計画で 正式にこの店は動き出すこととなった。 明日から五日間、俺とレヒトさんで問題がなくなるまで訓...
  • 業務日誌/2005年10月15日/琴と空を飛ぶ
    #blognavi やっと暑さがとれてきたので琴をガンブルの後ろに乗せて空中散歩をした。 思えば琴はこのために中州にきたんだったな。 長い間待たせてしまったがよろこんでいるようでなによりだった。 見下ろすと真夏があの少女と李刻をからかっていた。 仲良さそうでなによりだ。 左京があの変な女と一緒に歩いていた。 彼女だったのか、道理で変な表情するはずだ。 その後、琴に乗り方を教えてやったら2時間くらい一人で飛んでいた。 しばらくガンブルを貸して欲しいとせがまれたので貸してやった。 物置の整理をした。1年は意外に長い月日だったと実感した。 竜胆湯に行くと、シュクばあさんが何か言いたそうにしていた。 夜、天津優作から電話があった。用件はないあが何かが気になったらしい。 金執事のことだろうか。 ついでなので兄貴に電話した。...
  • 業務日誌/2013年04月23日/果敢無く折れる金の蘭
    #blognavi 金執事に黄紗蘭の代わりを務めてもらおうとは思わない。 生贄としての役目は終わっている上、 もう一人の魔神候補としての性質は備わっていないと思われる。 備わっていたとしてもそんなことは二度を許すわけにはいかない。 だが、金執事の存在は紅蓮華を翻弄するのに十分なものだ。 逆に叢雲とアカネ、特にアカネの存在は気づかれるわけにはいかない。 今の紅蓮華が気づけば絶対に生かしてはおかないはずだ。 しばらくは様子を見ながら迎撃に専念しよう。 決戦は週末に決めた。金執事と青梨亜にも了承を得た。 紅蓮華をまた傷つけることになるのは苦しいが これ以上、全員で苦しむのはやめにしたい。 思えば前の時間での第一世界における暴走は 無意識にこの事件を思い出したのかもしれないと思った。 俺はもう、次の黄紗蘭は出したくはないのだ。 ...
  • 業務日誌/2011年12月20日/紙繰りと糸通し
    #blognavi 小型侵魔が一体出た。被害無し 学校から戻り一通りの訓練を行った後、 李刻から連絡を受けて出動。 李刻達だけでも退治できたと思われるが 保険として連絡をくれたようだ。 無鉄砲さが弱まり慎重さや安定感が出てきた。 一人のウィザードとしてではなく世界守護の集団としての 自覚が芽生えてきているのかもしれない。 まあ、その自覚を意図的に封じている俺には そういうことを言う資格はないのかもしれないが。 戻った後二人の師から与えられた苦行に取り組む。 傍目には物凄く間抜けな光景に映るだろうが 一心不乱に紙を剣に叩きつけ、糸を振り回す。 ところを護に見られた。 護は俺の行為を懐かしいと言った。 昔両親や譲に習ったといとも容易く紙や糸で 刀を細切れにした。 言葉や動きを以って魔王、堕神を降ろす、 あるいは駆る一族...
  • 業務日誌/2011年10月05日/料理をするということ
    #blognavi シィルがおかしなことを頼んできた。 ヴァルキリーでもおいしいと感じることのできる料理を創ってほしいのだそうだ。 琴の一件からこちらまるで気分が乗らないので断ったのだが 結局押し切られてしまった。 ハンナにも協力してもらい、見た目と食感を重視した創作料理を作り上げた。 ヴァルキリー達は喜んでくれたようだ。 片付けをしている俺の顔を見たハンナがやっと少しいつもの顔に戻ったと言ってきた。 調理自体は赤点だったということだ。迷いと苦痛しか感じられない味だったそうだ。 いい料理人には強靭なメンタルも不可欠なようだ。精進あるのみ。 カテゴリ [普通] - trackback- 2011年10月05日 00 27 24 #blognavi
  • 業務日誌/2010年01月13日/久々の深宮
    #blognavi 約三ヶ月ぶりの中州、ライラックによる仁虎争奪戦の傷跡だろうか 庭は物凄いことになっていたが、特に変わったところはなさそうだ。 ジンやメイドたちに会わないようにこっそりと大学のほうへ移動する。 ポツリとおかれたまだボロボロではない日誌。 何か、物悲しい気分になった。 途中、天津家の前を通ったが誰もいないようだった。 天津正義がうまくやってくれたのだろう。 大学構内で左京の妹(日誌で読んだが彼女じゃなかったらしい)に 見つかった。とりあえず終末が発生するまで俺の帰還は できるだけ秘密にしておいたほうがいいとライラック(未来) や天津正義に言われたので右京に頼む。絶対秘密にしますから あなたはくれぐれも無理しないでください、と言われた。 そういやライラックも言っていたな、 無茶と無謀はやっちまうほがいい、けど無理は絶対すんな、と...
