中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~内検索 / 「特化存在」で検索した結果

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  • 業務日誌/2012年11月02日
    業務日誌/2012年11月02日/特化存在 #blognavi
  • 業務日誌/2012年11月02日/特化存在
    #blognavi アスクーをどうにかできる手段ならある、というかいる。 ラシアを使えば事態を収拾することができるかもしれない。 アスクーとエンブラは同種の対存在である以上、どうにかならないことはないだろう。 本人がその可能性に言及していたのでまず間違いはないだろう。 問題はそれはあのアホ猫を野に解き放つことと同義語でもあることだろう。 だが、一つ良い話を聞けた。 アスクーとエンブラが同種であるということだ。 まるで外見や能力が違うので切り離して考えていたが 言われてみれば同じ起源を持つ存在であるのだからそうなのかもしれない。 絆と博士に少し無理をしてもらうか。 カテゴリ [事件] - trackback- 2012年11月02日 00 32 00 #blognavi
  • 業務日誌/カテゴリ/事件
    ...bsp; 特化存在 (2012年11月01日)  玉座へと到る (2012年10月31日)  乱世の梟雄 (2012年10月30日)  草の根を分ける (2012年10月29日)  要塞変化 (2012年10月28日)  並び立つ堕神への道 (2012年10月27日)  激情を誘う (2012年10月26日)  闘争の渦 (2012年10月25日)  時限爆弾 (2012年10月24日)  ラグナロクの悲劇 (2012年10月23日)  異邦の神威 (2012年10月22日)  鬼神対邪神 (2012年10月21日)  武力介入 (201...
  • 業務日誌/2012年04月10日/馬鹿兄妹
    #blognavi メリクリウスと製作責任者が同じヴァルキリーがいる。 ロウガもまたその男の手による調整が行われたらしいのだ。 一面性と二面性に特化された機体だそうだ。 手がけた機体すべての精神構築に成功している唯一の人物だそうだが、 どう考えても戦闘機械を作るのが趣味の戦闘狂としか思えない。 まあ、本当の意味でまともな人間などこの世界には存在しないのだから それくらいの変態は大目に見ることはできるのかもしれない。 カテゴリ [普通] - trackback- 2012年04月10日 00 54 24 #blognavi
  • 業務日誌/2011年03月28日/存在を奪う空間
    #blognavi ヴァルガーだ。 先日、ダンジョンの中で掘り進んでいた一団の残骸を発見した。 比較的浅い部分から始まったプラーナ(であっているだろうか、生命力や存在力のようなもの)を 失わせる効果がしばらく前の階層から急激に強くなったため、ついに朽ちたのだろうと紫音は分析していた。 戻り次第日誌に記録するよう指示されたためこうして筆をとっている。 終着が近いのかと思ったがどうやら何かが自動で掘り進んでいるようだ。 迷宮と呼べないような単調な道が続くようになったため、 今拡張を続けている存在の知性はあまり発達していないように思える。 出てくる敵が恐ろしく強く、前述の空間効果もあって侵攻速度は遅いままだが 道に迷って力を浪費することはあまりなくなったようだ。 カテゴリ [探索] - trackback- 2011年03月28日 22 ...
  • 業務日誌/2012年04月09日/異なる理由
    #blognavi 今まで動いていないヴァルキリーは精神構造に欠陥があるため 中州にいる誰かが捨ててしまった、あるいはどこかにおいてきてしまった 性格を模倣することでのみ起動すると思っていたが メリクリウスの姉妹に関してはまったく事情が違ったようで 特定の誰かということはないようだ。 製作責任者が非常に好戦的な人物だったらしくメリクリウスに関しては 性格設定を最小限しか入力せず、残りの容量はすべて戦闘データの 蓄積にまわしていたのだという。 シェルは合理性、シィルは順応性に特化されているらしい。 たしかにそういったふうではある。 シリルには普遍性、シズルには変異性を取り入れているということだった。 それぞれ遠距離戦、乱戦を意識して設計されたらしい。 だが、元の世界ではそれに適応するエネルギーが存在しなかったため 結局この二機は起動しなかったそ...
  • 業務日誌/2012年11月03日/対神級対消滅爆雷・改
    #blognavi 終末事件では使わなかった対神級対消滅爆雷と エンブラを滅ぼすために創造された除草剤、 双方の性質を併せ持つ今回の事件に特化した兵器を受注した。 名付けるとすれば対奈落樹特化対消滅除草爆雷、 世界の一部と引き換えに奈落の樹を消滅させる悪魔の力だ。 対神級対消滅爆雷では局所的に甚大な被害が発生し、少なくとも使用者は死ぬ。 除草剤はあくまでも増殖を反転させる効果しかないので完成したアスクーへの効果は薄い。 それゆえに混ぜるという手段をとらざるを得ないという俺と博士の一致した意見があり、 今回の無理を実行することとなった。 博士の実験に付き合う約束は重いが背に腹は代えられない。 アスクーが本土に確認される前に洋上で使用する。 かかるのは俺の命一つなので、今回の作戦は気楽なものだ。 追伸:アスクーが侵攻を再開した。さすがのライラ...
