心のノート
「心のノート」とは、
道徳教育重視の視点から、2002年(平成14年)3月に作成され、
小学校・中学校のすべての児童生徒に配布されているもの。
- 小学生向け(1・2年生、3・4年生、5・6年生)3種類と中学生向けの4種類がある。
●活用●~2003年
文部科学省初等中等教育局長名より~
「心のノート」は、「児童生徒が身につける道徳の内容を、児童生徒にとってわかりやすく表し、
道徳的価値について自ら考えるきっかけとなるものであり、学校の教育活動全体において活用され、また、学校と家庭等が連携して児童生徒の
道徳性を育成に取り組むよう活動だれることを通して、道徳教育の一層の充実を図ろうとするもの」である。
●扱い●
以上のことにより、
教科書と同じような扱いをするのではなく、あくまでも児童生徒が自ら道徳価値について考えるきっかけを提供するものである点に留意しなければならない。
●道徳の時間において●
①児童生徒が自主的に学習に臨むことにより、主題に対する興味・関心を高め学習への意欲を高めることができる
②服読本などの内容や道徳的価値について、児童生徒の理解を深めたり、学習した内容をまとめたり、考えを整理したりすることを助けることができる。
③児童生徒が道徳の時間の学習を継続的に振り返ることができ、また自ら心の成長を記録することができる。
これらにより、「心のノート」を活用することによって期待されている。
最終更新:2007年10月27日 23:08