  • 業務日誌/2013年05月12日/初々しさ
    #blognavi 青梨亜が昼食を食べに来店した。 寮暮らしのため昼は外食が多いらしい。 照れ臭そうにごはんを食べに来ましたという彼女が とても可愛らしかった。 美味そうに食べてくれるのでこちらとしても気持ちがいい。 明日は中州に来れば昼食くらいは出すというと そこまでよくしてもらえないと遠慮された。 一度無理矢理にでも招くべきだな。 同じ新入生同士李刻にも会わせてみたいところだ。 真夏や刹那ともまだ顔を合わせていないらしいので そのうち紹介しようと思っている。 仲良くやってくれれば幸いだ。 カテゴリ [来訪] - trackback- 2013年05月12日 00 09 25 #blognavi
  • 業務日誌/2010年09月22日/どうやらしっかり精神と世界に影響が出ていたようだ
    #blognavi 俺が書いた記憶があるのに俺の文章ではない。特に昨日の文章は酷いな。 とにかく元に戻ったのでよしとする。 俺は知らなかったがここ数日、死者が甦るという事件が起きていたらしい。 俺の性転換が影響したと博士が言っていた。 俺自身自覚がないので忘れがちだが亜鳥紫苑という少女は死人である、それが 再び世界に戻ったことで世界結界が綻び、ルールが破られたのだろうと推測する。 逆に博士が心配していたのは俺が死に引きずられる事態だったようだ。 偶発の事件で研究対象が失われることは博士にとっても絶対に避けたい事象だろう。 間違っても俺に好意を持っているとかそういうのでないのが博士のありがたいところだな。 そういうのは正直苦手だ。出来れば遠慮したいし、気付かないでい続けたい。 今回も俺が原因で望まぬ別れを繰り替えすことになった人が少なからずいる。 だが俺...
  • 業務日誌/2013年08月07日/敵前逃亡
    #blognavi あまりの忙しさに山田が逃げた。 追う余裕もなかったのでそのまま放置しておいた。 しばらくすると申し訳なさそうに帰ってきた。 有志で営業しているのだから無理に出勤してもらう必要ないしな。 まあ出勤しないなら給料を出さないだけだ。 今日は鈴がモイラに負けた。 だが、善戦はしたらしい。 ヴァルキリーの隊長格を相手にしての結果なのだから 彼女も本当に成長したのだろう。頼もしいが、少し寂しい気もする。 神楽木は烈先生相手に後れを取ったらしい。 自力では劣っていると思えないので油断したのだろう。 師匠が一番嫌う負け方をした可能性がある。 あいつ、だいぶ絞られるだろうな。 カテゴリ [普通] - trackback- 2013年08月07日 00 15 17 #blognavi
  • 業務日誌/2012年02月08日/好きだけではない何か
    #blognavi 蓮の香りがするほとんど辛くない唐辛子粉と 痛いくらいに辛く、塩辛さはほとんどない塩について レポートを纏め、発表した。そこそこ高評価だったようだ。 春入学でないので期限まで半年以上残っているのに提出した 優秀なのか気が早すぎるのか馬鹿なのかわからない学生の 面白い調味料に拍手、と言われて年間通しての課題だったことを 思い出した。たぶん俺は馬鹿に分類されるのだろう。 帰り際、前に課題について悩んでいたクラスメイトに 俺の見つけた好きだけではない何かは何なのか問われた。 そういえばそんな話もしたな、と思いながら正直な答えを返した。 俺のそれはたぶん、偶然を自分のものにすること、 あるいは今まで出会ってきたたくさんの個性的な人物、 だと思う。 彼女は恰好いいと言ってくれたが俺はそうは思わない。 自分の力でないものを、自分...