  • 業務日誌/2012年04月11日/予想以上
    #blognavi シリルの製作者は想像をはるかに超えた変人であることがわかった。 シィルがシリルからの手紙を携えてやってきたので受け取り読んでみた。 たどたどしい文章だったが要約すると 人見知りの上がり症ですいません、これから仲良くしていければいいと思っています。 だそうだ。 遠距離特化型だからといって普遍的に人から物理的に遠ざかるよう 考えられた性格がそれか。 製作者の頭には脳の代わりにプロテインでも詰まっていたのかもしれない。 カテゴリ [来訪] - trackback- 2012年04月11日 01 21 49 #blognavi
  • 業務日誌/2012年01月09日/搦め居合い
    #blognavi キリヒメと話をしにアースガルドへ赴いた。 二人してトモエに拘束され、何故かキリヒメと手合わせすることとなった。 最初は手の内を隠したまま短時間で負ける演技を しようとしていたが、ほとんど無理矢理に近い形で引き出した。 状態異常付与戦術、トモエの言う搦め居合い、 魔術系のウィザードや中位以上の侵魔が 時折使ってくる受ければ状態異常を引き起こす 攻撃を中心にすえた居合い剣術だった。 なるほど防御よりも攻撃に特化された金侍には最悪の相性だ。 彼女との時間は非常に楽しかった。 もう一度やりたいかと問われれば断固お断りだが。 カテゴリ [普通] - trackback- 2012年01月09日 00 01 45 #blognavi
  • 業務日誌/2012年04月23日/教導実務
    #blognavi 絶滅社からの依頼で新人三人とともに任務についた。 任務自体は特に問題なく完了したのだが 社から受けていた新人三人を教育する、という依頼が 中々に面倒だった。 生き残らねばならない戦場で短所を省みず長所ばかりをひけらかす。 欠点を突いて転ばせば卑怯だ邪道だとわめき散らす。 俺はこんなに強いんだぞと力自慢ばかりで側面つけば穴だらけ。 自分達よりも特化されていない俺を弱いと見下し話を聞かない。 無駄に生きた時間の長さを理由に俺を子供扱いし指令すら聞かない。 生き残る気がないなら傭兵などやるべきではない。 やはり軍隊崩れの新人が裏の世界に首を突っ込むものではないな。 月匣内でトラップに引っかかり三人揃って泣きついてきた時には 流石に殺意が沸いた。 その後はおとなしく言うことを聞くようになったが、 先輩の言うことは最初からし...
  • 業務日誌/2010年10月30日/流馬からの救援要請
    #blognavi 正義さんにグレイブを預けた後、流馬に呼び出され社長室に寄った。 接客指示のできる訓練された人物、あるいはそれを派遣できる企業を紹介してくれと頼まれた。 しかも軍隊式ではなく、できればホテルかレストランのようなサービス特化の人材だそうだ。 どうやらあのプレオープンの際に指示系統の不備を指摘されていたらしい。 ノルンにも頭を下げられた。彼女の伝手では日本語の巧みな人材は急には揃わないらしい。 心底困っているようで、波間やセラも含めた全員に頭を下げられた。 そういえば深宮で集団指揮の得意そうなのはセラと叢雲、あとコマンダーゲンくらいだな。 個人戦闘、あるいは少人数での作戦行動が多いから仕方ないと言えばしかたないことだが。 とりあえず俺にも心当たりがないので返事を保留にさせてもらった。 大きな借りもあるし何とかしてやりたいが、どうし...
  • 業務日誌/2011年12月24日/話すべきか否か
    #blognavi どうやらキリヒメの狸寝入りや仮面人格について ほとんどの人間は看破できていないようだ。 正義さんやセラ、トモエですらもキリヒメの性格は あの真面目そうな仮面のほうだと誤解しているようで、 真実を告げようとする金侍の話を聞こうとしない。 逆に金侍が何故気付いたのかが気になり尋ねてみると 同じ製作者から生み出されたからかもしれないが 何となく本質が表面とは別にあると悟ってしまった という曖昧な答えが返ってきた。 どうして俺はキリヒメの本心に気付けたのか 逆にわからなくなってきたが、 博士に言わせれば精神を騙すのは機械を騙すより 容易だが、原質や運命を騙すことは難しい。 そこに干渉することに特化された深月を持つ俺には 騙そうとしていない虚言は意味をなさない、 ということらしい。やはり意味はよくわからない。 ようするに...
  • 業務日誌/2012年08月02日/メリクリウスの戦闘
    #blognavi 戦闘に特化されヴァルキリーの実力を垣間見た。 仕事のついでもあり、聖嵐姫も出場するので 今日もアースガルドの試合を観戦したのだが、 第一試合は聖嵐姫が相変わらずの物量作戦で三池とシィルを攻め、 三池は倒せたのだが、シィルは針の穴を通すような魔力の二連撃で まず防御役の下僕を倒し、次の防御役が割って入るまでの一瞬で 聖嵐姫を打ち抜いた。見事としか言いようがなかった。 第二試合はシェルと間桐、あと神城が出場していた。 神城は躊躇うことなくレイジングを使用した。何を考えているんだあいつは。 間桐も魔石を使った独特の戦い方でそれに応戦していた。 しかし、勝ったのは常に効率的に敵と対峙し続けたシェルだった。 戦闘以外に取り柄も趣味もないと評価されるだけあって 未知の戦法を前にしてもまったく動じる様子はなく、 逆に二人が終始ペースを崩される...
