シェイピング


 正の強化や負の強化、また消化などを組み合わせておこなう複雑な行動を条件づけする方法をシェイピングという。
シェイピングはオペラント条件づけの技法の一つであり、動物園や水族館での曲芸にも応用されている。学習指導法であるプログラム学習の原理でもある。スモールステップの原理によって簡単なものから身につけ、その都度、強化していくというものだ。
例えば、犬にお手を教え込んでから、待てとお手を組み合わせたり、その後に一回回ってワンと言わせるなど徐々に複雑な行動をさせる際に強化と消化を利用する。
臨床心理では行動療法の中で用いられる。


めぐみ
最終更新:2008年04月13日 20:56