  • 業務日誌/2005年08月23日/対決の予兆
    #blognavi 楯から呼び出しを受ける。 優作に関することと思っていたのだが、閃一にキーボードを買った件だった。 演奏を聞かせてもらったと楯は言った。上手だと思った、とのことだ。 買ったかいがある、というものだ。 ついでに夕食の買い物を共にする。料理をするのか、と問われた。 そんなにできないように見えるんだろうか。 帰り際、違和感を感じたと思うとまた投げナイフ。 明らかに楯を狙った攻撃、楯は反応しきれていない。 咄嗟に左手で受ける。掌を半ば貫通しやがった。 楯の傍を離れるわけにはいかない。不死鳥の生命で傷を癒しつつ ナイフを投げ返す。 天津ん家まで楯を送り届けてから中州に戻る。 送ったところを決斗に見られてなければいいが。 左手血まみれで帰った俺にどいつもこいつも好き勝手言ってくれやがった。 にしても、まだいやがったのか。面倒臭ぇ...
  • 業務日誌/2011年11月05日/分岐点
    #blognavi 一昨日までの事件はどうやら俺が意識を失ったことが引き金になったようだ。 琴が箒の操縦をミスして墜落しそうになったところまでは現実だったらしい。 俺が無理に割り込んで琴を救出し、代わりに意識不明になっていたそうだ。 その翌日から意識不明者が増え始めたらしいので、俺だけは自然に重態だったと 思われていたようだ。 どうりで目覚めた俺を全員で心配していたはずだ。 追伸:にしても琴が無事で本当に良かったと言うと 方々からえらい剣幕で怒られた。 俺が無事でなかったことが大問題だったようだ。 よくわからないがそういうことなのだそうだ。 これを言うとさらに怒られるので言わないが 俺は自分の健全さは一番後回しで十分だ。 カテゴリ [事件] - trackback- 2011年11月05日 00 38 4...
  • 業務日誌/2012年08月11日/邪神の思惑違い
    #blognavi 一回戦の一日目、俺は役柄上中州での観戦となった。 本音を言えば鈴と譲が戦うアースガルドを見たかったのだが 同じ時間に昴が出場するのでそうも言えなかった。 中州の戦いは まず第一試合は蜂磨がモイラを先手必勝的に攻め、押し切った。 第二試合はアイラが昴を一方的に攻めているように見えたが、 昴が上手く捌ききり、一瞬の隙を逃さず逆転勝利した。 去年蜂磨は昴が勝ち上がるのが都合がいいようなことを 言っていたが、出力のなさを補う老獪さがあると思える。 案外流馬より面倒な相手だと思うのだが、どうなのだろう。 第三試合はシィルがとんでもない火力で金侍を打倒した。 近付かれることが相当嫌だったようで物凄い引き打ちだった。 生理的に無理という話は前に聞いていたが、ここまでとは思わなかった。 第四試合は小野瀬が阿耶先生に勝利した。 小野瀬の戦闘経験の低さ...
  • 業務日誌/2012年04月15日/霊媒姫
    #blognavi 記憶から推測できる対象に話を聞いたところ、正解だった。 霊のようなもの、存在しない敵性痕跡、見つからない記録。 深宮ではあまり馴染みがないが少し前から増え始めた ウィザードの新しい力、たしかメディウムとかいうものだったはずだ、 メディウムはノアにつながる力、 それによって導かれた存在だという噂がある。 それを思い出した時に金の林檎のことを連想した。 シズルを動かす力がまさにそれだったことを思い出し話を聞いてみると 何か騎士の幽霊のようなものを召喚してみせた。 彼女曰くアインヘリヤルと交信し力を借りているとのことらしいが どこをどう見ても報告通りのメディウムだった。 彼女は本気で言っているが明らかに英霊ではなかろう。 この事実を引き出すまでに六時間以上の会話を行った。 彼女の言動は、やはり俺にはついていけない。 そして、彼...