  • 業務日誌/2007年03月25日/3人の訪問者
    #blognavi  ルセリアと聖嵐姫が中洲に運び込まれた。 連れてきたのはライラック。彼自身も傷だらけだった。  どうやら、無策で紫音のところにいこうとしていたところを 実力で制止したらしい。 その後、紫音とも交戦し、ここに逃げ帰ったという。 相変わらず強引だ。  ライラックは偽りの月についてある程度のことを調べていた。 この地球にいては理解できないものばかりで、あの世界渡航が なければとても信じられるものではなかったが、それは真実かも しれないと感じた。  九世界創生の前に作られた世界のプロトタイプ、名前のない 第0世界と、その管理者になった、現神と呼ばれる神 しかし、完全なる世界を創生するため、無限にプラーナを吸収、 貯蓄しようとする現神を二大神はしだいに恐れ始め、彼女を 世界ごと封印することを決定した。  世界一つを封じるために二大神は超至高...
  • 業務日誌/2012年08月27日/介入する存在
    #blognavi 神楽木可憐の剣は軽かった。陳腐だった。 師匠のように美しくなかった。 トモエのように怖くなかった。 ライラックのように芯に響く一撃でもなかった。 強いが、命のやり取りはできない。 典型的なお座敷剣術だった。 ライラックの敗因は危機感の欠如だったのだろう。 正直、負ける気はまるでしなかった。 だが、準決勝は有耶無耶になった。 譲対昴の戦いが行われていたアースガルドに謎の軍勢が出現したためだ。 俺が駆けつけた時には譲が紅く統一された衣装に身を包む 仮面をつけた数名に押さえつけられていた。 昴も、観客席で見ていた全員も身動きがとれず、 遅れて到着した俺達も動くことはできなかった。 それほどに、訓練され統率のとれた動きだった。 当然大会は中止になった。 しかも厄介なことにその集団はバカ猫を連れ去った。 なんてことをしてくれるのだ...
  • 業務日誌/2012年03月01日/解放を望む存在
    #blognavi ノアというのか。覚えておく。 たぶんアレは、いや、あれも含めて俺の敵だ。 今年の定職は、諦めた。 カテゴリ [普通] - trackback- 2012年03月01日 00 38 07 #blognavi
  • 業務日誌/2012年07月07日/存在しない記憶
    #blognavi 俺は絶対に認めない カテゴリ [普通] - trackback- 2012年07月07日 00 11 46 #blognavi
  • 業務日誌/2012年09月19日/甲闘無稽
    #blognavi 倉石九雷 あそこにあって、ここにはない存在。 ディーンや昴、銀騎士の攻撃は通じたのに俺と流馬の攻撃は通じなかった。 奈落そのものに近いエンブラには通じたにも関わらず、彼には通じなかった。 ただのウィザードの攻撃ではまったく通じなかった。 同じ世界の存在であるディーン達には通用するにも関わらずだ。 そして俺は、ただのウィザードの力がまったく通じない存在と戦闘したことがある。 考えてみれば彼の容姿、あの禍々しい甲虫的なフォルムは どちらかと言えば剣崎達の使っていたレイジングに近い外観だった。 詳しく調べなおしているがほぼ間違いないと思われる。 倉石九雷はレイジングが存在した世界に一度漂流し、不死兵の力に感染した。 その後、この世界へと再び流されたのだろう。 二度の次元転移、その偶然の結果彼に何らかの変化があったのだ。 その変化...
  • 業務日誌/2007年04月28日/すべての終焉までに
    #blognavi 時間がないので手短に記す。 紫音の居場所は、もうこちらでも掴んでいる。 そして紫音を討つためにアンゼロットたちも向かっている。 討伐部隊よりも早く、わたしたちは3つの仕事を片付けないといけない。 まず一つ。 かつて二大神によって為された「偽りの月」の封印を再び施す手段を得ること。 これは聖剣の封印解除中のライラックに頼んでおいた。 彼自身は聖剣の封印を完全に解いて紫音との決着をつけるつもりかもしれないが、それでは問題の根本解決にはならない。 それに、由来を考えれば偽りの月に関わる一連の事件、深く、冷静に考えておかないといけない。 どんなに特殊な存在であっても今の私たちは「人」。 神に等しい存在の計略の前に儚く踊る存在でしかない。 だが、奢る神はいつしか人の手で討たれるのも常だ。 カテゴリ &#x...
  • 業務日誌/2007年04月29日/大いなる誤算
    #blognavi 2つの計算外の出来事が起きた。 1つは、現神がすでに人間として転生しており、 偽りの月の主の座に紫音がいること。 偽りの月の封印は、そのまま紫音の封印を意味すること。 そして、アンゼロットと偽りの月の関係が判明したこと。 この世界には偽りの月の名を冠するエミュレイターがかつて存在した。 しかもアンゼロットのコピーとして「堕ちたる太陽」イスクィムに 生み出された側近だったらしい。 アンゼロットとイスクィムがいつの時代も反存在である以上、 偽りの月の存在をアンゼロットが許容できるはずがない。 事実、アンゼロットは自らの命を利用した偽りの月の破壊を計画していた。 これは、私達の行動指針に重要な変化をもたらす話だった。 蒼紅を持ってきて、そのまま行こうとしたライラックを引き止めた。 ライラックは紫音を討ちたいとは思っていない...
  • 業務日誌/2011年01月06日/現実を夢に満たすもの
    #blognavi ライラックだ。 無限殺しに紫音がまた変なことを始めたと聞いたので来てみた。 到着に時間がかかったのは迷ったわけじゃない、ただちょっと寄り道していただけだ。 聖☆嵐姫にも会ったぞ。暇じゃないが来てもいいと言っていたのでどうにか呼んでやれ。 俺は今回の探索には加わらないことにした。 理由は転送装置でカドゥケウスを送ることができないと京本に言われたからだ。 何故日誌を書いているのかと言えば、誰も書いてないからに決まってる。 探索っつう新しいカテゴリ作っておいたから、たまには誰か書いてやれよ、 また紫音がいじけて魔王化したらもう俺は知らねえぞ。 今回のことで気になったことがある。紫音とこの日誌を利用したシステムだ。 どうしても納得いかんので京本を問い詰めたらあの女とんでもないネタばらしをしやがった。 この日誌についている宝玉が「鵡幻の浸月」だった...
  • 業務日誌/2012年02月23日/道なき道
    #blognavi マコトに結局譲ルートに決めたのかと問われたので そんなものは存在しないと答えておいた。 決まったルートや未来など、 少なくとも俺には存在しない。 俺の身体はとうの昔に死んでいて 俺の精神は現神の座を離れることはできないのだから。 カテゴリ [約束] - trackback- 2012年02月23日 00 38 44 #blognavi
  • 業務日誌/2010年01月06日/認識の甘さ、想いの強さ
    #blognavi かなり危ないところもあったが月の涙を手に入れたので明日、アースガルドに戻る。 甘かった。アバドンは現象であって意志とかそういうもので御せる類の存在ではなかった。 駆けつけたシィルが、自分の命を顧みず偽りの月を引き剥がそうとしてくれたおかげで なんとか意識を取り戻し、アバドンをズラすことに成功した。 アバドンは完成に向かっているフレイスの防壁に向かって眷族を生み出しながら進み始めた。 今日、アバドンに中てられて少しわかったことがある。 俺を止めるために戦闘態勢に入るアイラとシェル、それを止めようとするルセリア そんな中でラシアが言った言葉が俺に突き刺さっていた。 「心を失いそうになる時は、本当に大切なただ一人を想い光とするのです」 これを聞いて、俺は誰のことも心に浮かべることができなかった。 そのせいで、シィルを危険な目にあわせてしまっ...
  • 業務日誌/2012年10月07日/金良の事情
    #blognavi 正義さんの診断によると、金良に使われている技術は 相当おぞましいもののようだ。 亜鳥は生きた人間から脳を取り出して改造し、機械の体に乗せかえる 人造人間と強化人間の間のような手術を行っていたそうだ。 身寄りのない被験者達は記憶が残っていれば養子として社会に出され、 手術に耐え切れなければ次の被験者のための部品となる。 人間のような機械 ではなく 機械と人間の間の存在 を生み出すための永遠の試行錯誤。 手術によって記憶の一部、あるいは全てが欠損し、 その欠損を世界融和のための闘争心で補填した存在。 なおかつ能力的に優秀で指令に対して能動的な肯定意見を述べることができる、 そういった様々な条件を満たした成功例を銀騎士の手足とするべく冷凍保存した。 亜鳥橙真が恒常的に発生する世界の危機に対抗するため 冷凍保存を解き、五...
  • 業務日誌/2012年09月06日/始まりの銀
    #blognavi 目覚めた銀騎士に、元の世界の記憶はなかった。 彼の発言から判明したことだが、金良という 人造人間計画は佐伯、唐須よりも古く、天津とほぼ 同時期から始まっていたのだという。 亜鳥橙真の祖父と銀騎士は、いずれ訪れるであろう 裏界以上に異質な存在との対面のため、 終わることなく続く世界の危機を終わらせ、世界を 纏め上げる計画を作り上げたらしい。 そのための尖兵であり、切り札でもある存在として 銀騎士に組み込まれていた3rdプロジェクトと呼ばれる 次世代型異界人形の技術を発掘し、利用したそうだ。 最高傑作にして特異存在たる最後の五体が 今残っている金良達なのだという。 リグという司令コンピュータが破壊されたことにより 戦術ネットワークが機能しなくなり、脳が信号を 送れなくなっているため、彼らはもう目覚めないのでは ないかと銀...