  • 業務日誌/2013年07月01日/安定感
    #blognavi イギリスのことは気になるが店のことも疎かにするわけにはいかない。 だから予定どおり品評会を行った。 品評会は美味いものを作れば採用されるというものではないということが 証明されたといってもいい結果だろう。 今回採用となったのは佐渡山の料理。 素晴らしく柔らかい煮込みハンバーグだった。 俺の考案したアランチーニ。ハバネッロは佐渡山は絶賛していたが 辛味の調整が難しく、最後までこれという決定打を打てなかったのが 料理に出てしまったのだろう、安定感の欠ける一品となってしまった。 小野瀬の料理は一言でいうとがんばりすぎだった。 中落ちを使ったカルパッチョは学食には少々値が張りすぎる。 坂上のトルティーヤ・ブリートは手軽で無難な出来だったが 無難すぎて面白みに欠ける、という意見が出てしまった。 ヴァイスブルク姉妹に関してはいつ...
  • 業務日誌/2013年01月07日/岐路を乗り越えて
    #blognavi ウィザードは死線に身を晒せば晒すだけ強くなる。 遠ざかれば徐々にその力は失われていく。 かつて列強を誇ったウィザードが呆気なく侵魔に敗れることが よくあるのはこういったことが原因だとも言われている。 アースガルドで働いていると時折思う。 Porpori e Biancoの前に立つとより強く感じる。 出撃する李刻を見ると痛いほどに分かってしまう。 ウィザードとしての俺の全盛期は過ぎたのだ。 技術はまだ磨けるかもしれない。 肉体的、精神的にはまだ伸びるかもしれない。 だがもう、俺は運命的に強いウィザードとして導かれることはないだろう。 ここで引かなければ、俺は無様に死ぬことになる。 ここが、今が、今日が日常と非常の分水嶺だ。 それでも、俺は 明日からも戦い続けようと思う。 様々なものと。 例え求められて...
  • 業務日誌/2012年12月06日/技術屋に頼る
    #blognavi 子供宰相と会うことができたが姫さんと彼女の時間はやはり忙しく まとまった時間を合わせることが難しいようだ。 しかし、彼女は自分達の世界で起きた事件の後始末であると言い、 無理にでも時間を作ってくれると言ってくれた。 だが、こちらとしても個人的な都合に一国の宰相を長期間付き合わせる つもりはないので、夜にリアルタイム通信で会合を行うことを提案、了承を得た。 これは俺にとっても非常に都合の良い話で、姫さんや巫女さんと裏界の連中を 直接対面させる必要がなく、モニターを複数用意するだけで全員が会合に参加できる。 調整の結果、通信会合は五日後に決定したが、 ここには高性能な異世界通信機はないらしく、準備が必要だそうだ。 当日は空腹女と二人で使うことになるためそこそこの設備は必要だろう。 急ぎ購入すると言い出したのでこちらで提供させてもらうこと...
  • 業務日誌/2010年04月11日/強いというかタフというか
    #blognavi 悟と波止場釣りに行った。見知らぬ女性がいたので話を聞くと終末の時に言っていた魔王だった。 サオレ=サオスという名で少し釣り目の銀髪女性だった。 話してみると外見よりもかなり温厚な魔王のようで、三人でゆっくり波に糸をたらすことを楽しんだ。 誰かが魚を釣る度にサオレはわがことのように喜び、喜ぶサオレの姿を俺達も微笑ましく見守った。 サオレを送還したあと、悟は彼女がとても楽しんでいた、また機会を作れたら参加してほしいと言ってきた。 こんないい一日が送れるのならば大歓迎だと答えておいた。 悟と別れるまでまったく気にもしなかったが、あいつ数日前に瀕死の重傷を負ったばかりだと思い出した。 まるでそんな気配はなかった。完治したのかそれとも我慢していたのかわからないが 信じられないような行動を取るやつだ。 俺でも戦場以外ではそこまで無理して行動したりし...