  • 業務日誌/2012年12月12日/待機という戦い
    #blognavi 各陣営が連携をとりながら情報を集めてくれている。 こうなると俺という個人の力などないに等しいので 動くことは意味がなく、場所が判明した時点で速やかに 突入部隊を編成できるよう、基点であるテラ共和国に 身を寄せることが最良なのだ。 最良なのはわかっているがもどかしい。 俺と同じ個人であるはずのライラックは 他の誰にも直接会話することができない超存在との接点から 調査をしてくれている。 各世界の神よりも権限が上の存在に顔が利くなど 反則にも程があるのではないだろうか。 ともかく、俺にできることはほとんどない。 せめて体が鈍らないよう、鍛錬だけはかかさぬようにしておこう。 カテゴリ [事件] - trackback- 2012年12月12日 00 20 14 #blognavi
  • 業務日誌/2012年09月13日/狂蟲クレイジークライン
    #blognavi ターマイトだったか、あれのどこがサムライだ。 黒く侵食された甲虫の肌、赤い複眼と縦に割れた口顎。 鉤爪と一体化した日本刀だけがサムライらしさを残していた。 俺と流馬の攻撃はまったく通じないという常識外れの存在だった。 昴は彼をクレイジークラインと呼び、帝都と呼ばれる場所で 辻斬りを繰り返していた狂蟲という二つ名の大量殺人鬼だと説明した。 ディーンは彼の目的が人の騒がない静かな世界を作ることだと知り、 人の最大の力である数を抑制するために彼を味方につけたのだという。 残った人々は、絶望だけの存在する世界で息を潜めて生きていく。 閉ざされた静かな終末は、彼らにとっての理想郷だったそうだ。 リグの水晶は持ち帰った。 水晶を破って攻撃を加えてきた彼はディーンの一撃の前に斃れた。 誰よりも静寂を求めていた倉石九雷は今、音のない宇...
  • 業務日誌/2012年10月22日/鬼神対邪神
    #blognavi 今日ついにラスティと流馬が武力衝突した。 やはり大王鬼神という存在をどうしても認められないらしい。 そのラスティの戦闘方法だが、驚いたことに その大王鬼神とかいう存在を身に纏って戦うという 何から解明すればよいのか難しいような 理解不能な戦い方だった。 流馬も鬼神の実存に酷く驚いていたようだ。 後で冷静に分析するとおそらく融合型のメディウム使いと 分類できるのだが、やはりメディウムというものは 未解明のところも多いのであれが本当に鬼神なのか、 それとも既存のものを鬼神と称しているだけなのか、 判別することは難しい。 戦い自体は七能が割り込んで有耶無耶になった。 彼女は本当に見境なく戦闘に介入する。 今日も業務を放り出してきたのでまたもトモエに説教されていた。 七能が駄目すぎてラスティが普通に見える。 彼女...
  • 関係者名簿2
    タイプ0=0:セラ=フィーネ 「主」と呼ばれる人造人間。温厚そうな外見と違い中身は強引で茶目っ気がある アミューズメントスペース「アースガルド」のシンボルキャラクターとなったが 本人はかなり恥ずかしがっているらしい。白金の長髪に金瞳で浮世離れした雰囲気の美女 タイプ0=1:アイラ=グランマーク 戦闘部隊アインスの長だが警備部隊長ではなくチャレンジコーナーの障害担当。 エインフェリエルのアホっぽいのという評価が不満らしいが事実なので仕方がない。 青い瞳に青い髪、ポニーテールに活動的な格好をした姉御 タイプ0=2:ミリィ=フェルマータ 前の歴史で深宮に攻撃を仕掛けた人造人間。隠密部隊ツヴァイの長だったらしい。 三下の臭いがするが、人受けはいい、本当に隠密だったのだろうか。サービス部門担当。 短く切った橙の髪に橙の釣り目、袖なしタートルネックの女性 タイプ0=3:モイラ=エルム ...
  • 業務日誌/2013年04月23日/果敢無く折れる金の蘭
    #blognavi 金執事に黄紗蘭の代わりを務めてもらおうとは思わない。 生贄としての役目は終わっている上、 もう一人の魔神候補としての性質は備わっていないと思われる。 備わっていたとしてもそんなことは二度を許すわけにはいかない。 だが、金執事の存在は紅蓮華を翻弄するのに十分なものだ。 逆に叢雲とアカネ、特にアカネの存在は気づかれるわけにはいかない。 今の紅蓮華が気づけば絶対に生かしてはおかないはずだ。 しばらくは様子を見ながら迎撃に専念しよう。 決戦は週末に決めた。金執事と青梨亜にも了承を得た。 紅蓮華をまた傷つけることになるのは苦しいが これ以上、全員で苦しむのはやめにしたい。 思えば前の時間での第一世界における暴走は 無意識にこの事件を思い出したのかもしれないと思った。 俺はもう、次の黄紗蘭は出したくはないのだ。 ...