  • 業務日誌/2013年01月02日/寝たきり正月
    #blognavi 隕石に突入し、ヒュプノクリーチャーを破壊し、 狂った磁場を治めるために深月の力を使いすぎた。 奈落樹の際に得た大量のプラーナをすべて放出してなお足りない分は 乗り物にした精霊獣を純粋な力へとずらして補った、ようだ。 もうその段階では俺の意識はほとんど残っていなかったため記憶はおぼろげだ。 今回の事件の首謀者はヒュプノのそばで物言わぬ枯れ果てた姿になっていたので ヒュプノを生かし続けていた原理はわからず終いだったが、 ヒュプノが精霊力を吸うための道を深月で無理矢理断ち切った際に、 施された術式の核が理解できてしまったので完膚無きまでに破壊した。 もう一度同じことが起きることはないだろう。 その後、暴走を始めようとしたアバドンをライラックと十拳が叩いて黙らせ、 ヒュプノの残骸を回収しようとする炎導王と蠅の女王を蹴散らし、 ...
  • 業務日誌/2011年09月02日/顔見せと初授業
    #blognavi 今日から二足の草鞋生活となる。 今朝中州のメンバーにそのことを告げると一様に納得いかない顔をしていた。 だが俺が来年以降も深宮に残るための手順の一つだと説得し一応の理解を得た。 本土に渡りエリクシールで簡単な入校式と自己紹介、そして初授業を受けた。 式でハンナはこの学校で学べることはテクニックでも精神でもなく ただの転ばぬ先の杖のつき方なのだと言っていた。 それのおまけで自分の料理の味や心が伝わり、広がれば嬉しいと語っていた。 たぶんあいつの性格からして本音は自分の料理を広めたいというのが主なんだろうが なかなかに入校式の演説としては刺さる内容だったように思える。 素のあいつを知らなければコロッと騙されていたかもしれない。 授業では塩の歴史と種類、消費期限について学んだ。 普段何気なく使っているものだが流石に調理の基本になるものだ。...
  • 業務日誌/2012年01月09日/搦め居合い
    #blognavi キリヒメと話をしにアースガルドへ赴いた。 二人してトモエに拘束され、何故かキリヒメと手合わせすることとなった。 最初は手の内を隠したまま短時間で負ける演技を しようとしていたが、ほとんど無理矢理に近い形で引き出した。 状態異常付与戦術、トモエの言う搦め居合い、 魔術系のウィザードや中位以上の侵魔が 時折使ってくる受ければ状態異常を引き起こす 攻撃を中心にすえた居合い剣術だった。 なるほど防御よりも攻撃に特化された金侍には最悪の相性だ。 彼女との時間は非常に楽しかった。 もう一度やりたいかと問われれば断固お断りだが。 カテゴリ [普通] - trackback- 2012年01月09日 00 01 45 #blognavi
  • 業務日誌/2008年10月19日/無言の帰還
    #blognavi 一ヶ月ほど前 ライラックが事務所を訪れた。男を二人抱えて。 天使のような何かに、無限の深月から無理矢理に放り出されたらしい。 一人は知らない人だった。でもそれは鳴海さんだそうだ。 そういえばどことなく面影がある。 この世界に放り出される時に、別人の体を作り出すことで なんとか世界結界による消滅を免れたんだそうだ。 あの二人に連絡してあげないと。 一人は、紫音だった。 右手は何か結晶のようなものに変質していた。 それが、無限の深月らしい。完全に一体化してしまっている。 全身傷だらけだった。 そして二人とも、生きていなかった。 プラーナの流れから、取り戻せないわけじゃないと思う。 まだ死んでいないと思う。 この二人が、心臓が止まったくらいで諦めるわけがないと だからここに運んだと、ライラックは言った。 ライラック...
  • 業務日誌/2012年07月13日/笑い
    #blognavi レミーさんの奇行が始まってからこちら 博士の機嫌がずっといい。 俺を見てはニヤニヤし、新聞を読んではクスクス笑う。 人間臭くて結構な話だが、何だか腹が立つ。 まあたぶん今日は俺もずっと笑顔だったとは思うが。 工程表がほぼ完成し、専門学校の最終審査も合格したのだから 今日くらいは素直に喜んでもいいのではないだろうか。 追伸:流馬本当に小遣い制だった。逆に驚愕の事実だ。 小遣い貰って飲みに行く邪神様はどうなんだと聞くと 自分で持つと全部使うから仕方がないと答えた。 自分のことがわかっているというべきか 一生尻に敷かれることを承諾しているというべきか。 あるいはもう少し自己管理しろというべきか。 あいつにもいろいろあるのだな。 カテゴリ [普通] - trackback- 2012年07月13日 0...
  • 業務日誌/2010年01月17日/それぞれの動き
    #blognavi 除草が終わり、主、セラが出てきた。今回は投与量を微調整し続けたのが効いたのか 黒い根の核になっていたディーンというヴァルキリーも倒れずに済んだようだが、 「なんとか、悲しみのない世界を、皆が静かに暮らせる世界を、なぜ、失敗したんだ」 とブツブツ呟いていたので彼はセラ、ライラック(未来)、ノルン、悟の4人に搾られている。 そうか、あれが博士のいう絶望発作か。彼とは気が合うのかもしれないな。 午後にはディーンへの説教も終わり、昴達も合流(今回はヴァルキリーの反応が 1箇所しかなかったため6人とも昴のところへ行ったらしい)したので これからどうするのかについての会議を行った。 まず日誌をセラに渡し、未来の記憶を共有してもらった。 便利な機能だとセラは感心していたようだ。マリアが解析させてほしいと 言っていたが博士の承諾を得てから、ということ...
  • 業務日誌/2010年10月10日/アースガルド・プレオープン初日
    #blognavi 今日は人が少ない(と言っても二千人くらいはいたが)ので明日以降確実に混雑する場所と 立地的に時間があるうちに言っておきたいホテル関係を回ってみた。 まずこの施設で一番とんでもないものはアトラクションではなく合計二万人が宿泊できるという各ホテルだろう。 驚いたことに最初は五万人の収容数を考えていたらしい。本土にある有名リゾートからの概算だそうだ。 ノルンの常識を疑うような話を昴と流馬がなんとか今の形に妥協させたのだという。 というか五万人以上も来場したら明らかにアースガルドの対処可能人数を越えると思うんだが。 ホテルは外周に近い場所に立地し、アースガルド全体を眺められるものや海に面したものが多かった。 全十社でグレードは一流のものから安価に泊まれるものまで一応揃っているようだ。 俺達も分かれて泊まるのだが、くじ引きの結果俺は最も庶民的なとこ...
  • 業務日誌/2011年08月10日/戦闘経験値
    #blognavi アースガルドで一回戦を観戦。 俺はポン刀メイドが出るからこちらを見ていたのだが、 隣で蜂磨が、やはり当たる可能性のある人間の戦い方は一度でも多く 自分の目で確認しておくのが基本だな、と言っていた。 ライラックと阿耶先生は来ていなかった。 阿耶先生は仕事があるそうなのでしかたないと思うがもう一人は一体何を考えているんだか。 試合結果は昴と流馬が順当に勝ち上がった。 昴は攻め疲れたルーシィの隙を見逃さず逆転、 流馬はメインの武器を囮に素手を混ぜた攻撃でポン刀メイドを翻弄した。 俺も時折使う実害のあるフェイント攻撃だが、一つのことに集中しがちな ポン刀メイドの特徴を上手く利用された形となったようだ。 共通して言えることは戦闘経験の差が実力以上に大きく出たということだ。 焦り、疲れ、動揺、思考停止、狭窄、強者はそういう要因を出さない、見逃さない...