  • 業務日誌/2012年12月09日/月の涙
    #blognavi 大事な時期だが今日は一日行方不明になっていた。 どうしても試しておきたいことがあり、左京、右京に会った後 現界に篭っていたからだ。 俺の腕に宿る夢現の深月がまだ無限の真月と認識されていた時、 もっと正確に言えばこれがまだ偽りの月だった頃、 分かたれた一方はプラーナを無限に生み出す神器として存在していた。 力を無限に生み出す存在は、枯渇という現象に対して 最も効果のある対抗手段となる可能性がある。 プラーナが精霊力として使えなくとも 現神はそのプラーナから世界の全てを創造する神だったはずだ。 ゆえに、精霊力へとずらすことは絶対にできる。 一日現神の座の機能について試行錯誤したが、 ルセリア一人の状態を維持することは可能だという結論に達した。 この力で症状の改善は望めない。 そして、俺は一生その力をルセリアに使い続ける...
  • 業務日誌/2010年01月21日/バカ×バカ=平和?
    #blognavi 行方不明だったらしい、ネコ神が帰ってきた、ラシアの中に。 朝からラシアがネコみたいに鳴いているのでおかしくなったかと心配していると 血相変えたカシギさんがやってきた。 このままでは世界が変容してしまう、と焦っていたが、ラシアを見ると不思議そうに 安定しているな、と言い始めた。 どうやら、ネコ神のバカは存在するだけで世界を不安定にするらしい。 ところが、ラシアの中に入ったことでその存在が別世界のものとして安定し、 この世界への干渉を抑える効果が出ているようだ、との話だ。 カシギさんが共存を認めてほしいと言ってきた。 当人同士の話なのでラシアの意志を尊重する、という話に落ち着いた。 ラシアも共存に対してまあ合体みたいなものだから問題ない、と言っていたが、 一つ問題が残っているような気がしてならない。 ラシアが朝に言っていた台詞が恐ろしくてた...
  • 業務日誌/2006年01月30日/冥グループ消滅
    #blognavi 今日の敵はそれほど強くなかったと思う。 琴ちゃんが少し怪我をしたけれど結さんの治療が必要ないくらいのものだった。 念のために治療してもらうように琴ちゃんを事務所に送り、統括所に行った。 そこでは決斗さんがカシギさんに掴み掛かっていた。 マコトさんに事情を尋ねると、決斗さんの親友でもう一人の自警団副団長だった 三池累さんが率いていた「レッド・クルセイダーズ」の消息が途絶えたという。 結局、私たち「チームアトリ」と「ケット隊」の有志で冥グループの 派遣地域へ偵察に赴くことにした。 もう、そこになんの反応も残っていないと分かっているけれど、 自分の目で確かめないと気が済まなかったからだ。私も、決斗さんも。 そこには、何もなかった。 おそらく、各グループの隊長に最後の最後の手段として渡された 「対神級存在対消滅爆薬」を発動させ...
  • 業務日誌/2010年04月08日/逆転の箱
    #blognavi 深宮で誰も箱に手出ししなかった理由、それはこの地が別次元の裁定によって 形成されているからだ、と推測できた。 この地でのみ箱は内的な力を失い、混沌が混沌として現出する状態となっていた。 李刻、悟とともに深宮に戻った俺は、慎重に深月で事象操作しながら箱を開封した。 ほとんどプラーナを使い切ったが、何とか一定以上のプラーナを持つ存在には 利用できないようにリミッターをかけることができた。 中に入っていた混沌、もし暴れたら深宮は消滅していたと思う。 恐ろしく危険で強大で、理解不能な代物だった。 シェルの判断は正しく、そして間違っていたということだろう。 あの時破壊に同意しなくて本当によかった。 博士がどこまで知っていたのかと尋ねると、あの科学者に知恵を貸したのは自分だと言った。 何も生み出さずただ否定するばかりの力、 かといって破...
  • 業務日誌/2012年11月12日/善悪の境界線
    #blognavi 蛇刀ともまるで話し合いにならなかった。 頭から俺を屑だ自由の敵だと決め付けてまるで話を聞かないからだ。 なぜか蛇刀と仲良くなったらしい金侍の話では 向こうはどうやら話をすると何かの力に飲み込まれるような 錯覚を起こしているらしい。 俺はいつか全てを裏切り滅ぼす存在となるのだそうだ。 アバドンのことなのだとしたら、半分は正解と言えるだろう。 まさか、もう既に一度なった後だとは夢にも思わないだろうが。 また、十拳については俺以上に警戒しておくように注意されたそうだ。 あれは全てを己の都合で吹き飛ばす暴風そのもので きまぐれでなにもかもを台無しにしてしまうとのことだ。 見つけ次第滅ぼしてしまったほうが世界のためだとまで言っていたらしい。 たしかに以前現われた時もそんな感じだった気がする。 酷い話もあったものだ。 韓鋤蛇刀...
  • 業務日誌/2011年12月07日/機鱗児と銀蘭姫
    #blognavi ヴァルキリーというものは基本的に無垢な存在だ、 だが時折例外も存在すると再確認した。 ダイダロスの地下、つまり後部施設にその結界という空間はある。 簡単に言うと彼らが元いた世界を保全している場所で シャードとかいう彼らの力の源が十全に生かされる世界律で 成り立っている所、だそうだ。 深月が異様に反応しているのが奇妙だった。 雰囲気は近未来の工業地域、といったところだった。 たしかに何者かの動いた形跡があるので探っていると 左手に巨大な機械腕を装着していた。 人懐こい犬を思わせる小柄な体型、濃紺の髪と瞳、 向日葵のような鮮やかさの黄が映える鎧と巨腕、 と観察していると後ろから不意打ちを食らった。 金のポニーテールに黒い瞳、銀をあしらった豪奢な衣服、 両手それぞれに装飾華美な小太刀。 なによりどことなく金...
  • 業務日誌/2012年12月11日/清濁混在
    #blognavi 三木の求めに応じた魔王は鉄道馬鹿だけだったがついでに蠅の王が くっついてきた。あいつは本当に色々なことに首をつっこみたがる。 空腹女や子供宰相、その話を補足する鉄道馬鹿の書物によって ヒュプノクリーチャーの核がまだどこかに存在している可能性が浮上した。 姫さんが言うにはその核自体が一つの冥界門のようなものであり、 冥刻王あたりに利用されると非常にまずい代物らしい。 その話をしていると意気揚々と蠅の王が協力を提案してきた。 土壇場で裏切るか、途中で飽きるか、偶発的な失敗をするか、 どれにしても結局足を引っ張られそうなのだが、すでに 鉄道馬鹿の助力を得てしまっている以上断ることはできなかった。 姫さんはこの世の終わりがくるかのように猛烈に反対したが まあ彼女らの因縁上しかたのないことと諦めてもらおう。 姫さんの言う借りと思...
  • 業務日誌/2012年04月15日/霊媒姫
    #blognavi 記憶から推測できる対象に話を聞いたところ、正解だった。 霊のようなもの、存在しない敵性痕跡、見つからない記録。 深宮ではあまり馴染みがないが少し前から増え始めた ウィザードの新しい力、たしかメディウムとかいうものだったはずだ、 メディウムはノアにつながる力、 それによって導かれた存在だという噂がある。 それを思い出した時に金の林檎のことを連想した。 シズルを動かす力がまさにそれだったことを思い出し話を聞いてみると 何か騎士の幽霊のようなものを召喚してみせた。 彼女曰くアインヘリヤルと交信し力を借りているとのことらしいが どこをどう見ても報告通りのメディウムだった。 彼女は本気で言っているが明らかに英霊ではなかろう。 この事実を引き出すまでに六時間以上の会話を行った。 彼女の言動は、やはり俺にはついていけない。 そして、彼...
  • 業務日誌/2012年07月07日
    業務日誌/2012年07月07日/存在しない記憶 #blognavi
  • 業務日誌/2012年03月01日
    業務日誌/2012年03月01日/解放を望む存在 #blognavi
  • 業務日誌/2012年08月27日
    業務日誌/2012年08月27日/介入する存在 #blognavi
  • 業務日誌/2011年03月28日
    業務日誌/2011年03月28日/存在を奪う空間 #blognavi
  • 業務日誌/2012年03月05日/世界の管理者
    #blognavi いつもの集会でノアのことについて相談すると 流馬がそれはどうにもならないし、どうする必要もないと言い出した。 ゲイザーが消えて空いた席に座っただけの存在、 自然現象の一種みたいなものだと言っていた。 どうにかできるタイミングでどうにかできる人物がどうにかする以外に どうにもならないのだから気にしていてもしかたないのだそうだ。、 それをどうにかしようとするのは一生をワクチン開発に捧げる研究者のように 一生をノアに捧げる求道者になるのと同じだと締めくくった。 集会が終わった後に真意を聞き質すと アレらは人間をまったく気にしていない、重要なのは幻夢神だけだと断言した。 根拠はゲイザーの元で覚醒者となったという改変前の記憶らしい。 アレらにとっては等しくその辺りに転がっている使い捨ての駒という認識のようだ。 姫さんですら少し使い勝手の良い駒とい...
  • 業務日誌/2007年04月29日/世界最後の月
    #blognavi 準備は整った。 勝算はある。3つの仕事の最後の仕上げ。 「偽りの月」アンゼロットを討つ。 朱音ちゃんから最後の連絡があった。 「アンゼロットが動き出した」と。 二大神から預かり、ライラックから受け取った、2つの創造器、「蒼紅/偽りの月」はすでにアカネさんと叢雲さんに渡した。 これで万一「宝珠/偽りの月」が発動・解放しても、かつてと同じく再封印することができる。 因果の「諸元」と「悠久」から切り離してしまえば、この世界と二度と交わることはできないから。 だが、それは同時に「真昼の月」の消滅を意味する。 「真昼の月」アンゼロットを失えば、いずれ世界は裏界の侵略に屈することになるかもしれない。 「宝珠/偽りの月」に封じられていた現神が長い沈黙を破り、異界の檻さえも抜け出したのは、おそらく深宮が最後に残されたあの...