  • 業務日誌/2010年03月04日/新たなるアバドン
    #blognavi 今から現界に入り、左京を探す。無理矢理にでも引きずり戻す。 今日、大学で博士と話していると左京が博士を紹介してくれるよう 話しかけてきた。完全に博士のことも俺のことも覚えていない様子だった。 自分は漠然と大学生で、綺麗な女性と面白いことが大好きだと言っていた。 あんなに綺麗な講師をノーマークだったとは一生の不覚とぼやいていたので 博士と会わせたが、博士はまるで興味を示さず、一言の会話もなかった。 その後、左京は作戦会議と称して食堂にまでついてきた。 博士攻略について色々聞いてきたので、やめておくことを強く推奨した。 この新しい関係でもいいかと思ったが、どうしても見逃せない事態が発生していた。 左京は、右京のことを忘れていた。 急ぎ右京を探した俺は、夕方の公園で彼女を発見した。 逃げる彼女を捕まえ、話を聞かせてもらっ...
  • 業務日誌/2010年09月07日/中州大迷宮
    #blognavi とりあえず話は一月程前に遡る。 俺は自分が生活する場所の地下に何があるのか分からないのは気分のいいものではないので 特練施設を一通り見て回ることにした。危険な感じの場所も造られてはいたが、今の深宮なら 少しくらいここがトラブルに見舞われてもどうとでもなるレベルのものだったので問題ないと判断した。 しかし、最後の扉の扉に書かれていた文字を見て、流馬が残した台詞の理由がこれだと思った。 扉には長期訓練用超階層ダンジョンと書かれていた。 さすがにダンジョンとはっきり書かれてしまうと一人で突入することもできず、 また長期と書かれてしまうと中州を大人数長期間空けることもできないため、 俺はダンジョンに付き合ってくれる仲間を募るためいろいろと知り合いを尋ねた。 暇とバランスと何かよくわからない人間同士の駆け引きがあったようで最終的に金執事、コマンダ...
  • 業務日誌/2012年05月05日/勤続疲労
    #blognavi カムイが緊急メンテナンスに入った。 チロルやリサ、バングも注意しなければわからないほどだが 調子を狂わせてきているように見受けられる。 わずかなずれのようなものを感じて正義さんに相談し、 正義さんが念のためと精密検査をしたためにに大事にならずに済んだ。 理由を聞かれたが本当に何となくとしか言いようがない。 深月と繋がっているためズレというものに敏感になっているのが 原因のような気もする。 今不調が出始めている機体の共通点として考えられるのは 初期に起動し、かつ最初の騒乱で破壊された機体であるということだ。 長い年月をかけてメンテナンスなしで休ませながら動くという 調整が機能していないと思われる。そんな状態でディーン達と 同じように動いていれば次第に無理が出てきてもおかしくない。 稼働中の機体が増えてきてメンテナンスのスパンが長く...
  • 業務日誌/2010年02月14日/終わらない戦い
    #blognavi 本来なら今日が、オメガが現れこの戦いが終わる日のはずだった。 結界は低出力ながらも安定している。そちらの心配はなさそうだが、 昼まで待ってもオメガは現れなかった。 かわりに現れたのは小さな女性型エミュレイターで、アインスが遭遇した。 ロコと名乗ったそれは、俺達に遊びを要求してきた。 他にも有象無象が散発している状況だったので詳しいことはよく わからないが、負ければかなりプラーナを持っていかれると いう話だった。一人四回以上の負けは死に繋がりかねない。 また、その遊びで勝利したからといってロコが滅びるわけでもなく、 非常に不毛な消耗を強いられることとなりそうだった。 シェルが遊びを無視して撃破を試みたが、結果は酷いものだった。 なんなく一撃でロコを葬った。ロコは戦闘を苦手とする、というか 非常に弱かったらしい。今までの敵では最弱だと...
  • 業務日誌/2005年09月09日/増援を要請してみる
    #blognavi やはり二人だけでは限界があると思いロンギヌスに増援を要請した。 それもこれも任務に備えて大学を通信制にした俺を強引に編入させた バカネコ神のせいだ。 でも期待はできないんだろうな。 他の組織ならともかく一当無敵、魔を絶つ槍のロンギヌスだからな。 問題の百や二百、一人でがんばれるでしょう、と返ってくる気がする。 大学に慣れる暇がない。 カテゴリ [約束] - trackback- 2005年09月09日 02 28 22 #blognavi
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