  • 業務日誌/2006年09月28日/星海に彷徨う者
    #blognavi ファー・ジ・アース、私たちの世界は異世界の住人からはそう呼ばれている。 そして、ファー・ジ・アースを含むいくつもの異世界が浮かぶ世界がある。 "普通の"物理常識でいうところの、地球と宇宙空間のような関係に似ていると理解すればいい、と琴ちゃんが言っていた。 (・・・順応性、というのは度胸だなぁと思った。) つまり、この世界の外は広大な空間であり、そこを巡航すれば目的地に着く、というのが私たちの世界間跳躍方法だった。 "世界のない場所"、そこには世界のなれの果てほどの大きさの陸や小宇宙のようなものまで浮かんでいた。 そこで私たちは、"彷徨う者"たちと出会った。その正体が何だったのかは今となっては確かめようがない。 おびただしい数の声を聞き、果てしない量の力を見た気がする。 ...
  • 業務日誌/2009年12月08日/Mark-Loki=7 アグニー
    #blognavi 折衝は意外なほど順調に済んだ。 人造人間のほうは黒い根からの解放を行った俺と無限殺しに恩義を 感じているらしく、ある程度の自由を保証されれば無限殺しの配下と なっても構わない、とまで言ったがそれは俺が止めた。 ただ、Mark-Lokiだけは存在根源であるのでそれを他者に預ける わけにはいかない、というところだけは譲れないとのことだった。 汎用1番艦Mark-Lokiの代わりに、主の復活によって起動可能となった 補助2番艦、タイタン 殲滅7番艦、アグニー 護衛8番艦、オークニー の3隻を無限殺しに譲渡してもよい、という約束を取り付けた。 他の艦は轟沈、爆散、行方不明などになっているからこの3隻なのだそうだ。 一方の無限殺しだが、意志のある人造人間達を支配したいわけではなく、 手に入れたMark-Lokiが自身の自由にならない...
  • 業務日誌/2009年11月17日/奪われた超時空妖塞Mark-Loki
    #blognavi 無限殺しがGazer-Xという高位存在から継承した(本人曰く奪い取った)存在因子がある。 第四世界の地上で見た精霊船に近いが、あれよりももっと圧倒的な力を持つ移動要塞で、 無限殺しは「超時空妖塞Mark-Loki」と呼んでいた。 前回ラース=フェリアに送ってもらった時には気づかなかったが、どうやらGazer-Xは この要塞に世界律の違う何かを封印していたらしい。 第八世界に居場所を持たない無限殺しが自身の住居として要塞を利用しようとして 船内を探索していた際にその封印を解いてしまったらしい。 要塞はソレに乗っ取られ、無限殺しは奪還のために要塞の全機能を停止し 終末事件から現界突入まで潜伏していた狭界「アースガルド」に不時着させた。 無限殺しからの連絡を受けて駆けつけた時、要塞は真っ黒な木の根のようなものに覆われていた。 そして無...
  • 業務日誌/2010年02月04日/狂人二人
    #blognavi 目が覚めると手術台の上だった。迎撃から帰還した師匠が すんでのところで助けてくれたのでなんともなかったが、 俺はかなり危険な存在に変身させられるところだった。 マリアにライラック(未来)から預かった探知機のことを 問われ、一緒に博士のところに返却に行ったのが間違いだった。 博士がオメガを発見する時に使用して壊れると予測していた、と話すと マリアがオメガという存在に興味を持った。 世界を闇から引き上げるだけの光の力を持ったものであると聞くと、 マリアは人為的に創造することを提案してきた。 もし失敗してもその強さを防衛力に回せるなら本物が届くまで 十分な戦力になるので損はない、と言い、何かを考え始めた。 博士もできる要素はあると言い出したので、俺も話にのることにした。 終末を一気に終わらせることができるならそれにこしたことはない、と そう...
  • 業務日誌/2012年03月02日/善ではなく、悪でもなく
    #blognavi アプフェルツヴェイグは残った。だが、採用取り消しになった者もたくさん出た。 魔術的な母体であったゴルデナーアプフェルが失われ、ただの一般企業になった会社に 多くのウィザードを抱える余裕も意味もないからだ。 それでも、表の顔として就職を希望するウィザードには席が用意されたそうだ。 昨日巫女さんから緊急の連絡が入った時には驚いた。 別口からゴルデナーアプフェルの世界滅亡、正確に言えば表界滅亡計画が露見し、 全面対決に到ったため、戦力として深宮にも出撃指令が下ったからだ。 俺達に与えられた任務はアプフェルツヴェイグ日本支部からの援軍出撃阻止。 同時に俺は同社から緊急の呼び出しを受けていた。 おそらくは実際に援軍を組織していたのだろう。さすがにそれは無視した。 同僚になるはずだった者達との戦いは正直厳しかった。 あの特殊な月衣は...
  • 業務日誌/2011年10月14日/人造人間の消失
    #blognavi 最近見かけていないと思ったが赤青金が人々の記憶から消えていた。 天津の家があった場所は空き地になっていた。 ヴァルキリーがこの世界から消えた余波なのかもしれないが、 昴と正義という存在から派生した者達を覚えているのは どうやらもう俺だけのようだった。 カテゴリ [事件] - trackback- 2011年10月14日 00 13 51 #blognavi
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